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愛媛県今治市 子育て支援

【愛媛県今治市×子育て支援】育児不安を気軽に相談できる!子育て支援コーディネーターの存在とは

『今治市』について木村さん、近藤さん、山田さん、村上さんに取材!子育て支援の取り組みについて、気になるポイントをお聞きしました。

地域の子育て支援に力を入れる『今治市』に注目!


JobQではSDGs目標11「住み続けられるまちづくりを」の視点から、子育て支援に取り組む自治体を取材していきます。

今回ご紹介するのは、愛媛県北東部に位置する、海も山もある自然豊かなまち『今治市』です。
子育てしやすいまちづくりの仕組みとして「子育て支援コーディネーター」が存在しています。

それでは『今治市』の子育て支援の取り組みについて、 こども未来課 木村さん、近藤さん、山田さん、ネウボラ政策課 村上さんに詳しくインタビューをしていきます!

地域一体となって子育て支援に取り組む『今治市』


編集部
『今治市』の子育て支援の取り組みについて、ご説明をお願いします。

木村さん
『今治市』では令和4年4月から、こども未来課、ネウボラ政策課と保育幼稚園課で子育て支援を進めています。
市内には親子の遊び場である地域子育て支援拠点が10か所、児童館が7か所あるほか、公園の遊具も順次整備するなど子育て環境の整備を進めています。

また市内にある「今治明徳短期大学」の学生と連携をとっている点が、当市の強みです。
地域子育て支援拠点や児童館、「子育て支援コーディネーター」と学生が一緒にさまざまな未就学児向けのイベントを開催しています。

イベント情報については、市の広報や公式LINEのほか、『今治市』の子育て世帯向けの情報を発信するアプリ「いまばり子育て応援ナビ(母子モ)」でもお知らせしています。
孤独な子育てにならないよう、子育て世帯への情報発信のツールとしてSNSも活用しているのも特徴です。

村上さん
なお『今治市』では、令和4年4月から「今治版ネウボラ」も新たに始動しています。
「ネウボラ」とは、結婚、妊娠、出産から育児まで、切れ目のない子育て支援を行うアクションです。

重点施策として、これまで市中心部に点在していた子育て関連機能を集約し、子育て世代や中高生の皆さんが気兼ねなく訪れる場所となる「今治版ネウボラ」の中核を担う拠点施設の整備について検討しています。
子どもの成長や発達の過程に応じ、ワンストップできめ細やかな支援を行えるこの中核施設に多くの世代が集い、次世代を担う子どもたちを地域が一緒に育む雰囲気を作り出すことに繋がっていけばと考えています。

子育てに関する悩みに寄り添う「子育て支援コーディネーター」


編集部
貴市で活躍されている「子育て支援コーディネーター」について教えてください。

木村さん
「子育て支援コーディネーター」とは、必要に応じて専門機関へと繋ぐ専門職員です。
日々の子育ての中で困っているお母さんたちの話を聞き、子育てに関する情報提供や相談などの支援を行っています。

保護者と一緒に子どもと遊びながら、子育ての問題や悩みを気軽に相談できる身近な存在です。
利用者の問題や悩みを解決するお手伝いをしながら、子育てを楽しみ、子どもの成長を喜べるような支援をしています。

「子育て支援コーディネーター」は活動拠点以外の地域子育て支援拠点や児童館、4か月健康相談などの健診会場へ出張相談もしています。
スケジュールについては、毎月発行している「子育て支援コーディネーター通信」でお知らせしているので、ぜひご覧ください。

また相談業務のほかにも、さまざまなイベントを開催しています。
未就学児を自宅で保育している方を対象とした託児付き講座は、毎回募集定員を大きく上回る応募をいただいています。
夏休みには、きょうだいの小学生も参加できる消防署見学や夏祭りごっこを実施し、こちらも大好評でした。

親子が遊ぶ場所で活動をすることで、誰もが気軽に相談できる空間に


編集部
「子育て支援コーディネーター」に取り組んだきっかけを教えてください。

木村さん
平成26年度の国の利用者支援事業開始を受け、平成27年度よりスタートしました。
平成26年度より開所していた地域子育て支援拠点の内、2か所を活動拠点としています。

産後、家に閉じこもり世間との関わりがなくなると、自分の子どもにしか目が向かなくなるという事例がありました。
実際に育児不安などで1つのことが気になると、なかなか相談できるような相手がいないのではないでしょうか。
一人で抱え込み「精神的にしんどくなってしまう」というお母さんたちの声が多くありました。

そこで遊びに来られるお子様連れの様子を見守り、気軽に相談していただけるように親子で遊ぶ場所で活動を始めました。
また平成29年度からは妊婦さんへの支援を手厚くしたいとの思いから、母子保健型の「ばりハート」を開設しています。
「ばりハート」は産前・産後のからだのこと、こころのこと、育児で気になることなどを気軽にお話していただける相談窓口です。

「子育て支援コーディネーター」の存在が、子育てする人々の支えになっていると実感


編集部
「子育て支援コーディネーター」の取り組みを行って、相談者や市民の方々にどのような変化がありましたか。

木村さん
活動の拠点を持ち常駐することで、「子育て支援コーディネーター」は広場に遊びに来る利用者と身近な存在になることから始めます。
そうすると安心感から育児不安や悩みを話していただけるようになります。

一方、出張相談をしているコーディネーターは、拠点や児童館を初めて利用する人とも別の場所で会っていることが少なくありません。
見知った人がいる気安さから、初めての場所でも人の輪に入るハードル下がることでその後の利用に繋がり、人と交流する機会が増えます。
更に、出張相談はそれぞれの施設を定期的に訪問しているため継続した相談が可能です。

利用者の方は、不安を聞いてもらえたことやアドバイスをもらえたことで安心でき、表情も明るくなっています。
子どもと遊びながら相談できる相手として、子育て支援コーディネーターは好評をいただいています。

今後も経済的支援と相談支援を両立させながら子育てサポートをしていきたい


編集部
子育て支援に関する取り組みで今後の展望があればお答えください。

木村さん
子育て支援は、経済的支援と相談支援をバランス良く組み合わせることが大切だと考えています。

今治市の経済的支援には、子育て用品の購入などに利用できるクーポン券の交付や、高校生までの子どもの医療費助成などがあります。

相談支援は、子育て中に何か困ったことがあった時、気軽に相談できる場所を設けることであり、今ある施設のほかにも新たな相談の場の開設を計画しており、相談しやすい環境の更なる整備を進めています。

これからも、母子健康手帳の交付から出産、子育てと切れ目のない支援を続けていくことで、子育て世代の方に「今治市で子育てしたい」と思っていただけるようなまちを目指していきます。

まとめ

取材を終えて、『今治市』は子育て支援コーディネーターや、さまざまなイベントの開催を行っており、子育てに対して非常に協力的な市だと思いました。
さらに詳しい情報を知りたい方は、『今治市』をぜひチェックしてみてください。

今治市
▶︎HPはこちらから!

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▶️子育て支援の取り組みはこちら!

▼JobQのSDGs特設ページはこちら!


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