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社内失業 とは

【社内失業とは?】うつとの関係性や失業時の対処法をご紹介

皆さんは「社内失業」という言葉をご存知ですか?これは出社しても、社内で自分の仕事がない状態の事をいいます。人員計画不足で仕事の割り振りや、誰に教育させるかが定まっておらず結果社内失業になるパターンが多いようです。今回は、そんな社内失業とうつの関係性などをご紹介するので、ぜひご一読ください。

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社内失業とは

この記事では、社内失業とうつの関係性について紹介します。また、実際に社内失業してしまった場合の対処法についても紹介しますので、この記事を読んで万が一自分が社内失業してしまった場合に備えましょう。


まず、社内失業とはどんな状態のことなのかを確認しましょう。

社内失業とはどんな状態をいう?

社内失業とは、会社に出社しても、自分のやるべき仕事がない状態のことです。企業としては社員に給料を払っている立場にあります。社内失業状態の社員がいることは、給料の払い損になりますので決して望ましい状態ではありません。

社内失業をしてしまう原因とは

新入社員、特に中途入社によくあるパターンとしては、人員計画がしっかり組まれておらず、どのような仕事を任せるか、誰が教育するのかなどの部分があいまいなまま入社し、結果社内でやることがない状態になるケースがあります。人事部と現場の連携不足などにより陥るパターンです。


また、計画はしっかり組んでいても、仕事が忙しくなり、教育する時間が取れず、その間新入社員のやることがないまま時間が過ぎていくというケースもあります。


非常に危険なパターンとして、上司が部下に仕事を与えないことで社内失業に陥るケースもあります。これは部下の仕事ぶりが気に入らなかった場合などに、上司が部下の仕事を全て取り上げることで発生します。一種のパワーハラスメントと言える状況であり、仕事が無くなった社員にとっても精神的な苦痛が伴うため、うつ病などの原因にもなりうる危険な状態です。


また、会社によっては、「クビにしたいが簡単には出来ないので、自分から退職を言い出すようにわざと仕事を取り上げる」といった非常にブラックな企業もあるようです。


このように、社内失業には図らずして陥ってしまうケースもあれば、上司が故意に発生させるケースもあります。

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社内失業とうつの関係

では、社内失業とうつにはどのような関係があるのかを確認していきましょう。

社内失業した人はうつになる可能性がある

社内失業によってうつになってしまう可能性は十分あります。特に仕事に対してまじめな性格の人ほど、深く考えてしまう傾向にありリスクが高いですが、どんな人でも起こりうる病気です。

なぜうつ状態に陥ってしまうのか

社内失業とは、社内での孤立を意味します。やることがないのに会社にいなければならない状態というのは、精神的に非常に辛いです。


自分は出社してもやることがない、しかし周りの社員は忙しそうに仕事をしている。こういった状態が長く続くと、モチベーションが下がり、ネガティブな考え方をするようになります。


そのような負のサイクルを繰り返すうちに自分自身の存在自体に悲観的な感情を持つようになります。やがて思い詰めてうつ病を発生してしまうことがあるのです。

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社内失業してしまったときどうすれば良いか

それでは、社内失業してしまったときはどうすればよいのか、脱出する方法とすべき対応を紹介していきます。

社内失業からの脱出方法

社内失業から脱出する方法は大きく分けて2つです。


今の会社で新しい仕事を探す
今の職場で新しい仕事を探す場合は、積極的に自分から動くことが重要です。パワハラによる社内失業でない限り、積極的な姿勢は評価されるはずです。

小さな仕事でも良いので、繰り返すことで相手方にまた仕事を頼みたいと思わせることで、少しづつ自分の仕事も増えてくるでしょう。

それでも仕事がいまいち増えない場合は部署移動を上申してみましょう。


新しい職場を探す
今の会社の環境が辛い、社内の人との関りを持ちたくない場合は早めに今の会社に見切りをつけて転職するのが最良と言えます。

持っているスキルがあるのであれば、そのスキルが錆びないうちに別の場所で発揮する方が自分の為にもなるでしょう。


どちらにしろそのまま時間が過ぎるのを待つより、自分で行動を起こし、現状を変えていくことが大切です。

会社、家族、専門家etc…困ったとき誰に相談すべき?

社内失業に陥っていると感じたら、まずは同僚や上司に相談してみましょう。上司が状況を把握していない場合もあるので、解決に導いてくれる場合もあります。


社内の人間に相談が出来ない状態であるときは家族に相談してみるのもありです。家族は心の支えとなってくれる存在ですので、悩みをため込まずに吐き出すのも大切です。


上司のパワハラによる社内失業ということが確実で、会社での解決が困難である場合は弁護士に相談するのも1つです。

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社内失業と法律

社内失業は法律上は問題となるのか、どのような法律が関係してくるのかを確認していきましょう。

社内失業は法律で対処できる?

社内での仕事が無いことの原因が自分自身ではなく、上司による故意のものである場合は、パワハラとなる可能性があります。パワハラであれば精神的苦痛を与えたとして、名誉棄損罪となる可能性もゼロではありません。


また、「個別労働関係紛争の解決の促進に関する法律」に基づく3つの紛争解決援助制度というものがあり、都道府県労働局で「あっせんの申請」を行えば、紛争当事者の間に労働問題の専門家が入り、双方の主張の要点を確かめたうえで、話し合いの場を設けてくれます。

それにより、部署移動するなど、自分の労働環境改善のための対応を会社に執って貰うことが出来る制度です。裁判より手続きが簡単で、早く対応することができます。

法的手続きを取る場合にまずすべきこと

訴訟などの法的手続きを取る前に、パワハラでの悪質性を認める為には、証拠が必須になります。社内失業によってうつ病になってしまった場合は、診断書などを用意し、パワハラを立証する必要があります。

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まとめ

以上、社内失業とうつの関係について紹介させて頂きました。社内失業に陥ってしまった場合は、出来るだけ早く然るべき人に相談するようにしましょう。長引けばその分うつになるリスクが高くなり、自分が苦しい思いをすることになります。


パワハラによる社内失業であれば裁判に持ち込むことも可能ですが、そこまでして会社に残る価値が無いのであれば、転職をするという選択も1つです。

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