
育児と仕事の両立がしたい!子育てママに役立つ情報や制度を解説
育児と仕事の両立はできないのでしょうか?両立ができたとしてもストレスが溜まってい疲れている方が多いでしょう。ですが、ワーママの割合も多くなっており、工夫次第で育児と仕事の両立は可能になります。そこでこの記事では、育児と仕事の両立ができない・疲れると言われる理由や両立するコツを、女性からの体験談などから解説します。
育児と仕事を両立するコツ9選
仕事と家庭を両立するのが厳しいと言われる課題や理由をもとにした、両立するコツを9つ紹介します。
全て実行することは難しいと考えられるため、自身のライフスタイルなどにあった方法を試してみてください。
まずは健康管理を優先する
まずは健康管理を優先しましょう。
仕事と家庭の両立を頑張ろうとするあまり、自身の健康を崩してしまっては元も子もありません。
体調を崩すと、両立どころかどちらも実現不可能になってしまいます。
栄養のある食事や、休息・睡眠をしっかり摂りましょう。
両立のための努力は大切ですが、まずは自分や家族の健康管理を優先してください。
キャパシティを把握する
自身のキャパシティを把握することも大切でしょう。
これをこの程度頑張るのだったら余裕が生まれる、などを自分で理解することが必要です。
時間には余裕があるけど、どうしても焦ってしまいうまく仕事や家事を進めることができない、ということも起こります。
そのためキャパシティは、時間的余裕と心理的余裕の2側面から判断することがおすすめです。
パートナーと家事を分担する
パートナーと家事を分担するのもよいでしょう。
仕事と家庭の両立がうまくいかない理由として、家庭内での家事の分担ができていないことが挙げられました。
パートナーと一緒に家事を分担すれば、1人分の負担も減ります。
仕事と家庭の両立をするのは非常に大変であるため、パートナーと話し合い、協力し合えるところは助け合いましょう。
時短家電を購入する
お金に余裕のある家庭は、時短家電を購入するのもおすすめです。
時短家電を利用することで家事が効率化され、余裕のある時間を作ることにつながります。
ドラム式洗濯機やお掃除ロボット、食器洗浄機などがおすすめです。
そのほかにも、家事を効率化する掃除用具などもあるため、チェックしてみましょう。
子どもと触れ合う時間を決める
子どもと触れ合う時間を決めましょう。
仕事を頑張りすぎて子どもと触れ合う時間がなくなりすぎると、親である自分の自己肯定感を下げてしまうことも考えられます。
親と話す時間がないのは、子どもにとっても寂しさを感じる原因となる可能性もあります。
子どもの成長を見届けるために時間を設けましょう。
優先順位を決める
仕事と家庭を両立するためには、家庭内でやることの優先順位を決めることも大切です。
子どもがいる家庭は保育園のお迎えなど、自分の都合では調整しにくいものもあるでしょう。
一方、掃除や買い物など、自分達の都合でタイミングや量を変えることができるものもあります。
優先順位を決めることができたら、優先順位が低いものは時短グッズで賄うなど、対処法が見えてくるでしょう。
育児サービスやサポート制度を利用する
サービスやサポート制度を利用するのは、お得なことが多いでしょう。
特に、サポート制度を頼ると費用も比較的抑えることができると考えられます。
サービスやサポート制度は、地域に根付いたものや在籍企業の福利厚生など、幅広く存在します。
もしかしたら使っておらずに損をしている可能性もあるため、まずは江戸のようなサービスや制度があるか、確認することから始めてみましょう。
リフレッシュを取り入れる
リフレッシュは絶対に取り入れましょう。
仕事と家事ばかりの生活では、息が詰まってしまいます。
「わかっているけどどうしてもこの生活から抜け出せない」という場合は、知人や親戚・家事代行を頼るなどして、自由な時間を作りましょう。
リフレッシュを取り入れると、新たな気持ちで仕事も頑張れるかもしれません。
子育てがしやすい企業へ転職する
制度の整った企業へ転職することもおすすめです。
今育児と家庭の両立が難しいと感じるのは、もしかすると勤務している企業の環境が合わないのかもしれません。
もしそうだとしたら、フレックス制度の導入企業や出産や育児にポジティブなくるみん認定の企業に転職することを検討してみてください。
育児と仕事を両立しているワーママのスケジュール
育児と仕事を両立しているワーママの1日の大まかなスケジュールをご紹介します。
時間 | やること |
6:00 | 起床・勉強・家事 |
