基本給はそこそこいただける。メーカーとしては平均的な給与水準だと思う。とはいえ若手のうちは残業代で稼いでいる部分も大きい。
部署にもよるが、基本的に休日出勤などはなく有給も取りにくい雰囲気はない。繁忙期やプロジェクトの進行具合によっては労働時間が伸びてしまうが、規定時間を超えないよう配慮はされる。
BtoBなので間接的に社会を支えられることに喜びを感じられるならやりがいはあるはず。 社内の雰囲気は典型的な日本企業といった感じ。良く言えば穏やかで安定している。悪く言えばお役所的。
上司との相性がものを言う部分が大きい。近年はそのような風潮から脱却しようという動きはあるものの、やはり上層部が従来のやり方に慣れきっていて下までそれが反映されている感覚はあまり感じられない。
福利厚生は手厚い方だと思う。職種上致し方ないことだが、リモートワークは進んでいる部署と進んでいない部署との差が激しい。
女性へのあからさまな差別などは時代柄ほぼないが、基本的に男性社会であることは否めない。
部署によるが、開発系は総じて残業が多い。一部ではサビ残も当たり前のようにしている。 自分から進んで案件をもつこともできるが、全て自分の責任となる。上司のフォローもないため、自分の思うように進められる人には良いが、そうでなければ厳しい。フォローはないものの、意見だけされることもしばしば。 スケジューリングの必要はあるものの、有休を止められることはない。
一斉に一般職から総合職に転換されたこともあり、緩やかに過ごすことはできないが、逆に言えば、キャリアのチャンスとしてはある。依然として女性管理職は少ないが、休暇明けのフォロー体制はある。
半導体装置については、波が激しいが、投資を続けていれば問題はない。ただし、中韓勢との争いは避けられない。 祖業のポンプ事業は過去の遺産で食っているようなところもしばしば。思い切った策を打てていないのが実情。 他にも新規事業を立ち上げる動きはあるが、なかなか難航しているようだ。
同社の中途採用情報によれば、入社10年目・31歳で年収559万円(月給29万円+諸手当)、入社19年目・40歳で年収708万円(月給45万円+諸手当)とされています。 また、近年の業績好調により、ボーナスが年間10ヶ月分支給されることもあり、メーカーとしては高水準との声があります。 一部では、最も多い場合で12~13ヶ月分のボーナスが支給されることもあるようです。