
履歴書の健康状態欄の書き方は?体調が良好な場合や既往歴がある場合などをご紹介
履歴書の健康状態欄を書く時に「健康状態に問題がない時は何を書けば良いの?」「採用担当者は健康状態欄を見て何が知りたいの?」と思う方もいることでしょう。そのような方のために、履歴書への健康状態欄の書き方や例文をご紹介します。また、健康状態欄を採用担当者が見るポイントや健康状態を書かない方法を解説します。
【例文】履歴書への健康状態の書き方4パターン
履歴書への健康状態の書き方は、以下の4つです。
- 原則「良好」と記入する
- 持病があっても業務に支障がなければ「良好」と記載
- 業務に制限が出る持病がある場合は書く
- 通院等による休みや早退は記載
それぞれ詳しく解説します。
原則「良好」と記入する
病気や持病がない場合は空欄にせず、原則「良好」と記入します。
また現在捻挫などの怪我をしている場合も、勤務が始まるタイミングで完治し業務に支障が出ないのであれば「良好」と記入して問題ないでしょう。
履歴書への記入例は、以下の通りです。
健康状態
良好
持病があっても業務に支障がなければ「良好」と記載
先にも述べましたが、採用側は「業務に支障がないか」や「支援は必要か」を確認しているため、病気等で健康状態に支障があっても業務に支障がなければ「良好」と記載して構いません。
例えば、以下の場合は「良好」と書いても良いと考えられます。
- 数日で完治する風邪
- ひどい生理痛
- 軽度の腰痛、鼻炎、アトピーなどの業務に支障のない体調不良
履歴書への記入例は、以下の通りです。
健康状態
良好
業務に制限が出る持病がある場合は書く
業務に制限が出る持病がある場合はも記載しておきましょう。。
業務に支障があるにもかかわらず嘘の記載をした場合、内定後に健康診断書の提出などによりバレてしまう可能性があるため、嘘の記載はやめましょう。
履歴書への記入例は、以下の通りです。
健康状態
骨折の後遺症が残っているため、重い物を持ち上げる仕事は不可能です。
通院等による休みや早退がある場合は記載
定期的な通院が必要で、遅刻や早退、休みを取らなければいけないようなケースも記載をしておきましょう。
疾患名と通院の頻度を書きます。履歴書への記入例は、以下の通りです。
健康状態
業務に支障はありませんが、ヘルニアの治療のため平日に1度通院を希望します。
健康状態欄を採用担当者が見るポイント
健康状態を採用担当者が見るポイントは、以下の2つです。
- 業務に支障が出ないか
- 支援や配慮が必要か
それぞれ詳しく解説します。
業務に支障が出ないか
「健康状態欄」で採用担当者は、「健康状態が良いか悪いか」ではなく、健康状態が業務に支障をきたすかを確認しています。
疾患があったとしても、業務に支障が出なければ「良好」と記載して業務に支障が出ないことをアピールしましょう。
支援や配慮が必要か
「健康状態欄」で問題がある場合に、企業側は「支援や配慮が必要か」を確認していると予想されます。
企業の支援や配慮が必要な場合とは、通院等の理由で土日・祝日以外に休みが必要なケースなどを指します。
これらを事前に把握することで、採用後の支援をスムーズにすることができると考えられます。
JobQにて投稿されていた、健康状態に関する質問をご紹介します。
転職先に休職期間があったことを話さない方が良いですか?
現在休職中の者です。
転職活動の末、転職先から内定を頂きました。
現在在籍中の会社と退職手続き中なのですが、源泉徴収票に記載されると思っていた住宅手当が記載されないことが分かり、転職先に提出する源泉徴収票が0円の為、内定取消になるか入社後解雇になるのではと思っています。
明後日転職先の会社と面談があり、そこで休職期間があったこと、現在は働ける状態であると医師に言われていることをお伝えするか迷っています。
もしくは4/1の入社日にお渡しする源泉徴収票を見て質問された場合にお応えするかと考えております。
同じような状況で内定取消または入社後解雇になった方はいらっしゃいますでしょうか?
今回の転職、間に人材紹介会社は入っていませんか?入っているなら相談したほうが良いと思います。 。
またこれは完全に騙しのテクニックで、オススメしませんが、…続きを見る
履歴書に健康状態を書かない方法
履歴書に健康状態を書かない方法は、以下の2つです。
- 健康状態欄のない履歴書を使う
- 業務に支障が出ない状態まで体調を良くする
それぞれ詳しく解説します。
健康状態欄のない履歴書を使う
健康状態が良くないことで選考に進めないことを気にしている方は、健康状態欄のない履歴書を使うと良いでしょう。
ただし、企業から履歴書の指定がない場合に限ります。
また面接で健康状態について問われた際は、本当のことを伝えましょう。
なぜなら虚偽の情報を伝えてしまうと、内定を取り消されたり、解雇されたりすることがあるからです。
そのため、事前に回答を準備しておくと良いでしょう。
業務に支障が出ない状態まで体調を良くする
履歴書に健康状態を書かない方法に、業務に支障が出ない状態まで体調を良くすることも挙げられます。
業務に支障が出ない状態の場合、健康状態欄に「良好」と記載できます。
そのため業務に支障が出ない状態まで体調を良くできる時は、転職活動よりも体調を回復させることに専念した方が良いでしょう。
健康状態欄の内容は選考に多少影響する
健康状態欄の内容は、選考に多少影響するでしょう。
なぜなら、企業側には採用の自由があるからです。
しかし健康状態に不調があった場合でも、即不採用になることはないでしょう。
スキルや能力などが採用基準を満たしていれば、病気を患っていても採用される可能性はあります。
またあなたが活躍しやすい職種を企業が提案することもあるため、病気のことは正直に伝えるのが良いと考えられます。
健康状態は本当のことを書こう
本記事では、以下についてご紹介しました。
- 【例文】履歴書への健康状態の書き方4パターン
- 健康状態欄を採用担当者が見るポイント
- 履歴書に健康状態を書かない方法
- 健康状態欄の内容は選考に影響する
- 健康状態欄の内容は、選考に影響します。
そのため健康状態欄には本当のことを書き、あなたに合った企業で働きましょう。
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約90%の質問に回答が寄せられています。
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