比較的高いが実績による。売ってもあまり変動はないくせ、売らないと給料の下げ幅以上に厳しく詰められる。
上司によりけり。営業所は部長の権限だけが強く、所員は横並びで、中小企業のようなワンマンの風土になりがち。 昭和的な価値観が強く、質より量、根性論が目立つ。顧客も往々にしてそのような価値観でいるため、アップデートがない。故にサービス残業が常態化する傾向にある。
中小企業の経営層と密に付き合えるのは非常にやりがいを感じる。設備投資の効果が出て感謝されることへの喜びは大きい。 他方、昔は窓口として総合的に動いていた営業マンが分業制により担当商品が限定され、顧客と密に付き合うことが社内的に評価されなくなってきている。現場の世代交代により営業の社内的立場が弱まり、顧客からの要望に対しても本社からは既製品での対応を強いられ、きめ細やかなサービスができない。 かといって付き合いはなくならないので休日の展示会対応、納入作業やゴルフは多く、プライベートの時間は取りにくい。有給はおろか代休取得すら上司の胸先三寸。
基本的には上長からの評価がそのまま数字として本社に送られる。本社はそれのみを見て判断する。 数字が人格という標語が未だ根強く残り、他方で安定して実績を残せるような市況、単価ではもはやないため、運の要素に大きく左右される数字だけで能力を見られることになる。 とりわけ中途は即戦力を求められるので風当たりが強い。
独身者は借り上げ社宅に安価で住める。
人事がますます不透明。期末のギリギリに大きな人事異動が突然発令される。拒否権はない。 地域職採用者が入社後すぐに遠方に飛ばされるなどの事態も見られる。
営業の中途採用は正直、来るもの拒まずな印象。新卒採用はかなり厳選されている様子。
直販体制、技術力、総合提案力、海外展開の4点。 直販営業はやりがいが大きく、企業ブランドの力も感じる。技術力に関しては、投資対効果を考えるとそれだけでは差別化とは言えないレベル。ただしユニークで評価の高い技術もあるにはある。 総合的な製品群を有しているため顧客の囲い込みができているが、現在では担当商品の短期売り上げ重視が過ぎ、営業マンにとって総合提案はしづらく、結果として他社に乗り換えられる要因となっているように見受けられる。 キャリアプランが不透明で残業も多く、結果も出しづらい。業界の将来性も怪しいため、積極的に留まる理由が見当たらない。
営業にはインセンティブがあり、実績が良ければ年収は上がる。基本的に個人プレーで裁量かあるのが良いところだが、同時にモチベーションを保ち続けるのは難しい。
営業所の性格、上司のタイプにも寄るが、私のいたところは上司よりも先に帰るのが難しい部署だった。 然しながら独り立ちして実績も上げていれば帰っても文句は言われないと思う。