7:00 | 家族の準備(朝食・子どもの身支度) |
8:00 | 自身の身支度〜出勤(+子どもの送迎) |
9:00~17:00 | 勤務 |
17:00 | お迎え・買い物 |
18:00~19:00 | 夕飯準備〜夕飯 |
20:00 | 入浴 |
21:00 | 子どもの寝かしつけ |
22:00~0:00 | フリータイム(家事・晩酌・勉強) |
起床
家族が起きる前に起床をし、家事を早めに済ませたり、自身の仕事を片付けたりします。
家族の準備
自身の準備が終わったら、家族の準備を行います。
家族を起こしたり、家族分の朝ごはんを作ったりと、家事も同時並行で進めなくてはなりません。
子どもが小さい場合は、子どもの着替えや歯磨き等の面倒も見ます。
自身の身支度〜出勤
家族を送り出した後、自身の身支度を済ませて出勤します。
もしくは家族と一緒に出勤する場合、子どもを幼稚園や保育園に送っていくワーママもいるでしょう。
勤務
多くのワーママは、9:00~17:00で勤務をします。
フレックスタイム制を導入している企業に勤めている場合、時短勤務をしているワーママもいます。
お迎え・買い物
子どものお迎えをするために職場、もしくは自宅から保育園へ移動します。
お迎えのついでに、夕飯やお弁当の買い物を済ませるワーママもいるでしょう。
幼稚園から送迎バスが出ている場合、お迎えは近所までで良くなるので便利だと考えられます。
夕飯準備〜夕飯
お迎えから帰宅後、夕飯の準備をし、家族で夕食をとります。
子どもが小さい場合、夕食を自分の手で食べさせる時間を作る必要もありそうです。
入浴
入浴の時間になりやっと、ワーママはリラックスできる時間に入るでしょう。
パパが家にいる場合は子どもと一緒に入浴してもらう、という家庭もあるようです。
子どもの寝かしつけ
子どもがどうしても寝ない場合、苦労するワーママが多いと考えられます。
子どもを寝かしつけている間に自分も寝てしまったり、パパが代わりに子どもを寝かしつけたりする家庭もあるようです。
フリータイム
子どもを寝かしつけた後はやっと自分のフリータイムです。
好きな動画やテレビを見たり、読書をしたり、ネットショッピングをしたりと、この時間はワーママにとっては至福でしょう。
一方、残った仕事をおこなったり、朝にできない家事をこの時間で行う人もいるようです。
仕事と家庭の両立に関する女性の体験談
仕事と家庭の両立に関する女性から悩みがJobQに投稿されていましたのでご紹介します。
結婚と仕事を両立するのは難しいですか?
結婚はしたいのですが、仕事との両立が難しい気がしています。
結婚経験者の方にお聞きしたいです、結婚生活と仕事を両立するのは実際難しいのでしょうか?
また、結婚と仕事をうまく両立する方法があれば教えてください。
現実に仕事と両立しながら結婚生活をしている人が居ますので両立自体は可能です。
寝てる時間を除くと…続きを見る
仕事と家庭の両立は可能だとのことですが、やはり配偶者との協力が必要のようです。
結婚と仕事に関しては 結婚して仕事を辞める女性の割合は?退職後のメリットデメリット で詳しく解説しています。
また、バリキャリの結婚事情に関する情報もバリキャリとは?バリキャリは結婚できないって本当?体験談をもとに解説! で解説中です。
続いて、育児と仕事の両立のスケジュールに関する質問をご紹介します。
育児と仕事を両立するためのコツやスケジュールはありますか?
育児と仕事を両立するために意識していること、気づかないうちにやっているコツがあれば教えていただきたいです。
職場のパパさんママさんは育児をしながらバリバリ働いてるのですが、どのように両立しているのか気になっています。 お子さんのお風呂や寝かしつけをした後に(リモートで)仕事に戻っているようですが、毎日続けるのは大変そうと思っています。(仕事ができる方々なのでもしかしたら慣れかな?と思いますが!) 毎日どういうスケジュールで動いているのかと職場のママさんパパさんにも伺ってみたいものの、プライベートにあたるので失礼かと思って聞けません。
自分はまだ子どもはいないのですが、今後の参考にしたく、育児をする際はどのようなスケージュールで動いているかも知りたいです。
乳児はスケジュール通りに動いてくれませんし、目を離したら最悪死にます。なので目を離さないことが第一です。
子どもを見ている間は生産的なことをしていないか親などの…続きを見る
続いて、女性が結婚とキャリアに悩んでいる質問をご紹介します。
女性のキャリアで悩んでいます。結婚や出産と仕事の折り合いをどう付けていますか?
