
OpenESとは|エントリーシート・履歴書の書き方や提出方法を詳しく解説
OpenESは就職活動を効率よく進める上で、非常に有効的なツールです。OpenESを導入している企業は増加傾向にあるため、今後の就活シーンではOpenESをいかに使いこなせるかが重要です。今回の記事では、OpenESの特徴や好印象を与えるポイントなどを解説していきます。
OpenESとは?
OpenESとは、株式会社リクルートキャリアが就活情報サイト「リクナビ」で提供している機能であり、あらかじめ登録したESの内容を複数の企業に出すことができます。
一つのESを登録しておくことで色々な企業に使い回すことができるため、就職活動を非常に効率よく進めることができるでしょう。
また、現在5000社以上の企業が「OpenES」を導入しており、そのシェアは毎年拡大しています。
就職活動でリクナビを利用するのであれば、OpenESは絶対に活用するべきであると言えます。
従来のエントリーシート・履歴書の提出方法との違い
従来のエントリーシート・履歴書とOpenESの違いは以下の3つです。
- リクナビのOpenESサイト経由で提出できる
- OpenESには基本的な項目しかない
- OpenESはガクチカと自己PRに写真を添付できる
OpenESはリクナビのOpenESサイト経由で企業に提出できるため、わざわざ企業専用ページまで飛んで提出する必要がありません。
一つのサービス内でES提出まで完結できることは、忙しい就活生にとっては魅力的なサービスでであると言えるでしょう。
また、OpenESは複数の企業で使い回すことを前提としているため、基本的な質問項目しか存在しません。
例えば、名前や学歴など基本情報、資格・スキル情報、自己PR、ガクチカなどが主な項目です。
加えて、OpenESではガクチカと自己PRに写真を添付することができるため、写真を用いながら自身の経験などをイメージしやすい形で相手に伝えることが可能になります。
OpenESを使う3つのメリット
OpenESを使うメリットは以下の3つです。
- ネット上で管理するため書き直しが簡単
- 無料で使える
- 写真でアピールできる
ここからは、上記の3つのメリットについて詳しく解説していきます。
特徴①ネット上で管理するため書き直しが簡単
作成したエントリーシートはネット上に保存されているため、簡単に複製や修正を行うことができます。
通常であれば一社一社企業別に修正をする必要がありますが、OpenES導入企業であればOpenESを修正するだけで提出先の企業全てのESに修正が適用されます。
時間に追われることが多い就職活動において、1枚1枚手書きする時間を削減できることは非常に重要です。
特徴②無料で使える
OpenESは、システム自体を全て無料で利用することができます。
証明写真もデータのため写真の現像代がかからない、データで遅れるため郵送費用もかからないなど、コストパフォーマンスが非常に良いと言えるでしょう。
特徴③写真でアピールできる
OpenESではガクチカと自己PR欄に写真を挿入することができます。
ほとんどの企業のESでは写真を挿入することができないため、自身の成果をイメージしやすい形で相手に伝えることができなかったという人も多くいます。
しかし、OpenESの登場によって写真を見せることを前提とした自己PRが可能になりました。
人物像がイメージしやすい写真を選択することで、独自性のあるアピールにも繋げることもできるでしょう。
OpenESで記載する項目
ここからは、OpenESに記載する主な項目について解説していきます。
記入例やポイントも合わせて解説していくため、参考にしてみてください。
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マンションの場合は建物番号まで書く |
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高校入学以降の学歴を書く |
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端的かつ簡潔に |
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250字以内、ゼミや研究室での取り組みや達成したことを具体的に |
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400字以内、結論ファーストで独自性のある内容に |
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400字以内、他の志望者を差別化できる内容に |
学歴に関しては、中学入学から記入する人や稀に小学校から記入する人もいますが、実際は高校入学以降を記入すれば問題ありません。
