ユーザー名非公開
回答1件
不動産業界の営業と言ってもいろいろありますが、住友不動産販売の名前が出てきているので、不動産売買仲介営業に絞った話をします。 まず仲介営業におけるキャリアアップの最終地点はほぼ独立であるとお考え下さい。 仲介営業からデベロッパー等における都市開発関係の営業や企画にはほぼ行くことはありません。(マンションデベロッパーには行けます) ほぼほぼ転職しても勤め上げても、店長かエリアマネージャークラスが関の山であることは厳然たる事実ですし、財閥系であれば、学歴、学閥、派閥、出身店舗による部分があるので、どうしても行けない人はそれ以上行けません。 某財閥系は、プロパーじゃない場合、どんなに売上げても、店長が最上段らしいです。 営業における離職率という点では、先物取引や証券会社の営業とどっこいどっこいだと思います。さしたる差はありません。 ただ、この不動産売買仲介営業の業界は、同業他社とのつながりが非常にビジネス上大事で、同業他社とつながっているからこそ、うちにこないか?みたいな話によくなります。 そういう同業他社とつながったり、同業他社と協業したりすることで不動産売買仲介営業におけるキャリアを積み上げていきますので、それに伴い、もっと楽なところ、もっと挑戦できるところ、もっと厳しいところ、など次のキャリアプランに向けて転職ができる。 そういうところが他業界の転職が多いところとは違います。 ちなみに、ノルマが厳しいかどうかでいったら、僕は自爆営業が無いだけマシだなとは思いますけどね。 小売営業だと自爆買いデキちゃいますので、社として自分で買い上げしなさいという話になりますが、不動産は自分で買って売上げ立てるって不可能ですからね。 だからこその厳しさはあります。数字から逃げられませんし、裏技も無いですから。 ちなみに休みは少なくなりがちで、残業は多くなりがちです。 これは、そもそもリテール営業では逃れられない問題です。 リテール営業では、お客様が帰宅後にお話することが多いので、お客様の仕事の都合に左右されてアポが遅れる、電話する時間が遅れる。これ自体は避けられません。 それが嫌なら、クライアントがホワイト企業で固められている法人営業がよろしいかと思います。(「クライアントがホワイト企業で固められている」を分かる方法がないですが) 最後にキレイにまとめますが 一応私は、売買仲介、賃貸仲介、管理、PM、AMなど多数やってきた結果、不動産売買仲介営業会社にいます。 なんでやってるかというと、一生に一回の買物で、買ったあと銀行で喜んで泣いているご主人や、鍵の引渡しで物件の中でキャッキャしているお子様とか見まくってきて、それが一番やっててよかったなと思うことだったから、今も続いています。 まぁ不動産はいい仕事ですが、仲介営業に限らずいろいろありますので、好みに応じて考えてみて下さい。