年収は若手のうちは少しずつしか上がらないが、係長になることで大幅に上がる。近年は新型コロナウイルスの影響でボーナスが減額されていることに加え、残業時間の制限もあるため、年収が上がりにくいと聞く。
半期に一度目標を設定し、その目標の達成度によって評価される仕組みだが、極めてブラックボックスの評価になっている。上司に気に入られるか、目立つ仕事をしたかどうかが重要である。なお、社外で通用するようなスキルはほとんどつかない。研修制度も充実しているが、この会社で仕事を回すためのものに尽きる。
新幹線の乗車料金が大幅に安くなる。しかし、自社エリアのみ適用となるため、東海道新幹線のみとなる。住宅補助も一定額でるが、他社と比べるとそこまで多くはない。また、リモートワークは原則として禁止となっており、ほとんどの社員は出社しなければならない。また、パソコンは基本的にインターネットに接続されておらず、部署に何台かあるインターネットPCを使用する必要がある。
社会的なインフラを守るためにとても安全に対して厳しい条件を自分たちで設定し守るために努力している会社である。一般的な会社と比べて厳しい部分が多く、保守的な会社であるといえる。特に社員の仕事環境、特にIT関連に関しては世間より10年以上遅れている会社である。数年前までは一般社員はメールを使用させてもらえず、FAXが社内の情報伝達手段の最先端だった。何をするのにもFAXだったのでFAXが故障すると大騒ぎになる状況だった。現在は改善されてメールは使用できるが、社内システムとインターネットは統合されておらず、数台の共用パソコンでしか社外とメールでのやりとりはできない。さらに、インターネットを使用するためには申請が必要であり、職場によっては新入社員等は申請してももらえない。 基本的には、運輸系職員以外はグループの会社などの関係者としか関わらないため、名刺すら作成してもらえない職場も多い。 上記のように、一般的な会社と違うことを念頭に就職したほうが良い会社である。