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回答2件
おそらくネットでSESという言葉のネガティブな部分を目にしたのだと思います。それには誤解といいますか業界人にしかわからない機微があります。 SES(System Engineering Service)とは、本来はエンジニアの技術力を提供して、契約者のご支援をするサービスです。一般的には準委任契約(成果物の完成責任を負わない)となります。そのため、この時点でコンサルタントをSESで派遣する、という日本語はおかしくなります。「コンサルタントが準委任契約でお客様の課題解決をご支援する」という表現なら正しいですが、コンサルタントをSESで、と言うと、コンサルってエンジニアだっけ、と疑問符がつきます。 SESがネガティブにとらわれるのは、受託開発(SI)の多重請負の話です。業界に入るとわかりますが、例えばあるシステムを開発したいお客様がいたとして、お客様は1次請ベンダー(プライムと呼ばれますが、名の知れた大手の企業が多いです)に発注します。1次請ベンダー自体は開発力を持たないケースが多いので、それを2次請ベンダーに再委託します。2次請ベンダーも自社の社員だけでは賄えない場合が多いので、3次請ベンダーに再々委託します。このあたりから、SESをほぼ専業にやっている会社、言い方は悪いですが中小~零細の企業が登場します。ひどい場合は4次請5次請が出てくる場合もあります。SES専業というのは、自社開発をせず、エンジニアを人月いくらで提供する会社のことです。日本のIT業界にはそのような企業がたくさんあります。ネットでSESがブラックだ、浮かばれない、というのはそういった会社を指す場合が多いです。 質問者さんは「総合コンサルのITよりの企業」ということですので、アクセンチュアあたりでしょうか。それであれば気にしなくていいです。
派遣と準委任契約(SES)は違いますし、何をもって転職できず、這い上がれないのか分かりませんねぇ…。 コンサルも大手のSIerも要件定義やPMO、保守開発案件はSES(準委任契約)で行うのが当たり前ですし、そもそもこれらの職種自体がアウトソーシングの一部ですけど…。 大手や有名企業であれば給与に相応したハイレベルな作業が求められますし、どこぞの知らぬ中小企業ならば実質特定派遣と同じような感じになったりもします。 一体何にお困りなのでしょう?