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ダイビングインストラクターになるには?必要な資格やなり方を解説

ダイビングインストラクターになるために、何をすれば良いか分からない方も多くいるかと思います。そこで今回は、ダイビングインストラクターになるための資格種類や資格習得する流れについて紹介してきます。また、ダイビングインストラクターになるための必要な適性も紹介します。

ダイビングインストラクターになるには?なり方を解説

ダイビングインストラクターになるためには、「オープンウォーターダイバー取得」「アドバンスオープンウォーターダイバー習得」「レスキューダイバー習得」「ダイブマスター習得」「アシスタントインストラクター習得」「インストラクター試験に合格」と言った6つのプロセスを踏まなければいけません。

それぞれのプロセスについて、具体的に紹介していきます。

 

1.オープンウォーターダイバー取得

講習内容 ・ダイビング知識の学科講習(5回)
・プールダイブ(5回)
・海洋ダイブ(4回)
参加前条件 ・15歳以上


(参考:PADIオープン・ウォーター・ダイバー・コース

オープンウォーターダイバーとは、ダイビングを安全に行うために、必要な知識とスキルを身につける目的があります。

ダイビング知識の学科講習は、テキストやDVDを使ってダイビング器材の使用方法や選び方、ダイビングに関する安全ルールについて学びます。

プールダイブについては、実際に海中でダイビングをする前に、プールで水慣れをして、基本的なダイビングテクニックの習得を行います。

海洋ダイブは、プールダイブで身につけたダイビングスキルを、実際に海中でダイビングを行います。

オープンウォーターダイバーを習得すると、ダイビングに必要な知識とスキルが身に付いている証に「Cカード」が発行され、トレーニングした範囲内であれば監督者無しでダイビングする事が可能になります。

 

2.アドバンスドオープンウォーターダイバー取得

講習内容 ・下記24種類のアドベンチャーダイブから5種類選択
「水中ナビゲーション」「ディープ」「水中ナチュラリスト」
「アルティチュード」「カバーン」「ピーク・パフォーマス・ボイヤンシー」
「ボート」「デジタル・アンダーウォーター・イメージング」「レック」
「ナイト」「ドライスーツ」「ダイバー・プロパルジョン」
「Drive Against Debris」「ディレイド・サーフェス・マーカー・ブイ」
「ドリフト」「エンリッチ・エア・ダイブ」「サメの保護」「サイドマウント」
「フルフェイス・マスク」「アイス」「リブリーザー」「セルフ・リライアント」
※「水中ナビゲーション」「ディープ」については必修科目
参加前条件 ・オープンウォーターダイバー習得
・12歳以上


(参考:アドヴァンスド・オープン・ウォーター・ダイバー・コース

アドバンスドオープンウォーターダイバーは、ダイビングに関する深い知識を身につけたり、ダイビングテクニックのさらなるスキルアップを目的にしています。

また、先程紹介したオープンウォーターダイバーは水深18m以上のダイビングは出来ませんが、アドバンスドオープンウォーターダイバーを習得する事で、水深18m以上をダイビングする事が可能になります。

さらには、水中での方向感覚を鍛える事ができるため、ダイビングをする際に必要なナビゲーションスキルを身につける事が可能です。

このようにアドバンスドオープンウォーターダイバーは、ダイビングのさらなるスキルアップを目的としており、中級レベルのダイビング認定ランクです。

 

3.レスキューダイバー取得

講習内容 ・学科講習
・海洋実習
参加前条件 ・アドバンスドオープンウォーターダイバー習得
・15歳以上


(参考:レスキュー・ダイバー・コース

レスキューダイバーは、ダイビング中のトラブルを未然に防ぐ方法を身につけ、事故が起こった場合の救命方法を学ぶ事を目的としています。

学科講習では、負傷した人への処置方法、通報方法、水中捜索方法等の知識をレスキューダイバーマニュアル本とDVDを使って学習を行います。

海洋学習では、学科講習で学んだレスキューに関する知識を実践形式で行い、レスキュースキルを身に付けます。

身に付くスキルについては、水上での曳行・心肺蘇生・中世浮遊のスキルを身に付ける事が出来ます。

このようにレスキューダイバー取得は、ダイビング中に事故が起きても冷静に人命救助をする事が可能になります。

 

4.ダイブマスター取得

講習内容 ・ダイビング知識の学科講習
・ダイビングスキル実習
・ダイビング応用スキル実習
参加前条件 ・アドバンスドオープンウォーターダイバー習得
・レスキューダイバー習得
・18歳以上
・ダイビングに適した体調の診断書
・ログブックに最小限40回ダイブが完了している事


