
兵庫県豊岡市への移住を考えている方は必見!『飛んでるローカル豊岡』とは?
豊岡市移住定住ポータルサイト『飛んでるローカル豊岡』について、ご担当の増田さんと移住相談窓口の案内人である中尾さんに取材!兵庫県豊岡市への移住サポートについて気になるポイントをお聞きしました。
豊岡市移住定住ポータルサイト『飛んでるローカル豊岡』に注目!
「自然の豊かな地域で暮らしたい」
「リモートワークが進んだので、京阪神エリアに時々通える距離に引っ越したい」
コロナ禍でリモートワークが進む中、2拠点生活を考える方も増えました。
都会から少し離れて自然の豊かな地域で暮らしたいと思う方も増えている昨今、移住定住により力を入れる自治体が増えています。
そこで今回は、兵庫県豊岡市移住定住ポータルサイト『飛んでるローカル豊岡』を紹介します。
それでは豊岡市移住定住ポータルサイト『飛んでるローカル豊岡』について、「豊岡市役所 環境経済課」の増田さんと「暮らしのパーラーTOYOOKA(移住相談窓口)案内人」の中尾さんに詳しくインタビューをしていきます!
市民目線のリアルな情報発信!市民と協力して作り上げたサイト
編集部
『豊岡市移住定住ポータルサイト 飛んでるローカル豊岡』を開設されたきっかけや、経緯を教えてください。
増田さん
もともとは人口減少対策のために、市民ワークショップを行ったことがきっかけです。
「移住者を増やすためにはどうしたらいいのか」について、40人くらいの市民の方と話し合ったことからスタートしたんですよね。
そこで、行政目線ではなく市民が中心となったリアルな目線での情報発信が重要だという結論に至り、このサイトを作ることになったんです。
また『飛んでるローカル豊岡』は移住の総合情報サイトではありますが、市民ライターさんの記事を中心に掲載しています。
なお内容は、市民ライターさんの記事だけではありません。
他にも物件情報や補助金、支援の詳細など、移住に必要な情報をたくさん掲載しています。
移住前から移住後まで!移住に関する全てのステージでサポート
編集部
『豊岡市移住定住ポータルサイト 飛んでるローカル豊岡』では、どのような移住支援を行っていますか?
増田さん
移住へのステージに応じた支援を行っています。
例えば豊岡へ下見にお越しいただく段階では、宿泊費や航空運賃・レンタカー・高速料金の補助を行っています。
続いて移住の段階では、都市部から移住される方へ引越し費用の補助を行っています。
また「飛んでるローカル豊岡」に掲載されている空き家物件を購入もしくは賃借された方に対しては、物件の改修費などの補助もあります。
最後に移住後の段階では、独自の農法である「コウノトリ育む農法」で作られたお米60kgをプレゼントしたり運転免許を取得する費用や、ペーパードライバー講習を受講する費用の補助をしたりしています。
編集部
移住相談窓口の「暮らしのパーラーTOYOOKA」では、「対面」と「オンライン」の両方で相談を行っているのがポイントかと思います。
「対面」と「オンライン」でそれぞれ気をつけている点はありますか?
中尾さん
「暮らしのパーラーTOYOOKA」は、移住を経験した市民自身が案内人を務める移住相談窓口です。私も案内人を務めています。
相談について「対面」の場合は、地元のカフェやシェアスペースで相談を受けるようにしています。
お互いリラックスしてお話できることに加えて、お店の主人や地元の人とのちょっとした雑談から地域の雰囲気を感じてもらうことが目的です。
「オンライン」の場合は、地元の雰囲気を感じていただくことが難しいです。
そのため写真や地図などを活用して、視覚的に地域の雰囲気をお伝えするよう心がけています。
自然も含めて先進的な取り組みもある豊岡市の魅力
編集部
兵庫県豊岡市ならではの移住のメリットやポイントを教えてください。
中尾さん
豊岡市に移住するメリットは、年間通して楽しめる環境が整っていることです。
竹野浜の海水浴や神鍋高原のスキー場などのアクティビティを始め、城崎温泉や演劇など、文化面の楽しみも充実しています。
普段住んでいる地域に年間を通して色々な楽しみ方があることは、コロナ禍で気軽に別の地域へ行きづらくなった分、僕自身が身に染みて感じた良さでもありますね。
また豊岡市は、移住が大きく取り上げられる前から移住支援を積極的に行っていた地域です。
移住活動期間中の来訪費用の補助や、移住後の支援も充実しているのもメリットかと思います。
就労支援もばっちり!リモートワークを利用した2拠点生活の拠点としても
編集部
移住者への就労について、どのような支援をされていますか?
増田さん
豊岡の仕事に関する情報を「ジョブナビ豊岡」というサイトに掲載しています。
また専任の就職相談員が、企業とのマッチングをお手伝いしています。
編集部
兵庫県豊岡市へ移住を希望する方は、どのような仕事を希望することが多いですか?
増田さん
豊岡市は日本有数の鞄の産地ですので、ものづくり、製造業に関する仕事を希望される方が多いように感じます。
移住された方については、鞄産業、製造業、福祉、金融など様々な業種で働かれています。
また地域おこし協力隊として豊岡市へ移住された方も多いです。
編集部
コロナ禍により、移住や就労の相談で変化はありましたか?
中尾さん
コロナ禍でリモートワークが進んだ影響もあり、京阪神エリアに月数回出勤することを想定した地方移住が増えました。
さらに2拠点生活を検討する方からのご相談も増えています。
また小さなお子様がおられるご家庭からは「子供がコロナを気にせず自然の中で思いっきり遊べる地域へ移住したい」といった要望も増えたように思います。
市内一周ドライブで“土地感”や“距離感”を体感しておくのが移住のコツ
編集部
移住を検討する方に向けて、移住のコツやアドバイスがあれば教えてください。
中尾さん
地方での“土地感”や“距離感”を、移住前に体感してもらうことが大切だと思います。
僕たちの地域では、車で1時間ほど走れば45~50km圏内への移動が可能です。
それを遠いと感じるか近いと感じるかは人それぞれですので。
とくに海エリアや山エリアに移住する場合は、日常的に車移動が伴います。
居住エリアから市街地までの距離感を知るという意味でも、市内の端から端までドライブしてほしいですね。
なお下見の支援制度にはレンタカー補助もあります。
ぜひ活用していただいて、兵庫県で一番の面積を誇る豊岡市内をくまなくドライブ散策してみてほしいですね!
観光サイトなどには掲載していないディープスポットも「暮らしのパーラーTOYOOKA」がご案内いたします!!
増田さん
豊岡市は移住相談窓口を「暮らしのパーラーTOYOOKA」が担っています。
移住を経験した相談員自身が案内人を務めているので、より住民目線で地域の魅力をお伝えできるのが強みです。
移住された後も気軽に相談できる関係性や居場所づくりを目指し、元老舗料亭を拠点に併設されたカフェや中庭にて、リラックスした雰囲気で移住相談を行っています。
暮らしにまつわるご相談・ご質問など、何でもお気軽にお問い合わせください。
まとめ
取材を終えて、豊岡市では市民のみなさんと協力して移住支援を行っていることがわかりました。
移住後のサポートはもちろん、移住前の下見段階でのレンタカー補助など、さまざまな段階でサポートが得られるのは嬉しいですね。
豊岡市への移住を検討中の方は、ぜひ『飛んでるローカル豊岡』のサイトをチェックしてみてください。
兵庫県豊岡市移住支援サイト
▶︎飛んでるローカル豊岡
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約90%の質問に回答が寄せられています。
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