このまま今の仕事でキャリアを積むことを想像できず、かといって今すぐ転職というほど具体的にイメージできていません。
昨年結婚したこともあり、産休・育休・復職をすることを考えているのですが、制度はあるものの制度利用の実例は少なく、先輩の女性社員はライフイベントを機に退職または転職しているケースばかりです。
これからの人生、優先順位をどのように考えるべきか、いまどうするべきかとても迷っています。
お気持ち、すごくわかります。。
ただ現実的に考えると現在の会社にのこるのであれば「産休・育休・復職」と「キャリア」を天秤にかけることになってしまうかと思います。。
いまのうちに「産休・育休・復職」に手厚い会社…続きを見る
自分のキャパシティや体力がキツくなる前に、制度の整った会社へ転職をすることがおすすめのようです。
女性のキャリアに関しては、なぜ女性はキャリアで悩むのか?誰も教えてくれない結婚や出産との両立を叶えるポイント や 女性は結婚より転職を先にした方が幸せ?転職先の決め方もご紹介!で詳しく解説しています。
JobQを運営している株式会社ライボに勤めるワーママのインタビューもご紹介します。
リモートワークは、子育てと仕事を両立させることに役立っていますか?
とても役立っています。
リモートワークで最もよかったことは、通勤がないことです。以前は電車やバスの時間を気にして焦り、「早くしなさい!」と子どもを急かしてしまうことがありました。
いまは子どもが…Wantedly記事の続きを見る
子育てと仕事の両立が大変だと言われるワーママでも、リモートワークの導入によって、仕事のパフォーマンスも上がりやすくなるようです。
また、企業側の理解も必要になってくるでしょう。
育児と仕事の両立を手助けする制度
育児と仕事の両立を手助けする制度をご紹介します。
制度を活用し、育児と仕事の両立実現に近づきましょう。
短時間勤務制度
短時間勤務制度とは、主に3歳未満の子どもの育児をする従業員が受けられる、勤務時間を短縮できる制度です。
参考:厚生労働省 両立支援のひろば
2009年の「育児・介護休業改正法」によって義務付けられています。
法律上、子どもが3歳に達する日までと定められているため、3歳~小学校入学前がいる場合は、厚生労働省によって下記の制度を整えることが義務付けられていますが、制度の整備は企業独自のものとなっているケースがほとんどです。
- 育児休業に関する制度
- 所定外労働の制限に関する制度
- 短時間勤務制度
- 始業時間変更などの措置
育児休業
育児休業とは、子が1歳(一定の場合は、最長で2歳)に達するまで、申出により取得が可能になる育児・介護休業法に定められた両立支援制度
です。
対象者は、原則として1歳未満の子を養育する労働者であり、男女は問いません。
育児休業の期間は基本的に、出産日から起算して57日目〜子どもの1歳の誕生日の前日までです。
子の看護休暇
子の看護休暇とは、負傷し、又は疾病にかかった子の世話又は疾病の予防を図るために必要な世話を行う労働者に対し与えられる休暇であり、労働基準法第39条の規定による年次有給休暇とは別に与える必要があります。
引用:子の看護休暇制度
子の看護休暇は法律で定められている休暇のため、普通の欠勤とは区別され、有給か無給かは企業の就業規則によって変わります。
在宅勤務制度
在宅勤務制度は、通勤を要しないことから、事業場での勤務の場合に通勤に要 する時間を有効に活用できます。
また、例えば育児休業明けの 労働者が短時間勤務等と組み合わせて勤務することが可能となること、保育所の近くで働くことが可能となること等から、仕事と家庭生活との両立に資する働き方です。
子育てと家庭の両立は自分のペースで実現しよう
本記事では、育児と仕事の両立ができないと言われる理由や両立するコツを、女性からの体験談をもとに解説しました。
育児と仕事の両立は難しいと言われていますが、世の主婦・主夫が努力して両立を実現させようとしていることがわかりました。
育児と仕事の両立ができないと言われる理由を理解し、自身の生活に合った解決策を試してみましょう。
あらゆる疑問を匿名で質問できます
約90%の質問に回答が寄せられています。
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