
書店員とは|仕事内容・年収・なり方・資格などを解説します
皆さんは書店員に関する詳しい知識をご存知ですか?小説や雑誌などの書籍が好きな人は、書店員の仕事に興味を持つ人も多いでしょう。そこで、今回の記事では書店員の仕事内容や書店員になる方法、書店員になるために取得しておくと良い資格、就職・転職について紹介します。
書店員の仕事内容
書店員の仕事内容は、レジに立って書籍を販売するだけではありません。
主な仕事内容を5つ紹介します。
- レジでの接客
- 本の情報を仕入れる
- イベントの企画・運営
- 売り場を作る
- 出版社への対応
書店員の仕事内容は、来店したお客さんに書籍を売ることです。
レジでの接客とは、書籍にカバーを付けたりしおりを渡したりといった仕事を行います。
取り寄せや予約をしていたお客さんの対応や、本の場所を聞かれた際にすぐに案内できるように売り場全体を把握することが重要です。
また、テレビや雑誌で紹介されている本を購入しに来店するお客さんが多いため、新刊や注目を集めている書籍の情報をこまめにチェックしなければなりません。
書店のコンセプトや規模によっては、小さな子どもに読み聞かせるイベントを開催していたり、著名人の出版イベントやサイン会が開催されたりすることもあります。
さらに、書店の売り上げをあげるための売り場を作る作業も、書店員の大切な仕事です。
本をどのように積むか、どのようなデザインのPOPを作るかなどを検討します。
売り場次第では、新刊ではなくても相当数を売り上げることがあるのです。
売り場作りとしては、ホコリを払うといった掃除、整理整頓、人気のある本を確認して他の書店員と情報を共有するなども挙げられます。
ほかにも、ビニールの袋をかぶせる作業、雑誌に付録を挟む作業、在庫管理や出版社への本の返送など、さまざまな業務を行うことが特徴です。
出版社の営業担当者は、新刊や販売数の多い書籍を教えてくれるため、発注担当になった場合には出版社の人間と接する機会が増えます。
ただし、営業担当者に案内された本をすべて発注すると在庫が増える可能性があるため、在庫の確認や自分が働いている書店で人気のあるカテゴリーなどを総合的に見て判断しなければなりません。
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