研究予算が削られているため、物を買いづらくなっている。会社の将来性への不安からか、暗い顔をしている人が増えた。ジョブローテーション等の制度はないので、隔年の自己申告や公募を利用して希望の配属先を伝えることが多い。
昨年度期待されていた統合失調症薬で治験失敗してしまったので、今後はCNSより、癌や再生医療に投資していく方針である。どちらも販売までは時間がかかるなか、経営を建て直していけるのか不安に感じている。
給料は製薬会社の中では、中の中の下といったところ。管理職でやっと1000万を超えるレベル。20年以上前はほとんど40〜45歳までで8割程度の社員が管理職になれていたが、現在は30代中盤でなれる分、ヒラのまま一生を終える人が半分以上いる。そのため1000万に届かず残念なポジションになる。
給料は業界内でみて低いが住宅手当は厚い。居住エリアにもよるが、トータルで見たら年収+150万くらいの価値がある。可処分所得は高い。ただし業績不振に伴い、MR日当などが廃止されるなど手当の見直しがはかられており、現行の家賃補助が続くとは思えない。
女性には優しい。ライフワークバランスを重視するのであれば、かなりオススメできます。まず、職種にもよりますが、本社の一部の人を除いてほとんど残業がありません。MRは基本直行直帰です。講演会などで月に多くて2度ほど休日出勤がありますが、代休も取得できます。この会社の最大のメリットかもしれません。