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【年金と年収の関係は?】自分が受け取れる額の確認方法など紹介します

年金と年収の関係は国民年金と厚生年金とでは違いがあることは皆さんご存知でしょうか?この記事では、年金と年収との関係や受取額の計算方法などを説明し、パソコンやスマートフォンで年金の受取見込額がわかる「ねんきんネット」についても解説していきますので、是非参考にしてみてはいかがでしょうか?

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年金と年収の関係

年金と年収の関係は、国民年金と厚生年金で違いがあります。

ここでは、国民年金と厚生年金と年収との関係を説明します。

国民年金は年収による金額の違いはない

国民年金は年金の1階部分に該当し、全ての年金の基礎部分であるため、基礎年金と呼ばれています。満20歳~満60歳の国民は必ず国民年金に加入することが必要です。

国民年金の保険料は年収による金額の違いはなく、国民年金の保険料は2019年4月~2020年3月までは月額16,410円、2020年4月~2021年3月までは月額16,540円になっており、定められた保険料を納付します。

なお、国民年金の受取額は、満額780,100円であり、未納期間や免除・猶予期間が全くなく、満20歳~満60歳の40年間にわたってきちんと保険料を納付していた場合は、年間で780,100円、月額約65,000円の国民年金(基礎年金)を受け取れます。

これは満額の金額ですが、国民年金の平均受給額は月額55,000円になっています。

厚生年金は年収によって金額が変わる

厚生年金の保険料は年収によって変わり、標準報酬月額に保険料率を乗じた金額が1ヶ月あたりの厚生年金保険料になり、厚生年金保険料を事業主と折半した金額が給料から差し引かれます。

厚生年金は年収が増えるほど保険料が高くなり、将来受け取れる老齢厚生年金も高くなります。

厚生年金の平均受給額は男性が月額165,668円で、女性は103,026円になっています。

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年金の計算方法

年金の計算方法は、国民年金と厚生年金で違いがあります。

ここでは、国民年金と厚生年金の受取額計算方法を解説します。

国民年金の受取額計算方法

国民年金の受取額は、先に説明したように満額780,100円です。

未納期間や免除期間、猶予期間が一切なく、40年間の加入期間できちんと保険料を納付していれば、年間で780,100円、月額約65,000円の国民年金を受給できます。

未納期間や免除・猶予期間がある場合は、満額の年金を受け取ることができず、受取額はねんきん定期便やねんきんネットで確認することができます。

なお、下記の計算式で国民年金の受取額を計算できますが、未納期間や免除期間、猶予期間を正確に把握することが必要です。

780,100円 ×(保険料納付済み期間 (月) + 免除月) ÷ 480か月(40年)

厚生年金の受取額計算方法

厚生年金の受取額は所得に応じて変動するため、厚生年金の計算方法は非常に複雑で難しいですが、だいたいの受領額は次の計算式で算定できます。

厚生年金受給額 = 平均年収(万円)× 加入期間(年)× 0.005481

老齢厚生年金は加入期間と加入期間中の平均年収で決まり、厚生年金の加入期間が長く、加入期間中の年収が高額だと、厚生年金の受取額も高額になります。

厚生年金には国民年金のような満額という概念はありませんが、上限は決められています。加入期間の上限は70歳であり、平均給料の上限は620,000円、1回の賞与が1,500,000円に設定されています。

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年収別にみる年金支払額と受取額

年金の受取額は個人差がありますが、年収別にみる年金の受取額は下記のとおりです。

これはあくまでも概算であり、正確な受取額はねんきんネットやねんきん定期便などで確認してください。

年収200万円の場合

国民年金は年収に関係なく、満額で年間780,100円、月額約65,000円の年金を受け取れます。厚生年金の受給額は月額40,000円程度になります。

国民年金と厚生年金を合わせた支給額は月額約105,000円、年額約1,260,000円程度です。

年収300万円の場合

国民年金は年収に関係なく、満額で年間780,100円、月額約65,000円の年金を受け取れます。厚生年金の受給額は月額60,000円程度になります。

国民年金と厚生年金を合わせた支給額は月額約125,000円、年額約1,500,000円程度です。

年収500万円の場合

国民年金は年収に関係なく、満額で年間780,100円、月額約65,000円の年金を受け取れます。厚生年金の受給額は月額73,000円程度になります。

国民年金と厚生年金を合わせた支給額は月額約138,000円、年額約1,656,000円程度です。

年収1000万円の場合

国民年金は年収に関係なく、満額で年間780,100円、月額約65,000円の年金を受け取れます。厚生年金の受給額は月額129,000円程度になります。

国民年金と厚生年金を合わせた支給額は月額約194,000円、年額約2,328,000円程度です。

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自分が受け取れる年金額の確認方法

自分が受け取れる年金額は、ねんきん定期便やねんきんネットなどで確認できます。

ねんきんネットついて

ねんきんネットは日本年金機構が提供しているサービスで、パソコンやスマートフォンで自分の年金記録を確認することができ、将来受け取れる年金見込額を確認することができます。

どの程度の年金を受け取れるのかはとても気になりますが、ねんきんネットを使うと年金の見込額が瞬時にわかり、将来に備えられます。未納期間などもわかりますので、保険料の支払い漏れを解消できます。

確認方法

ねんきんネットは無料で利用することができ、利用する際には登録をすることが必要です。

利用登録をする際には、基礎年金番号とメールアドレスが必要になりますので、年金手帳や年金証書を用意しておくと、スムーズに登録ができます。

操作方法はとてもシンプルで、直感的な操作で年金見込額などをすぐに調べられます。

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▶︎【年金について】退職時の手続きには離職票が必要なのか?手続き別にご紹介

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まとめ

国民年金の保険料や受領額は年収とは関係なく、満額で年間780,100円の年金を受領することができます。

毎月の保険料もあらかじめ決められており、国民年金の保険料は定額です。

厚生年金の保険料と受領額は年収によって変わり、年収が高くなるほど保険料や受領額は高くなります。将来、どの程度の年金を受け取れるかは、ねんきんネットを利用すると簡単にわかります。

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