焦らなくて大丈夫！フリーランスが仕事がない時するべきこと3つ

自由度の高さと反比例するように、「仕事がない」というデメリットが目立ってしまうフリーランスですが、必ず最初は不安な状態が続くかと言えば、そうではありません。

ここからは「不安に感じることが多い」「お金がない状態が続く」といったフリーランスのデメリットへの対処方法を解説していきます。

将来設計が不安になる

「お金がいない状態が続く」という声を耳にしたことがある方も少なくないと思いますが、スキルがない状態で独立しない限りはお金に悩まされることもありません。

また、フリーランスはスキルに応じた稼ぎ方ができるため、将来設計を不安に感じる必要もありません。

反対に、将来設計を自分で明確なものにし、どのように稼ぐかを決めるという考え方を身に着けることができれば、長期的に活躍できるフリーランスになれるわけです。

仕事がなくなり時間が空くと不安になる

一般的に「フリーランスを始めたころは仕事がない」と言われることも少なくありませんが、仕事がないというわけではなく、仕事の見つけ方を心得ていない状態と言えます。

そのため、会社員と違い、スキルを持っていたとしても、仕事の見つけ方を知らなければ、仕事がない状態が長く続いてしまうことになるわけです。

また、スキルに自信がないという方は、仕事を受注することに不安を抱いてしまう傾向にあり、具体的な行動に移せない状態に陥ってしまうことも珍しくありません。

仕事を断ると次がなくなるかもと不安になる

仕事の受注については、自分のスキルに見合ったものを選択することを心掛けましょう。

具体的には、3つくらいの違った単価の仕事をこなし、単価と求められるスキルを把握することが始めにやるべきこととなります。

この時点は、仕事を受注した上で、スキルが足らないことが明確になり、途中で解約してしまうということも仕方のないことです。

まずは、自分のスキルでどのくらいの仕事をこなせるのかを把握し、安すぎると感じられる案件については、断ってしまったほうが良いでしょう。

フリーランスは仮に仕事がなかったとしても方策や対策を講じられるのが、会社員との大きな違いです。

仕事がないことばかりに目を向けずに、仕事がない時期だからこそできることに注目してみましょう。

単価が低くても自分の実績につながる仕事を探す

フリーランスの仕事がない時期に行っておくべき1つ目の対策が、単価にこだわらずに仕事をこなしていくことです。

特にクラウドソーシングサイトでは、過去の実績を別のクライアントが確認できるため、コンタクトを取っていない状態で信頼を得ることができるようになります。

求められるスキルを調べて勉強してみる

自分に足りないスキル、求められるスキルを掘り下げるという作業も、仕事のない時期だからできることと言えるでしょう。

仮にフリーランスエンジニアであれば、新しい言語の取得といった勉強の時間は、仕事がある時にはなかなか設けることができません。

自分のブログ・ポートフォリオを作ってみる

自分の人となりやスキルをブログやポートフォリオで表現するという作業も、フリーランスが取るべき対策の1つです。

特にポートフォリオについては、フリーランスとして独立してからの物でければならないという条件はなく、会社員のころに経験したプロジェクトでも構いません。

独立したフリーランスであれば、仕事がないという状況にありながらも、冷静に次の展開を検討できるという姿勢や考え方を身に着けおくべきと言えます。

しかし、フリーランスとして独立し瞬間から、冷静な分析を行える人はいません。

まずは、「自分に足りない要素を客観的に考えること」「前向き・プラスに考えること」から始めていきましょう。

自分には何が足りないのか客観的に考える

フリーランスの仕事のない時期は、自分に足りないものを分析する期間と言っても良いでしょう。
 

前述したようなフリーランスエンジニアのスキルはもちろんですが、ヒューマンスキルが不足しているケースも珍しくありません。

これまでクライアントとどのようなコミュニケーションをとってきたのかも含め、働き方全般を見直してみましょう。

前向き・プラスの方向に考える癖をつける

フリーランスとしての活動を始めたばかりの方の中には、「前向き・プラスに考えられない」という思い込みのある方も珍しくありません。

しかし、世の中で活躍しているどんな方も、思い通りにいかない状況を初めから前向きに、プラスに考えられたわけではありません。

どのように環境にいれば、前向き・プラスに考えられるのかについても、自分なりに分析してみましょう。

仕事がない時は気持ちが焦り、行動する気力が失われてしまいがちです。

しかし、フリーランスとして活躍するためには、時間とお金を少しでも有効活用するという考え方を求められます。

ここからは、仕事がない時の生活に使えるテクニックを解説していきます。

徹底的に無駄を削って節約生活をしてみる

仕事がない時は、節約を最優先に考える必要があります。

スキルを身に着ける時間にするといったポジティブな発想をもつ一方で、仮に数ヶ月仕事がなかった場合という最低のシチュエーションをすることで、日々の生活にかけられるお金の使い方にも変化が訪れるでしょう。

情報を集めるのに図書館を利用してみる

フリーランスとして稼ぐことができるようになれば、書籍代などの必要なお金は経費として計上できます。

ただし、仕事がなく、不安を抱いている状態であれば、図書館で情報収集を行いましょう。

手元に残しておけるお金の大きさが、安心感につながることも事実です。

仕事に集中できるだけの基礎体力をつける

常に集中力を求められるフリーランスにとって、基礎体力は非常に重要な要素の1つです。

疲れが溜まり、精神的にギリギリの状態の時に、次の行動を起こせるかどうかは基礎体力に左右されるといっても過言ではないため、仕事がない時に注目しておくべきことの1つと言えます。

フリーランスとしての活動が軌道に乗ってくると、今に集中してしまうため、将来設計を俯瞰する時間がなくなってしまう傾向にあります。

また、将来設計を考えることは、「仕事がない」とネガティブになってしまいがちな考えを修正するという目的にも非常に有効です。

自分はどれだけ稼ぎたいのか目標を明確にする

将来設計を考える上で、明確にしておきたいのが「自分はどれだけ稼ぎたいのか」という明確な目標です。

一口にフリーランスといってもエンジニアやライター、デザイナーなど、さまざまな仕事があり、それぞれに稼げる金額も異なります。

自分の稼ぎたい金額を明確にすることで、自分の持ち合わせているスキルや適性にどんな要素を付け加える必要があるのかが見えてくるはずです。

フリーランスの仕事がない時期は一般的な解釈ではなく、「今だからこそできることがある」と考え直す必要があります。

特に自分のスキルで収入を決められる働き方であるため、限られた時間を有効に活用するという意味でも、考え方を変えることが得策と言えます。

仕事がないという状況のなかでも、できることに目を向けることで、次の展開が見えてくるでしょう。