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派遣社員は雇用の調整弁の役割があります。 正社員は法律上クビにしにくいので、その分採用には慎重になります。 一方、派遣社員は比較的クビにしやすいので、景気のいい時に一気に増やし、景気の悪い時には数を減らす、ということができます。 ここ数年アベノミクスで景気が上向いていますから、派遣社員が増えるのは自然な流れです。(イギリスEU離脱で景気がどう振れるかわかりませんが...)そもそも派遣社員を規制したところで、不景気の時に彼らが正社員になりやすくなるわけではないです。 >派遣は給料も少ないし、上がらないし、ボーナスも無いから、派遣にはならないほうが良いって聞いたんですが、派遣ってそんなにダメなんでしょうか。 特別なスキルの無い派遣社員は残念ながら給料少ない上がらないボーナスも無いでしょう。(そのような人が正社員になったところで厚遇されるかと言われるとやっぱり微妙ですが。。。) 反対に高スキル(プログラミングがすごくできる、英語がすごくできる。。。等)の非正規雇用は正社員より高い給料で迎え入れられます。本来、派遣社員ってこういう働き方だと思うんですけどね。 また、「ダメ」といいますが何を持って「ダメ」というかは人それぞれです。週5フルタイムで働けない人間にとっては、正社員こそ「ダメ」な働き方ですよね。 また、「正社員を安直にクビにできないから結果として逆に正社員が増えないのだ」といって、逆に正社員の解雇規制の緩和を唱える人もいます。世の中にはいろいろ主義主張・信条が違う人がいるので、そう簡単に規制をすることは難しいですね。
景気が良くなると、企業に仕事が増えます。 そうすると労働力を確保するため人を採用するのですが、景気の先行きが見えない中で正社員を採用するのは、上の方も仰っているように解雇しづらいのでリスクとなります。 そこで、まずはアルバイトや派遣社員といった非正規雇用を行って労働力の確保を行うことになります。 これは悪いことではなく、本来であれば正社員として採用される能力や経験が無い人が雇用の機会を得ることが出来ます。 さらに景気が上向き、好景気になると就職率が100%に近づいてきます。そうなると労働者側の立場が強くなるので、アルバイトや派遣社員として求人を出しても採用できなくなります。(労働力の枯渇) 企業は労働力が必要になるので採用しなくてはなりません。そのため、正社員や高い給料といった良い条件を出して募集することになります。 結果として、アルバイトや派遣社員として働いてきた人たちが正社員として働けるようになるはずです。 なので就職率が良くなることはとても重要なことで、派遣を規制して就職率を下げるより、ハードルを下げて就職率を挙げたいのです。 何よりも、継続的に景気を良くし続けることが大事なんですね。 そのためには、働く人たちも企業が稼いで景気を良くするために成果を出せるようにならなくてはいけません。 派遣という仕事は確かに責任のある仕事やスキルが身に付きづらいので、自己研鑽によりスキルを身につけて正社員を目指したほうが良いと思います。 なので、派遣と正社員が選べるなら最初から正社員になったほうが良いと思いますよ。
たくさんの派遣さんと一緒に仕事をしてきましたけど、派遣という生き方を好きで選んでいる人もたくさんいました。特に女性です。いずれ結婚するし、正社員だと責任が重たいし、まあ自分ひとり生きていけるくらいのお金が稼げるそれなりの仕事でよいという人にはアリな選択肢だとは思います。 派遣がなぜ増えているかの回答ではありませんが、派遣という生き方に対する一つの見方として回答します。