ごみ焼却の事業において世界シェアナンバーワンというのが強み。設計・建設から運営・アフターサービスまで一貫して事業を行っている。環境の会社でこれだけ製品ラインナップがある会社は珍しいと思う。以上の強みがあるが、逆にいうとごみ焼却事業以外の製品はニッチなものが多く、ほとんどが苦戦を強いられている。
ゴミ処理プラントなど参入障壁の高い事業を扱っていることは安定性という点で強みだと言える。利益率がここ数年伸び悩んでいるが、海外への積極的な投資で今後の利益率改善に期待したい。また、環境分野に直接かかわっている会社であるため、ESGに関わる会社である点も働き甲斐があると感じている。
新規参入は非常に少ない業界ではあるが、業界自体が縮小傾向にあるため先行きに不安をかかえている。複数の製品ラインアップがあるが、いずれも官公庁向けであり、人口減少が進むであろう今後の日本では需要が先細っていくことは間違いない。