基本給は安いが、残業代とボーナスで賄っていた。手当てはほぼ無いと考えて良い。
ワークライフバランスなど無縁であった。残業するなと言いながら、とても終わらない量の仕事が押しつけられる。ノー残業デイがあるが、休日出勤を何度もしていた。そこは何もチェックされない。不思議な制度。
働きやすさは全くない。本社では週に2、3度は怒鳴り声や罵り合う声がオフィスに響いていた。やりがいは残業何時間でも可能と言うならあるかもしれない。私は微塵も感じなかった。
評価はまともにされない。力のある上司がお気に入りの部下の評価を上げるだけである。
工場にあるオフィスグリコが本社ではないなど、よく分からない仕組みならある。
女性はいかに力のある上司に好かれるかだけを気にすれば良い。それが良いかどうかは本人次第である。
ビジョンなど皆無である。帝人精機とナブコがなぜ合併したのか分からないほど、カンパニー毎に隔たりがある。シナジーなど誰も口にしない雰囲気であった。
各分野でのシェアはあるので堅調であったが、将来性と考えると疑問が残る。
特に魅力は感じなかった。カンパニー毎のバラバラな経営の間で波風起こさないようにすることに注力していたように見えた。
1部上場の製造業としては、妥当な年収と思います。平均的な国民生活を送るうえでは十分な収入です。昇給幅は体感としては大きくありません。