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小さな会社を経営しております。プログラマーです。 ビジネスモデルという話は、ビジネスとは何か?という定義によって、違う考え方をとることができるのですけど、ひとつの定義としては「ビジネスは問題を解決するものだ」といえます。 問題解決は、問題と解決のペアで構成されます。(特許などもそのように書きますね。) 問題は「中小企業が人手不足で人材が集まらない」だとか「ビジネスモデルの考え方がわからない」だとか、「ライブハウスに出演する人達がバイトして出演料を払ってしまい、集客しようとしない」だとかいろいろあります。 解決方法もひとつの問題に対してたくさんの解決方法があります。「人材が集まらないなら、今いる人達で効率良く仕事を回す方法を考えよう」とか「応募する人を増やすために広告を打とう」だとか。 また、解決方法(つまり商品)を持ってる場合に、商品で解決できる問題(つまり顧客)を探すのでもよくて、前後はどちらでも問題と解決をペアにすればいいです。 そんなペアはいくらでも思いつくことは可能ではありますけど、実行可能なのか?継続可能なのか?実行したいか?達成して嬉しいかどうかは別問題です。 一方で起業ということで言うなら、別に役所に定款をもってゆくのに他の人がやってない新しいビジネスモデルなどなくてもいいので、そんなのにこだわる必要あるんでしたっけ?というのは重要な検討項目かと思います。
起業支援やってます。同じようなご相談を受けることがとても多いのですが、世の中の解決されてない課題や見過ごされてる課題を探す癖をつけると良いと思います。 例えば、メルカリは女性にとって安心で使いやすい中古品売買の仕組みがないことに気づきました。ラクスルは印刷業界では当たり前すぎて誰も見向きもしなかった課題(不明瞭な見積もりや印刷機器の低稼働率など)に着目したことで生まれました。Freeeは零細企業が本当に必要とする会計ツールが存在しないことに気づきました。QBハウスは散髪に1時間かかるのは嫌だという人がいることに気づきました。 これ全部誰かの困りごとです。解決されてない課題って日常に山ほど転がってますよ。そういうものを自分のスキルやノウハウで解決できないか?と考えていった先にビジネスモデルは浮かび上がってきます。