
海上保安官の年収は約644万円|エリート出世コースは1,000万も可能!
海上保安官に興味があり「平均年収が知りたい」「新卒の初任給はどれくらい?」と思う方もいることでしょう。本記事では、2024年1月時点で公表されている情報をもとに、海上保安官の月収・新卒の初任給・ボーナス・乗船手当など、給料の詳細について学歴・階級・年齢別に詳しく解説します。エリート海上保安官がどのような出世コースを歩んでいるのか、海上保安官パイロットについても解説していきます。海上保安官になりたいとお考えの方はぜひご参考にしてください。
海上保安官の平均年収は約644万円
ここでは、海上保安官の年収について以下の順番でご紹介します。
- 海上保安官の平均年収
- 海上保安官の月の手取り額
- 海上保安官の新卒の初任給
では、順番にご紹介します。
海上保安官の平均年収は約644万円
平均年収 | 約644万円 |
平均月収 | 約41万円 |
ボーナス | 約152万円 |
平均年齢 | 40.1歳 |
平均経験年数 | 18.7年 |
参照:
人事院 令和5年国家公務員給与等実態調査の結果 - 職員数、平均年齢、平均経験年数及び平均給与月額
国税庁 令和4年分 民間給与実態統計調査
人事院 令和5年 給与勧告の骨子
※ボーナスは俸給に4.5をかけて算出しています。
人事院が公表している、令和5年国家公務員給与等実態調査の結果によると、海上保安官を含む公安職の平均年収は約644万円です。
また国税庁の民間給与実態調査によると、日本の平均年収は約458万円になっています。
そのため、公安職の平均年収は、日本の平均年収より約186万円高いことがわかりました。
海上保安官の月の手取り額は約35万円
海上保安官の月収が約41万円だとすると、月額の手取り金額は約35万円になります。
またボーナスの控除される金額は、ボーナスの約15%と言われています。
海上保安官の平均ボーナスに換算すると、ボーナスの手取り金額は約129万円だと言えるでしょう。
参照:doda 手取りとは?額面との違いとは?
海上保安官の新卒の初任給
学歴 | 初任給 |
大卒 | 23.3万円 |
院卒 | 26.4万円 |
参照 : 海上保安庁 総合職採用情報(令和6年1月時点)
海上保安庁の採用情報によると、海上保安官の初任給は大卒で23.3万円、院卒で26.4万円となっています。
大卒と院卒の初任給の差は約3.1万円です。
また海上保安官には、年2回の期末手当(ボーナス)が支給されるため、大卒と院卒の年収差は大きいでしょう。