人事評価制度そのものは文言上緻密に作られており、読んだだけではとても良い制度に思える。しかし、実際の運用は現場に任されており、評価者の考え方次第でどうとでもなるいい加減なものである。評価者の上司によるチェックも十分ではなく、不公平な人事評価がまかり通っており、有能な人材を生かし切れていない。要は、評価者と感情的な馬が合うかどうかが肝心なことであり、そのため、現場では諦めの感情が蔓延しており、活力が失われている。
実力主義を謳ってはいますが、昇格には明言していませんが、実質的に勤務年数の要件が強く考慮されており、年功序列の色合いが強いです。ただし、成果を出しても昇格はそれほど早くなりませんが、成果を出さないと昇格が遅れるor昇格できない制度ですので、ある意味では実力主義と言えるのかもしれません。 また、基本的に部署内での相対評価のため、優秀な人材が集まっている部署では不公平感が強いです。