保有資格・スキル、趣味・特技は、深掘りされた際に話すことができるエピソードを持っているものを記入しましょう。
自己PRやガクチカは字数が決められており、その字数に合わせて独自性のあるエピソードを選択することが重要です。
また、上記の6項目以外にも志望動機など他の項目についても解答を求められることがあるため注意しましょう。
OpenESでエントリーシート・履歴書の提出方法
OpenESでエントリーシート・履歴書の提出方法の手順は以下になります。
- 企業からの提出依頼URLにアクセス
- 名前・アドレスで認証する
- 必要事項を入力する
- 内容を確認後提出する
ここからは、上記の4つの手順について詳しく解説していきます。
1.企業からの提出依頼URLにアクセス
企業にエントリー後にOpenESの提出が求められる場合、企業からリクナビメールBOX内に「OpenES提出依頼メッセージ」が届きます。
提出依頼はリクナビメールに届くことが多いですが、登録したメールアドレスに届くこともあるので注意が必要です。
提出依頼のメッセージにはURLが添付されており、クリックすることでOpenES提出のための画面に進むことができます。
2.名前・アドレスで認証する
リンクに遷移後、本人確認のために氏名・アドレスを入力し認証を行う必要があります。
その際のポイントは、氏名は企業からのOpenES提出依頼の文面に書かれた氏名を、メールアドレスはOpenES提出依頼を受け取ったアドレスを入力するということです。
この氏名・アドレス入力はあくまでも本人確認のため、たとえ提出依頼のメッセージに書かれている氏名に誤字があったとしてもそのまま書きましょう。
3.必要事項を入力する
順序2が終わるとOpenES提出画面に進み、OpenESの修正をすることができます。
この際、必須項目は確実に記入しなければ提出することができないため注意しましょう。
また、OpenES自体が未登録だった場合、OpenES登録画面に遷移し会員登録を行う必要があります。
企業によっては追加質問が設定されていることもあるため、基本的な質問を既に回答しているからといって油断することはNGです。
OpenES提出期限前日に提出するのではなく、事前に追加質問が設定されていないかどうかを確認しておくことが重要です。
4.内容を確認後提出する
内容を確認が完了したら、実際に企業に提出しましょう。
提出したOpenESの内容はPDFデータとしてダウンロードすることができるため、面接の前に自身の発言に矛盾が出ないようにダウンロードして読み直しておきましょう。
また、一度企業に送信した内容は後からOpenESを修正しても反映されないので注意する必要があります。
OpenESで好印象を与えるポイント
- ・出来るだけ文字数いっぱいまで記載する
- ・自己PRやガクチカには自分らしい写真を使う
OpenESで好印象を与えるポイントは以下の2つです。
- 出来るだけ文字数いっぱいまで記載する
- 自己PRやガクチカには自分らしい写真を使う
ここからは、上記の2つのポイントについて詳しく解説していきます。
出来るだけ文字数いっぱいまで記載する
OpenESは、学業での取り組み(250字以内)、自己PR(400字以内)、ガクチカ(400字以内)などの項目で文字数が設定されています。
設定されている文字数の上限はそれほど多くないため、出来るだけ文字数いっぱいまで記載するようにしましょう。
目安としては、文字数が少ないと思われないように出来るだけ制限ギリギリまで(理想は9割以上)記載するのが望ましいです。
自己PRやガクチカには自分らしい写真を使う
OpenESの自己PRやガクチカでは、自身の写真を用いたアピールを行うことができます。
そのため、自己PRやガクチカには自分らしい写真を使うことが重要です。
例えば、部活の大会で優勝したのであれば「賞状」を、ゲームを作ったのであれば「完成したアプリ」を写真に収めて添付しましょう。
OpenESは独自性のある内容を作りやすくなっているため、他者との差別化を図るにはうってつけのサービスであると言えます。
OpenESを活用して就活を効率よく進めよう!
OpenESは就職活動を効率よく進める上で、非常に有効的なツールです。
OpenESを導入している企業は増加傾向にあるため、今後はOpenESをいかに使いこなせるかが重要になってくるでしょう。
今回の記事では、OpenESの特徴や好印象を与えるポイントなどを詳しく解説しました。
今後就職活動を控えている方や、エントリーシートを書く予定がある方はぜひ参考にしてみてください。
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約90%の質問に回答が寄せられています。
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