給与に関してはあまり不満はなかった。 営業職だったが、家賃手当が充実している+営業手当があるので、割と散財しても問題なく貯金ができるくらいの暮らしであった。 部署や上司によるのかもしれないが、残業もした分は全て残業代として申請することができた。
あまり良いとは言えなかった。 家電量販店などを相手にする部署の場合、どうしても商談を行ったり売り場に商品の展示を行ったりできるのが、先方の業務時間終了後などになるため、どうしても上がれるのが遅い時間になってしまうことも多かった。 酷かったのは、中々気質のやばいクライアントなどもあるため、些細なことでクライアントを怒らせてしまった時などは、終電がなくなるまで監禁されて説教されたこともあった(営業職ならば他社や他業界でもよくあることなのかもしれないが)
典型的な同族経営である。 同族経営だからと言って全てが悪い訳ではなく、しっかりしている同族経営は長寿企業も多いのは承知の上だが、上層部の言うことが絶対であり、若手が裁量を持ちにくいというのはあると感じた。また、外部から優秀な人材を登用するといったことも少ないと当時から言われていた。