(参考:ダイブマスター・コース

ダイブマスターとは、ダイビングする際のリーダーとしてのダイビング知識とスキルを上級者レベルまで高める事を目的にしています。

ダイビングスキルの知識講習については、マニュアル本とDVDを使って事前学習を行い、ダイブマスターの役割に関する事や、安全性・リスクマネージメント等と基礎知識と違って応用知識を学びます。

ダイビングスキル実習については、400m水泳、800mスノーケルスイム、器材交換等の水中スキルを行います。

その他にもダイバーレスキューやダイブスキルもダイビングスキル実習で行います。

ダイビングスキル応用実習については、ダイビングポイントでのセットアップ管理や水中地図の作成等を行います。

 

5.アシスタントインストラクター取得

講習内容 ・自宅学習
・事前学習
・学科プレゼンテーション
・プールダイビング実習
・海洋ダイビング実習
参加前条件 ・ダイブマスター習得
・ナイト・ディープ・ナビ経験者
・ダイバー認定から6ヶ月以上
・EFR受講2年以内


(参考:パパラギダイビングスクール

アシスタントインストラクターとは、ダイビングインストラクターのアシスタントとして活動できるように、ダイビングインストラクターとしての基礎トレーニングを行い、応用的な水中技能と知識も身に付ける事が目的です。

また、アシスタントインストラクターとして認定される事で、オープンウォーターダイバーを担当する事ができ、その生徒の評価や参加者の安全管理等を行う事が可能です。

このようにアシスタントインストラクターは、先程紹介したダイブマスターと比較すると、実際に生徒達に講習する場面での活躍が出来るようになります。

 

6.インストラクター試験に合格

講習内容 【下記4つのセッションで構成】
・筆記試験:規準、手続きエグザム、5つの理論エグザム、PADIシステム
・知識開発プレゼンテーション
・限定開発プレゼンテーション
・オープンウォーター
参加前条件 ・ダイバーの認定を受けてから6ヶ月以上で100ダイブ以上のログの経験者
・IDC/OWSIプログラム修了日から1年以内の方
・事前にIE参加予約が必要


(参考:インストラクター試験(IE)要項/日程/合格者

インストラクター試験は、これまで紹介した「オープンウォーターダイバー」「アドバンスドオープンウォーターダイバー」「レスキューダイバー」「ダイブマスター」「アシスタントインストラクター」の5つから学んだ知識やスキルの総集編の試験です。

参加資格については、ダイバーの認定を受けて6ヶ月以上で100ダイブ以上の上級者レベルの人しか試験を受ける事が出来ないので注意が必要です。

このようにダイビングインストラクターになるためには、オープンウォーターダイバーの習得からインストラクター試験の合格をする必要があります。

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▶︎ダイビングインストラクターの資格7選|気になる取得方法も解説

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ダイビングインストラクターになるには?必要な適性

ダイビングインストラクターになるための必要な適性については、「コミュニケーション能力」「平常心」「責任感」の3つが挙げられます。

コミュニケーション能力については、ダイビング中にコミュニケーションを取る事は、事故を未然に防ぐ事ができ、指導中であればダイビングインストラクターのコミュニケーション能力が高ければ、生徒達の成長スピードにも大きく関わって行きます。

平常心については、ダイビング中にトラブルが起きても常に平常心で対応する事はダイビングインストラクターにとって必要な適性の1つです。

なぜなら、ダイビング中に酸素ボンベからの供給が止まっても、平常心を持って対応すれば最悪の事態を防ぐ事が出来るからです。

最後に責任感については、ダイビングインストラクターは指導やガイド役をしますが、海中でダイビングをする危険性を理解していない人にもきちんと教えなければ行けない責任があるからです。

さらに、ダイビング中は責任者という役割もあります。

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まとめ

今回は、ダイビングインストラクターのなり方について具体的にご紹介しました。

ダイビングインストラクターになるためには、「オープンウォーターダイバー」「アドバンスドオープンウォーターダイバー」「レスキューダイバー」「ダイブマスター」「アシスタントインストラクター」「インストラクター試験」の6つのプロセスを踏まなければいけません。

また、ダイビングインストラクターの必要な適性については、コミュニケーション能力・平常心・責任感がある人が向いている職業です。

ダイビングインストラクターを目指している人は、是非この記事を参考にしてみてください。

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