
社会人3年目なのにポンコツ扱い!仕事ができないと感じた時の対策を解説
社会人3年目になってもミスばかりだと、ポンコツな自分が嫌になり、仕事が辛いと感じることも多いですよね。入社3年目でも「仕事を覚えられない」「成長していない」と感じる場合は、仕事内容が適していない可能性もあります。そこで本記事では、入社3年目でも仕事ができないと悩んでいる方に向けて、ポンコツから脱却する方法を徹底解説!3年目での転職可否についても解説するので、将来のキャリアに不安がある方はぜひ参考にしてくださいね。
社会人3年目なのにポンコツだと感じる理由5選
社会人3年目でも自分がポンコツだと感じる理由としては、主に下記5つが挙げられます。
- ミスばかりで成長できていない
- 同期との差が生まれている
- 能力が劣っていてタスクが遅れがち
- 後輩にうまく指導できない
- 仕事内容が適しておらず仕事に慣れない
社会人3年目は、後輩扱いがなくなり、同期との差が生まれやすくなるタイミングでもあります。周囲と比較して自分が劣っていると、ポンコツだと感じることも多いでしょう。
また自分で自覚する場合もあれば、上司や先輩からのポンコツ扱いによって落ち込んでいるケースもあるかもしれません。
ここからは、3年目でもポンコツだと感じる理由について詳しく解説していきます。
ミスばかりで成長できていない
社会人3年目になってもミスばかりだと「全然成長できていない」と落ち込みやすくなります。特に同じミスを繰り返してしまったり、仕事の要領が悪かったりすると、基本的な仕事もできない自分に嫌気を感じるでしょう。
実際にJobQにも「仕事で失敗ばかりしており、向いているか分からない」という意見が寄せられていました。一方で、回答を見てみると、社会人3年目から徐々に仕事に慣れ始め、余裕が生まれるタイミングになるという声が見られました。
私の経験ですが、1年目〜2年目までは目の前のことに必死、3年目ぐらいから慣れてきて周りを見る余裕ができる、4年目あたりで向き不向きがわかる、といった感じでした。というのも、若手のうちは上司や先輩の駒として働くことになり、また、大きな仕事を任せられないので細かい仕事が多く「木を見て森を見ず」状態になるからです。4年目以降の中堅になると、それなりに業務が一周するため、仕事全体の流れを理解することができるようになりました。大体この辺りで向き不向きを確信するようになると思います。
社会人3年目の後半で入社当時と同じような仕事しかできない場合は、仕事内容が合っていない可能性も考えられるでしょう。
同期との差が生まれている
社会人3年目は後輩もでき、上司や先輩から一人前扱いされる時期です。同期に比べて責任ある仕事を任されていなかったり、給与が低かったりすると、自分だけ成長していないと感じてしまいます。
場合によっては同期や後輩が上司になる可能性もあり、強い劣等感が生まれるでしょう。
能力が劣っていてタスクが遅れがち
ポンコツだと感じる理由として、単純に「能力が劣っている」「仕事が遅い」という場合もあります。先輩が3年目の時に比べて仕事ができなかったり、できる仕事が同期に比べて少なかったりすると、精神的にも疲弊してしまうでしょう。
また社会人3年目になると、入社後に抱いていたキャリアプランと現実にギャップが生まれることも少なくありません。「○○さんのように仕事ができるはずだった」と、今の自分が目標に全然届いていないと、さらに落ち込みやすくなります。
後輩にうまく指導できない
社会人3年目になると、後輩ができて指導役を担うこともあるかもしれません。「後輩に質問されて答えられない」「後輩への指導がうまくできない」といった場合はメンタル的な負担になり、疲れたと感じやすくなります。
また、後輩への指導に時間を取られるため、自分の仕事がおろそかになることもあるでしょう。同時進行がうまくできないと、実力不足が原因だと悲観的になるケースも多いです。
さらに、入社してきた新人が優秀だと、その分後輩の存在がプレッシャーになることもあり得ます。JobQにも、新卒社員に勢いがあり「自分は会社に必要ないのでは」と悩んでいるという意見が投稿されていました。
3年目になっても特別な仕事を任された経験がないと、ポンコツだと不安になることもありますよね。後輩と比べて焦る気持ちも分かりますが、そのような場合は一度自分の実績や経験を整理すると、プレッシャーを軽減しやすくなりますよ。
仕事内容が適しておらず仕事に慣れない
3年目になると一人前として扱われることも多いですが、未だに「仕事を覚えられない」「仕事に慣れない」という方もいるのではないでしょうか。努力を重ねていても一向に結果が出ない場合は、仕事内容が適していないのかもしれません。
自分が向いていない仕事は簡単に覚えられず、単純に続けていてもストレスだけが増えるケースも多いです。いつまで経っても仕事に慣れないと「同僚はすぐに仕事を覚えているのに、なぜ自分はできないのだろう」とポンコツに感じてしまうでしょう。
社会人3年目でポンコツを脱却する方法
社会人3年目でポンコツだと焦ってしまいますが、正しい方法で努力すれば、今の職場でも活躍できる可能性は十分あります。
そこで本章では、3年目でポンコツから脱却する方法を4つご紹介します。
- 仕事ができる人を真似る
- Todoリストや業務日誌を作ってタスク管理をする
- 不明点があれば上司や先輩に質問する
- 部署移動を検討する
明日からすぐにできる対策も多いので、ぜひ最後までご覧くださいね。
仕事ができる人を真似る
社会人3年目でポンコツだと悩んでいる方の中には、自己流で仕事を進めている方もいるかもしれません。自己流だと仕事の効率が悪くなっている恐れもあるため、まずは仕事ができる人を真似てみることが大切です。
尊敬できる上司や同僚を観察し、正しい仕事の進め方を学んでみましょう。観察だけで分からないなら、直接仕事のコツを尋ねるのもおすすめです。正しい知識やスキルを学んだら、実際に行動に移し、改善を積み重ねてみてください。
Todoリストや業務日誌を作ってタスク管理をする
