
インフラ企業とは?仕事や魅力を詳しくご紹介【企業研究】
自然災害によって電気やガスが止まったり、橋や道路、また、インターネットが使えなくなったりと、インフラが少しでも崩れると生活が不便になることは言うまでもありません。私たちの生活を支えているインフラは、インフラ企業によって整えられています。そこで今回は、そんなインフラ企業のお仕事の魅力をご紹介したいと思います。
インフラ企業とは
主な特徴として、大規模な物が多いので多くの人が携わることが挙げられます。
インフラは主に、
- 交通インフラ
- 空間インフラ
- 生活インフラ
- 電気インフラ
の4つに分かれています。
インフラ整備やインフラ建設は、これらの交通インフラ・空間インフラ・電気インフラの社会インフラに携わる仕事が中心になりますので、業界としてはとても安定しています。
インフラ企業は年収水準が高く企業の安定性も高いというのは本当ですか?
大学四年生です。来年、院に通うことになっています。
どこの企業で働こうかで悩んでいるのですが、インフラ系の企業は業界の売上も安定しているし、待遇がよく年収水準がいいということを友人から聞いたのですが、それって本当なのでしょうか。
インフラは人件費だけではなく、マイグレーションによる什器購入特需などがあるので…続きを見る
とのことでした。
また、上記に挙げたインフラの整備をしている企業を一般的にインフラ企業として定義されます。
インフラ企業の仕事は以下のインフラの種類によって、会社ごとに分類されています。
インフラ企業の種類一覧
【交通インフラ系】
- 鉄道
- 高速道路
- 航空関連
- トンネル
- 橋梁
【施設・建築系】
- 公共施設の管理関係
- 湾岸施設
【生活インフラ系】
- ゴミ処理場
- 電話
- ゴミ処理場
- インターネット関係
- テレビ関係
- ラジオ関係
【エネルギー資源系】
- 電力
- ガス
- 石油
これらのような、国民福祉の向上と国民経済の発展に尽力する仕事です。
特に、震災や2020年に開催される東京オリンピックに伴い、コンクリート業界なども需要が伸び、多くの人材を必要としているようです。
ここで、コンクリート業界について、JobQに寄せられた質問を紹介します。
将来的に、コンクリート業界はどうなると思いますか?
将来、コンクリート業界に就職しようとおもっている大学1年です。
正直、コンクリート業界に将来性があるのか不安です。
2020年のオリンピックや高度成長時に建てられた建物の建て替えなどで、10年くらいは安泰なのかなとも思っています。
しかし、そのあとが不安です。
建材としてのコンクリは当面安泰でしょう。
代替として地震に耐える硬固性のある素材がないですね。
ただし、建築着工数自体が減っているので…続きを見る
とのことでした。
建材としてのコンクリート業界は当面安泰であるようですが、今後の動向を見ていく必要もあるようですね。
詳しい回答が気になる方は、続きもぜひ読んでみてはいかがでしょうか。
インフラ系の仕事は企業によって全く違う
企業によって仕事が全く違う
仕事内容は、どの会社に所属するかによって大きく異なります。
冒頭でも説明したように、インフラといっても、インフラには様々な種類があります。
例えば空間インフラであれば主に建物などの建設業、電気インフラであれば電力会社、交通インフラであれば鉄道会社の他、橋・道路を整備する会社から、NEXCO東日本のように高速道路上のサービスエリアの事業をする会社もあったりします。
大きな社会貢献をしたい人に向いている
このように、人の生活を直接的に支える仕事のため、それがやりがいになったりもします。
また、大きな社会貢献をしたい方などが向いているのかもしれませんね。
空間インフラにおいては、最近だと地域冷暖房が普及しており、電気やガスのように、空調のためのエネルギーを供給している会社も多くあります。
このように、数あるインフラ企業の種類を、先ほどの交通・空間・生活・電気という4つのインフラに分けて考えてみると、どんな企業があるのか、なんとなく想像がついてくるかもしれません。
ちなみにですが、インフラ企業の中で、JobQで特に相談が多い人気企業が、NTT東日本です。
気になる方は是非ご覧ください。
JR西日本はブラック企業で激務だと以前から話題ですが本当ですか??
