・若い年次で様々な業種の中小企業の経営者と直接話すことができ、様々な考え方に触れることができるためとても勉強になります。
・360度評価が取り入れられている。人事評価による賞与の連動は多少はあるが大きくはない。(インセンティブはあまりない)
・金融機関自体があまり差別化できる業種ではなく、過当競争感はぬぐえない。現状政府系の看板はあるが民営化議論は続いており今後については不明。(政府系という強みがなくなるかもしれない)
年収はメガに合わせているため、かなり高めだと思います。1年目は低いですが、2年目から営業に上がるとがくっと上がります。5年目までは少しずつしか増えませんが、主任に上がるとまたがくっと上がり、7-8年目に調査役になると800-900万はもらえると聞きました。課長になると1000万以上で、30代前半でそれくらいです。
19時や19時半は支店が閉まるので物理的にそれ以上の残業ができません。よって残業がそこまでない(というかできない)という点ではワークライフバランスは悪くないと思います。ただし、仕事がどんなに残っていても残業はできないので、仕事上がって時間があっても精神的には休めるわけでもなく、仕事のことを常に考えてそれはそれで辛いです。 また、若手は資格取得が特に大変で、仕事終わっても試験の勉強で全然自分の時間が確保できない場面が多いです。資格取らないと成績に多少影響しますので手を抜くわけにはいかず、やはり総合的に考えるとワークライフバランスがいいとは言えない。ただ勉強することが苦ではない人にとっては大した問題ではないかもしれません。
調査役まではほぼ横並びです。どんなに優れた人でも、仕事ができない人と給料面で差がつくのはボーナスの数万程度です。ボーナスも個人だけでなく、支店の評価でまず支店ごとにお金が割り振られ、その中で分配されるので自分一人が成績よくても支店全体があまりよくないと見返りは少ないです。従業員にも同期間でものすごい実力差がありますが、給料は同じです。また、優秀な人材でも地域限定職だとぽんこつな全国転勤の人よりどうがんばっても給料は8割です。そういうことを考えると評価制度は正直悪いと思います。 ただ見方を変えれば、仕事ができなくても一定の給料は保証されているので、その方が安心だと思う人には悪くないかもしれません。
女性の営業窓口は正直大変だと思いました。特に若手の際は、初めお客さんにかなり舐められます。そして事務や預金の一般職の方々とは扱いも違いますので、よく言えば一人前の営業として見てもらえる、悪く言えば男と同じ扱いですのでそれなりにメンタルや特に体力面での強さが求められます(営業なので当然かもしれませんが)。なので営業の女性社員と一般職の女性社員への接し方のあまりの違いに戸惑うことはよくあります。 一般職はとても働きやすいと思います。責任を負う仕事はほぼないですし、周りは男ばかりなのでチヤホヤされます。残業も強いられるわけではないですし、特に管理職の一般職の方への気の使いようはすごいです。 営業では子供を産んで家庭と両立しながら働くのは至難の業ですし若手を除いた女性総合職はかなり少ないです。辞めて行く人や一般職に変わる人が大半です。一般職は育休や産休を取得する社員も多く、時短勤務もできますし、給料は一般職でもかなりもらえるため、働きやすいと思います。
事務職に関して、それなりの給料はもらえている印象だが、入社時から何年経っても給与が大きく増えることはない。給与制度も変革途中であり、今後はもっと能力に応じた給与体系に変わっていくと思う。
働く部門によって残業時間は大きく異なる。事務職は基本的に残業はほとんどないが、営業店の実情によっては残業が多いこともある。営業はある程度の残業はあるが、早帰りの推奨がなされているため数年前に比べ残業時間は大きく短縮されており、休日出勤などもほぼない。ワークライフバランスは実現されやすい環境だと感じる。
妊娠・出産を経て復帰する職員は多く、産休・育休並びに復帰後も子供の用事などによる急な休暇も取得しやすく理解ある雰囲気だと思う。女性の管理職は圧倒的に少ない。管理職だけでなく課長職にも女性はほぼおらず、上司は男性ばかり。営業職の女性はやはりある程度の年齢で離職してしまう人が多い。