
パイロットになるには?条件や難易度・学生や社会人から目指すルートも紹介
パイロットになるにはどのような方法があるのでしょうか?高校生・大学生・社会人からパイロットを目指すルートを紹介します。併せてパイロットになるために満たすべき身体条件や、求められる資質についても見ていきましょう。
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目次
パイロットになるには資格が必要
パイロットになるには資格が必要です。3種類の資格はどのような違いがあるのでしょうか?実地試験の前に満たしておかなければいけない飛行経歴についても紹介します。
自家用操縦士
自家用操縦士は、報酬を受け取ることなく航空機を操縦できるパイロットの資格です。例えば趣味としてグライダーを操縦する人や、自家用飛行機を操縦する人が取得します。
資格の種類 | 年齢 | 受験資格 |
自家用操縦士 (飛行機) |
17歳以上 | 総飛行時間40時間以上 ・単独飛行10時間以上 ・出発地点から270km以上の飛行で、中間で2回以上の生地着陸をするものを含む5時間以上の単独操縦による野外飛行 ・夜間の離陸・着陸・航法の実施を含む20時間以上の同乗教育飛行 |
自家用操縦士 (回転翼航空機) |
17歳以上 | 総飛行時間40時間以上 ・単独飛行10時間以上 ・出発地点から180km以上の飛行で、中間で2回以上の生地着陸をするものを含む5時間以上の単独操縦による野外飛行 ・夜間の離陸・着陸・航法の実施を含む20時間以上の同乗教育飛行 ・オートロテイションによる着陸 |
自家用操縦士 (曳航装置なし動力滑空機) |
16歳以上 | ・単独操縦による3時間以上の滑空、10回以上の滑空による着陸、単独操縦による15時間以上の動力による飛行、10回以上の発動機作動中の着陸 ・出発地点から120km以上の野外飛行で、中間で1回以上の生地着陸をするもの ・失速からの回復方法の実施 |
自家用操縦士 (曳航装置付き動力滑空機) |
16歳以上 | ・単独操縦による3時間以上の滑空、10回以上の滑空による着陸、単独操縦による15時間以上の動力による飛行、10回以上の発動機作動中の着陸 ・曳航による30回以上の滑空 ・失速からの回復方法の実施 |
自家用操縦士 (上級滑空機) |
16歳以上 | 単独操縦による3時間以上の滑空 ・曳航による30回以上の滑空 ・失速からの回復方法の実施 |
事業用操縦士
事業用操縦士は報酬を受け取れるのが自家用操縦士との大きな違いです。仕事としてパイロットになるには、事業用操縦士以上の資格を持っていなければいけません。
機長以外のパイロットとして航空機を操縦できる他、操縦者1人で操縦できる航空機であれば機長も務められます。
資格の種類 | 年齢 | 受験資格 |
事業用操縦士 (飛行機) |
18歳以上 | 総飛行時間200時間以上 ・機長としての飛行100時間以上 ・出発地点から540km以上の飛行で、中間で2回以上の生地着陸をするものを含む20時間以上の機長としての野外飛行 ・機長としての5回以上の離陸・着陸含む5時間以上の夜間飛行 ・10時間以上の計器飛行 |
事業用操縦士 (回転翼航空機) |
18歳以上 | 総飛行時間150時間以上 ・機長としての飛行35時間以上 ・出発地点から300km以上の飛行で、中間で2回以上の生地着陸をするものを含む10時間以上の機長としての野外飛行 ・機長としての5回以上の離陸・着陸含む5時間以上の夜間飛行 ・10時間以上の計器飛行 ・オートロテイションによる着陸 |
事業用操縦士 (曳航装置なし動力滑空機) |
18歳以上 | ・単独操縦による15時間以上の滑空、20回以上の滑空による着陸、単独操縦による25時間以上の動力による飛行、20回以上の発動機作動中の着陸 ・出発地点から240km以上の野外飛行で、中間で2回以上の生地着陸をするもの ・5回以上の失速からの回復方法の実施 |
事業用操縦士 (曳航装置付き動力滑空機) |
18歳以上 | ・単独操縦による15時間以上の滑空、20回以上の滑空による着陸、単独操縦による25時間以上の動力による飛行、20回以上の発動機作動中の着陸 ・航空機曳航による15回以上および、ウインチ曳航か自動車曳航による15回以上の滑空を含む曳航による、75回以上の滑空 ・5回以上の失速からの回復方法の実施 |
事業用操縦士 (上級滑空機) |
18歳以上 | 機長としての15時間以上の滑空 ・航空機曳航による15回以上および、ウインチ曳航か自動車曳航による15回以上の滑空を含む曳航による、75回以上の滑空 ・5回以上の失速からの回復方法の実施 |
定期運送用操縦士
定期運送用操縦士の有資格者となると、操縦に2人のパイロットが必要な航空機で機長を務められるのは、事業用操縦士との違いです。事業用操縦士にできることも全てできるため、3種類の操縦士の中で、カバーできる業務範囲が最も広い資格です。
資格の種類 | 年齢 | 受験資格 |
定期運送用操縦士 (飛行機) |
21歳以上 | 総飛行時間1,500時間以上 ・100時間以上の野外飛行を含む機長としての飛行250時間以上 ・200時間以上の野外飛行 ・100時間以上の夜間の飛行 ・75時間以上の計器飛行 |
定期運送用操縦士 (回転翼航空機) |
21歳以上 | 総飛行時間1,000時間以上 ・100時間以上の野外飛行を含む機長としての飛行250時間以上 ・200時間以上の野外飛行 ・50時間以上の夜間の飛行 ・30時間以上の計器飛行 |
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