
【大学生にオススメのボランティア活動】就職活動には有利になるの?
大学生の方で、ボランティアに参加したことがあるまたは参加する予定があるという方は結構多くいらっしゃるかと思います。今回は、そんなボランティアに関してどのようなものがあるのか、またボランティアに参加する意味などを説明していきます。ぜひ参考にしていただけたら幸いです。
様々なボランティアの種類
大学生が参加できるボランティアは大きく分けると、以下の3つに分類することができます。
- 自然・環境保護
- 社会福祉活動
- 防災・被災者支援活動
では、それぞれ特徴を見ていきましょう。
自然や環境を守るためのボランティア
まず、ボランティアといって皆さんが想像するのは自然や環境を守るための活動であるかと思います。
例えば、道路や公園などの清掃、海岸の美化活動、植樹、森林の間伐等です。ボランティアの中でも身近に感じられるようなものが多くあり、参加することも比較的簡単なため、オススメであるといえます。
社会福祉活動のボランティア
社会福祉活動に関するボランティアも、多くの人に体験していただきたいものになっています。
例えば、高齢者と若者との交流を目的とした場づくり、高齢者とのレクリエーション、生きがいを作るための技能指導、老人ホーム訪問や散歩相手、寝たきりや一人暮らしの高齢者へのお手伝いサービス等です。
防災・被災者支援活動のボランティア
また、近年多発している地震やそれによる津波、台風等の自然災害によって増加しているのが防災・被災者支援活動のボランティアになっています。
主な活動として、救援物資の確保・輸送、炊き出しによる救援、がれきの撤去、家屋の片付け、清掃、災害復旧のための募金活動、被災地の高齢者や子供とのふれあい、復興に関する情報提供、復興イベントの企画等があります。災害による被害がまだ完全に復興していない地域が多くあるため、今後もボランティアの需要は増え続けるでしょう。
ボランティアをする理由や得られるもの
では、ボランティアをすることにはどういった意味があるのか、またボランティアをすることで得られるものとはいったい何なのかここで説明していきます。
仲間が増える
ボランティア活動に参加をすれば、必ず人との交流があります。例えば、同じボランティア活動に参加している学生や社会人であったり、被災地へ出向くと被災者である高齢者や子ども、あるいは同年齢の人など様々です。
ボランティアに参加をしていなければ一生会うことはなかったであろう多くの人との出会いがあり、また目的意識を持って参加をすれば、出会った仲間と意気投合することも多くあるでしょう。ボランティアによってつながりが増えると、自分の世界が広がることにもつながるでしょう。
社会のしくみがわかるようになる
ボランティアに参加をすると、今までは気づかなかったような社会の一面に触れる機会が増えます。
例えば、災害の支援はいったいどのようにして行われているのか、また人と人とはどのようにして助け合っているのかなどです。このような経験は、今後の生活に役立つことがあるかもしれません。
社会の一員としての自覚が生まれる
ボランティアはあくまでも自主的に参加するものであって、必ず参加をしなければならないといった強制力が働くことはほとんどありません。
しかし、そんなボランティアに自ら参加をするということは社会の役に立ちたいという意思の表れともいえるでしょう。一社会人としての自覚をもついい機会となります。
大学生のボランティア活動は就職に有利?
ボランティアは就職の際に役に立つと言われていますが、果たして実際のところはどうなのでしょうか。
ボランティアをやっただけでは意味がない
よく就職のためだけに、なんとなくボランティアに参加しておく人がいるようですが、実際はただ参加したというだけでは何のアピールポイントにもなりません。
確かに何も参加しない人よりは評価されるかもしれませんが、やる気が伴っていなければ参加していないのと同じです。ボランティアを就職のためだと履き違えることが無いようにしましょう。
ボランティア大学生が爆発的に増えている
実は、現在ボランティアに参加する大学生の数は急増しているとの統計が出ています。
警察庁によると、防犯においてのボランティア活動に参加した人数の平均年代別(前年比)では、10代以下が23.2%増、20代が12.2%増となっており、大学生の年代は増加傾向にあることがわかります。
また、全体的なボランティア活動参加者も増え続けており、今後は一層ボランティア活動が身近になっていくことでしょう。
ボランティアをした動機こそが重要
就職のためだけのボランティア活動にならないためには、しっかり動機をもって活動に励むことが大切です。多くの人が挙げる動機として、マンネリ化した自分を刺激するためであったり、新しいボランティア仲間との出会いを求めてなどがあります。
動機があれば活動に意欲が伴い、有意義な経験となることでしょう。どんなに些細なことでも構いませんから、心に留めておくとよいでしょう。
東京でできる大学生にオススメのボランティア
大都会である東京で、大学生にオススメするボランティアをここでは紹介していきます。
東京五輪関連のボランティア
2020年に開かれる東京五輪のために、現在たくさんのボランティアの募集がかけられています。なんといっても大きなイベントであり、間近でオリンピック、パラリンピックを見ることができたりもするため、大学生にはオススメしたいボランティアとなっています。
参加資格は、日本国籍を持っている人全員であり、参加の形として大会ボランティアと都市ボランティアの二つに分けられます。大会ボランティアは直接運営にかかわるような活動を指し、都市ボランティアは外国人旅行者のサポートをするような活動を指します。
不登校や中退の学生を支援する講師
高校の不登校や中退等の困難を経験した生徒を対象にした、学習指導や心のサポートをするような講師のボランティアもオススメです。
参加資格として、ほとんどの場合受験5科目のうち1科目以上で大学受験レベルの指導ができるということが挙げられます。インターネットで検索をしていただければ、募集はいくつも見つけることができますので、自分に合ったボランティアを探すとよいでしょう。
その他
その他にも、子供たちと宿泊やキャンプなどを通して交流するボランティアや、来日している外国人と交流するボランティア、地域の清掃ボランティアなど様々なジャンルで募集がかけられています。
どれにせよ、貴重な体験となること間違いなしですので、いいと思ったボランティアには積極的に参加することをオススメします。
まとめ
いかかでしたか?今回は、大学生のボランティアというテーマでお話してきました。
大学生のうちに何かしらのボランティアに参加をすることは、今後の生活においても様々な場面で役立つことでしょう。就職のためだけでなく、自分の視野を広げるいい機会にもなりますので、思い立ったらすぐにボランティアに参加してみてはいかがでしょうか。
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約90%の質問に回答が寄せられています。
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