時間管理やタスク管理が苦手な方は、Todoリストや業務日誌を作成してみましょう。Todoリストで毎日の業務を管理しておけば仕事の優先順位を把握できるので、些細なミスも軽減できます。
また業務日誌には、その日の業務内容や行動を記載することが重要です。業務の流れを整理できるので、作業の効率化や改善点の把握に役立ちます。
同じミスを繰り返さないためにも、日頃からメモを取る習慣を付けておくと、成長スピードが上がりやすいですよ。
不明点があれば上司や先輩に質問する
仕事で不明点があったら、すぐに上司や先輩に相談することが大切です。社会人3年目だと質問しにくいと感じる方も多いですが、不明点を放置していると、さらに大きなトラブルに発展する恐れもあります。
JobQにも「疑問点があっても質問してはいけない?」との投稿がありましたが、「疑問に感じたことはすぐに尋ねるべき」という意見が目立ちました。何年目であっても、不明点や疑問点を素直に質問するのは悪いことではありません。
ただし、質問内容によっては上司に怪訝な顔をされてしまう可能性もあります。「調べて分かることは質問しない」「同じことを何度も質問しない」など、基本的な質問のマナーは守ることが重要です。
部署移動を検討する
今の職種が向いていないと感じたら、部署移動を検討するのもひとつの方法です。同じ職場でも、部署が変われば活躍できるという可能性も少なくありません。
自分に向いていると思う部署がある場合は、上司に直接相談し、部署移動を願い出てみましょう。異動希望届を提出する際は「異動を希望する理由」「異動先で役立てられそうなこと」などを整理しておくのがおすすめです。
ポンコツな自分に疲れたら3年目で転職もあり
「努力しても改善できない」「努力するのも苦痛になってきた」というようにポンコツな自分に疲れたら、転職も視野に入れてみましょう。「入社後3年は続けろ」というジンクスもありますが、社会人3年目での転職は決してNGではありません。
第二新卒枠で転職できるため、未経験職種にも挑戦しやすいのは魅力と言えます。もちろん短期離職を繰り返すと経歴に傷がつきますが、自分に合う職場を選べば活躍の幅が広がる可能性が高いです。
仕事内容があっていない可能性もある
自分がポンコツだと感じる要因として、単純に仕事内容が合っていない可能性もあります。特に、就活時に会社を適当に選んでしまった方の中には、自分に適性のない職種で働き続けている方もいるでしょう。
自分の適性が今の会社に合わないと感じている場合は、転職をして新たな職種経験を積むのがおすすめです。
第二新卒枠で未経験職種に挑戦できる
第二新卒枠で転職活動をできるのは、社会人3年目で転職する大きなメリットのひとつです。第二新卒なら未経験職種にも挑戦しやすく、希望するキャリアチェンジを叶えやすい傾向にあります。
一般的には社会人2〜3年目前後が第二新卒枠とされているため、転職を検討する場合は早めに行動すると良いでしょう。
職場環境次第ではキャリアアップもできる
職場の雰囲気や上司の指導方法などに問題がある場合は、職場環境を変えるだけで仕事ができるようになる可能性もあります。特に「教育体制が構築されていない」「成長機会がない」という職場の場合は、転職活動に力を入れるのがおすすめです。
社会人3年目でポンコツに陥っているのは、自分だけが原因だとは限りません。周りの社員や組織体制に影響されることも多いため、その場合は決して妥協せず、自分が活躍できる職場を探すことが重要です。
成長できる環境に転職すれば、社会人3年目からでも十分キャリアアップを望めますよ。
キャリアアップするためにおすすめな方法とは?
長い目で見ると、社会人3年目なら今後の人生を大きく変えることは可能です。
ただし、正しく現状分析をして、自分に必要なスキルを身につけておくことも大切。とはいえ、何をすればいいのかわかりませんよね?
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◆リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業とは?
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サービス名 | MIRAIZ |
デジタル ハリウッド |
SHE likes | SAMURAI ENGINEER |
対象年代 | 10〜50代 | 10〜60代 | 20〜30代女性 | 20〜40代 |
料金(※1) | 無料 | 128,000円〜 | 147,840円 | 104,400円〜 |
受講期間 | 無制限(※2) | 2ヶ月〜1年 | 4ヶ月 | 12〜24週間 |
オンライン受講 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
プログラミング | ◎ | × | × | ◎ |
マーケティング | ◎ | × | × | × |
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料金 | 無料 |
受講方法 | 動画学習 |
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学習サポート | ◎(年度内5回まで無料)※ |
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まとめ
社会人3年目でポンコツだと感じている方は、転職を検討するのもひとつの方法です。「パワハラで上司に相談できない」「教育体制が整っていない」など、職場環境に問題がある場合は積極的に転職活動を進めてみましょう。
「自分の市場価値に自信がない」「未経験の職種に挑戦したい」という場合は、リスキングで学び直しをするのもおすすめです。社会人3年目はキャリアの岐路に立つタイミングなので、自分の視野を広げ、納得のいくキャリアプランを考えてみてくださいね。
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