JR西日本へと転職しようかと考えています。
しかし、JR西日本について調べてみると、社員の過労自死について問題となったこともあり、有名なブラック企業にも選ばれていました。
しかし、私の周りでJR西日本に勤めている方々はやりがいをもって仕事をされている人たちが多く、本当のところどうなのか気になってしまっているところです。
知り合いがJR西日本に勤務しているので回答します。
仕事の量に対して要員が不足している気がするそうです。
それか能力の無いものに担当させるから仕事が回らないのか、適材適所で配置できていないのかもしれない。
結局のところ…続きを見る
とのことでした。
インフラ企業の仕事の特徴
他の民間企業に比べて、経営状態が安定している会社が非常に多いのが特徴の1つです。
なぜなら電力やガス、水道、鉄道、高速道路などのインフラは国民生活に欠かせないため、他企業との競争がかなり緩やかだからです。
そのため事実上、その市場を独占していたり、寡占していたりしています。
国からの援助が受けられる
また、こういった特徴から戦前までは、インフラ企業では公務員や団体職員がほとんどでした。
戦後以降から多くのインフラ企業が誕生し、民間人が維持・管理等を行い始めました。
ですので、経営状態が悪化したとしても、業界内で大手のインフラ企業であれば、政府や国からの援助が期待できます。
インターネットの普及による影響
さらに、特に最近では、インターネットの普及から、通信インフラに関する仕事も需要が伸びてきています。
このように、インフラ業界は安定度が公務員並であり、このことからもインフラ業界は年収も安定していて、かつ高い水準の年収をこと稼ぐことができます。
インフラ企業の魅力
福利厚生や給料が充実
インフラ企業は、福利厚生も充実しており、高給の仕事が多いため、男女ともに安心して働くことができる勤め先としておすすめできます。
定着率も高く、年功序列制度で賃金も上がっていくため穏やかな気持ちで働き続けることができます。
会社の独自制度が充実
さらには、働いている人の意欲向上や目標達成のための刺激策が充実しています。
例えば、
- 資格・技能検定の取得奨励制度や社内公募制度
- 国内留学制度、海外留学制度
- 特別な成果に対する表彰・報奨制度
などの諸制度がある会社が多く存在します。
JR西日本の社員は福利厚生が良くない環境で働いているのですか?
JR西日本で働いている知人に聞いたのですが、
JR西日本はあまり福利厚生がよくないようであると聞きました。
そのせいで多くの社員のモチベーションも下がってきてしまっているが、
一向に改善の余地も見られないようです。
これは本当ですか?知人がJR西日本へ先日転職したばかりで大丈夫なのかと心配です。
以前聞いた話ですが…
使える制度や施設がない。
ろくなもんがない。
しかも…続きを見る
とのことでした。
転職求人が増加
現代のネットワークシティにおいてインフラそのものが複雑であるため、大手企業の下にいくつのも子会社がある場合が多いです。
そのため、インフラ企業であれば仮に親会社に就職できなくても、小会社やグループ関連会社で働くことができる場合があります。
業界の年代として、20代から60代までと幅広い年代の方が活躍しており、近年はアベノミクスなどの経済政策により、インフラ企業の転職求人も増加傾向にあります。
インフラ業界への転職を考えている方は、転職エージェントを利用すると良いでしょう。
リクルートエージェントやdodaなど大手転職エージェントを利用することがおすすめとなります。
▶ doda公式サイト:https://doda.jp/
また、JobQにはインフラ業界への就職、転職に関する質問が多く寄せられているのでこちらも参考にしてみてください。
インフラエンジニアのスペシャリストになるにはどんな資格が必要ですか?
現在は、クラウド系のサーバーの仕事をしてます。
インフラエンジニアのスペシャリストを目指したいですが、どんな能力を求められますか。
なるにはどういう経験と知識が必要ですか。
オススメの資格などあれば教えてください。
最近はクラウドができて便利になりましたね。
そうですねひとむかし前はVPSとかTelnetとか(うんたら)
...おやお客さんのようですよ? いらっしゃい。
クラウド系サーバーのお仕事からスペシャリストを目指しているんですね。
前向きでいいですね。
インフラエンジニアのスペシャリストは次の3種類に分かれるようですよ。
おすすめの資格も載せますので参照してください…続きを見る
とのことでした。
最後に
いかがでしたか?
今回は、いかにインフラ業界が複雑で大規模であるか、またそれに伴い、働き口もいかに多様に存在し拡大しているのかという事をお伝えしました。
この先さらなるインフラの民営化が進み、企業間での競争も徐々に大きくなってくると思います。
その種類によっては、民営化すると家庭や地域で格差が生まれてしまうものもあります。
それほどにインフラとは、私たちの生活に大きな影響を及ぼします。
社会的責任が大きい業界である分、やりがいも大きい仕事だと思います。
インフラ業界への就職や転職を検討されている方は是非参考にしてみて下さい。
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