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回答3件
ITコンサル(開発経験もあり)と社内SEの両方の会社で勤務した経験があります。 社内SEも職種が沢山ありますので、どの職種で社内SEとして働きたいかによって、必要なスキルセットは全然違ってきます。 例えば、システム企画やユーザ側のプロジェクトマネジメント業務メインで、設計からリリース作業まではベンダーの成果物のレビューのみという場合もあれば、自社開発社員を抱える企業もあります。また、上場企業であれば、法律に基づく内部統制という仕組みに則って仕事をしないといけないので、社内SEが簡単にシステムインフラにログインして調査や作業はできません。 質問者さんのスキルセット(今までの職歴がフロントエンド、サーバーサイドとwebアプリ開発のエンジニア)だと、自社サービス開発を自社社員で行う企業が合うと思います。ユーザ企業に開発部隊はおらず、自社は上流工程のみでベンダーに開発を発注するタイプだと、技術スキルよりは特定業界の特定業務知識が深く必要になってきます。で、その業務知識をベンダーに正確に翻訳して伝えることが期待されています。
webのシステムを想定して回答しますが、ご自身でもおっしゃっているとおり、保守運用が入るのが一番のポイントではないでしょうか。 まず運用をする際は、アプリケーションよりも下のレイヤーの知識があった方がよいです。システムが遅い時に、サーバーのスペックの問題なのかネットワークの問題なのかデータベースの問題なのかなどを判断して改善するための知識です。 運用の自動化や監視に役立つ知見もあるといいと思います。基本のシェルスクリプトや、いろいろなツールなどです。 また、データ抽出なども依頼されたり、自分たちでしたりするので、多少複雑なSQLをかけたり、初歩的な分析のスキルがあったりするといいと思います。 あとは、システム屋と言ってもビジネス寄りになるので、その業界の知識や持論はあった方が良いと思います。