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自衛隊になるにはどうすれば?その方法と適性を紹介

自衛隊には、様々なバックグラウンドの人が所属しており、今も日本の安全を守ってくれています。そんな自衛隊に憧れ、自衛隊を目指す人も多いのではないでしょうか。そこで今回はそんな方に向けて、自衛隊になるための条件や向いている人の特徴について解説していきます。

自衛隊になるには?



自衛隊になるための方法は様々で、応募方法は大きく分けて3つ挙げられます。
 

  1. 高校卒業後に自衛官に応募する場合
  2. 大学卒業後に自衛官に応募する場合
  3. 自衛官育成専門学校に通う場合


それぞれについて詳しく紹介していきます。

1.高校卒業後に自衛官に応募する場合

高校卒業後に自衛隊になるためのルートは「自衛官候補生への応募」と「一般曹候補生への応募」と2つあります。

まず、自衛官候補生に応募する場合、高校卒業後に自衛隊の入隊試験に合格することが必要です。

この試験では、以下に挙げる試験が行われます。

  • 筆記試験
  • 口述試験
  • 適性検査
  • 身体検査及び経歴評定


試験の難易度としては、そう難しいものではなく高等学校までに学習する範囲から問題が出題されます。

自衛官候補生になると、3ヶ月の訓練を受けた後に陸上・海上・航空のいずれかの自衛隊に入ることになります。

次に、一般曹候補生に応募する場合も試験に合格することが必要です。

一般曹候補生の入隊試験では、1次試験と2次試験に分けられて、以下の通りに試験が行われます。

  • 1次:筆記試験及び適性試験
  • 2次:口述試験及び身体試験


こちらも高校を卒業後に受験することが可能ですが、自衛官候補生ではなく一般層候補生であるため、難易度は高く入念に勉強をしておくことが必要でしょう。

一般曹候補生は将来の幹部候補を育成するコースであり、入隊後は2年9ヶ月の訓練期間を経てから陸上・海上・航空の部隊へと配属されることになります。

2.大学卒業後に自衛官に応募する場合

大学卒業後に自衛隊になるためには、「自衛隊幹部候補生」へと応募する方法も選択することも出来ます。

というのも、自衛官候補生や一般幹部候補生は18歳から33歳未満を応募可能としていますが、自衛隊幹部候補生は大学、または大学院卒業者が対象となっているからです。

自衛隊幹部候補生には以下に挙げる3つの分類があります。
 

  • 一般幹部候補生
  • 歯科幹部候補生
  • 薬剤科幹部候補生


これらの自衛隊幹部候補生に応募する場合も、入隊試験に合格することが必要です。

また、自衛隊幹部候補生に応募する場合には以下の試験を受けなければいけません。
 

  • 1次試験:筆記試験
  • 2次試験:小論文試験、口述試験、身体検査


どの分野の自衛隊幹部候補生に応募する場合でも、専門的な知識を問われるためしっかりと対策をしておく必要があるでしょう。

自衛隊幹部候補生として自衛隊に入隊した後は、一定期間の教育を受けた後に一般幹部候補生は3等陸・海・空尉に、歯科・薬剤幹部候補生は2等陸・海・空尉へと任命されます。

3.自衛官育成専門の学校に通う場合

自衛隊育成専門の学校に通って自衛隊へなる方法もあります。

このような自衛官育成専門学校の代表的な例として、防衛大学校が挙げられます。

防衛大学校は学費が無料であり、さらに防衛大学校の学生は国家公務員に該当するため、学びながらも一定の給料が支払われます。

幹部自衛官になるための勉強をしながら一定の給料も貰えるというのは、非常に稀なことと言えます。

防衛大学校に入学するためには、推薦または採用試験に合格する必要があります。

試験を受けられるのは21歳未満の者で、中学あるいは高校を卒業した者に限られます。

試験内容としては、学力試験、口述試験が行われますが、入学試験の倍率は非常に高くなるため、簡単に入学できるとは限りません。

しかし、防衛大学校への入学が非常に困難なため、卒業後は3等尉と同等の幹部自衛官になることができます。

幹部自衛官を目指している方は、まずは防衛大学校に入学することを目指しましょう。

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自衛隊になる上での様々な条件



自衛隊になるためには試験に合格する以外にも身体的な条件もクリアしなければなりません。

具体的には以下の条件が主なものとして挙げられます。
 

  • 身長155㎝以上
     
  • 肺活量3,000cc以上
     
  • 視力(両側とも裸眼視力が0.6以上又は裸眼視力が0.1以上で矯正視力が0.8以上あるもの、裸眼視力が0.1未満は屈折度測定により評価する)
     
  • 聴覚(正常なもの)
     
  • 色覚(色盲又は強度の色弱でないもの)
     
  • その他健康上の条件


他にも血液検査や尿検査、胸部X線検査などの健康上の条件もクリアしなければならないため、心身ともに健康であることが自衛隊になるための条件であると言えるでしょう。

また、自衛隊に入る際には年齢制限も存在します。

年齢制限は入隊方法によって異なりますが、募集が行われているコースの年齢制限は最高でも33歳未満となっています。

自衛隊への入隊を志している方は、早めに募集要項を確認し自分にあった募集を選択しましょう。

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自衛隊に向いている人って?



ここでは、自衛隊に向いている人の特徴について解説していきます。
 

  1. 体力に自信がある人
  2. 協調性のある人
  3. 国家を守ることにやりがいを感じられる人


それぞれについて詳しく紹介していきます。

1.体力に自信がある人

自衛隊に向いている人の1つ目の特徴は、体力に自信があることです。

自衛隊は、緊急時には過酷な環境での活動が予想されるため、平常時から厳しい訓練が行われます。

基本的に体力がなければ、いざというときに充分に力を発揮することができません。

そのため、自衛隊には体力に自信がある人が向いていると言えます。

もちろん、訓練を積み重ねていくことで体力を付けていくことも十分可能ですが、あまりにも体力がなければ、自衛隊の訓練にもついていけません。

あまり体力に自信のない方は、入隊前にある程度の体力をつけておきましょう。

2.協調性のある人

自衛隊に向いている人の2つ目の特徴は、協調性があることです。

自衛隊は基本的に集団行動で日々を過ごします。

グループ内での連携はもちろん、他の部隊と連携しながら訓練や日々の活動にあたることがほとんどです。

そのため、自分のことだけではなく、周りの人を思いやることができる人の方が向いていると言えるでしょう。

特に、防衛大学校などでは宿舎でも同じ幹部候補生と生活を共にするため、一人の時間はほとんどありません。

いかなる状況でも、協調性を大事にできる人が自衛隊には向いていると言えます。

3.国家を守ることにやりがいを感じられる人

自衛隊に向いている人の3つ目の特徴は、国家を守ることにやりがいを感じられることです。

自衛隊の役割は、国家の安全はもちろん、世界の平和を守ることにもあります。

自衛隊は、被災地に災害派遣として活動し、復興支援を行うこともあれば、海外の紛争地域で現地の方の支援活動を行ったりと、リスクが伴う環境で仕事を行うことがあります。

そのため、自らが国家を守っているということにやりがいを感じることができなければ、自衛隊としての活動を続けていくことは難しいでしょう。

日本を守りたい、日本国民を守りたいと考え、国家を守ることにやりがいを感じることが出来る人が自衛隊には向いていると言えます。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、自衛隊になるための方法や様々な条件並びに適性について紹介してきました。

自衛隊になりたい人や自衛隊に興味のある方は、ぜひこの記事を参考に自分にあった方法を選択してみてください。

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