経済界では必要とされているので、会社は安定性がある。インターネット化にも非常に対応がはやく、将来性もあると思う。記者もみな知識があり、新聞の価値をあげている。
業界は低迷しているが、Webが好調なのでその中では一番将来性があると思う。
将来性は明るいとはいえない。電子版は好調だが紙から電子版に移行すればするほど売り上げは落ちる。講読料は紙と電子版は変わらないが、新聞広告は高単価でここを埋める何かがないと将来厳しい。
2015年にはFinacial Timesを傘下に入れ、海外での売り上げ比率を伸ばすよう取り組んでいる。 また、電子版の売り上げを伸ばすためにデジタルへの投資を積極的にしている。紙の新聞の売り上げ減を上記の試みでどの程度まで抑えることができるかが今後の分かれ道となる。
電子版で成功を収めたことと、新しい収益源確保に積極的な姿勢は見える。ただ、新コンテンツを増やしても古いコンテンツを捨てたりはなかなかしないため、仕事量だけが増えて現場が疲弊している印象。