音楽鑑賞の趣味は履歴書に書ける！評価される書き方を解説します

履歴書の趣味として、音楽鑑賞を書く人はかなり多いです。

そもそも履歴書の趣味を書く理由は、「企業に役に立つスキルを持っているか」「どのような人柄なのか」を企業側が判断する際の参考にするからです。

しかし、上記の判断は「ガクチカ」や「自己PR」で正確な判断ができるため、趣味の比重はそこまで重くありません。

そのため、深く考えすぎずに素直に自分の趣味を記載する人も多いです。

音楽鑑賞を趣味として書くのであれば、「どのジャンルか」「なぜその音楽が好きなのか」「その音楽を好きになったきっかけ」なども用意しておきましょう。

「音楽鑑賞」という趣味は、自慢できるような趣味がない就活生の多くが書きやすい趣味でもあります。

そのため、他社との差別化が図りにくいことも多いです。

しかし、趣味が音楽鑑賞だとしても場合によっては有利に働く場合があります。

それは、就職先の業界が音楽関係の場合です。

レコード会社などがその例に当たりますが、音楽鑑賞が趣味に至った経緯や具体的なエピソードを織り交ぜることによって、有利に働くこともあります。

履歴書で音楽鑑賞の趣味をアピールしたいのであれば、以下の3つのコツを意識しましょう。

• 具体的な好きな音楽のジャンル
• 音楽鑑賞が趣味である納得のいく理由
• 好きになった具体的なエピソード

ここからは、上記の3つについて詳しく解説していきます。
 

具体的な好きな音楽のジャンル

音楽にはさまざまなジャンルがあります。

J-POP、ヒップホップ、R&B、レゲエ、ジャズ、クラシックなど多くのジャンルの中から、最も自分が好きなジャンルを選びましょう。

なぜなら、ジャンルを絞らないと後述する「好きになった具体的なエピソード」の作成が難しくなってしまうことがあるからです。

また、場合によっては「音楽好きって言っても特定のジャンルに絞れなければ説得力がない」と思われてしまう可能性もあるため注意が必要です。

音楽鑑賞が趣味である納得のいく理由

音楽鑑賞を趣味として履歴書に書く人は、かなり多いです。

その中で他の応募者と差別化を図るためには、その趣味の理由付けやエピソードしかありません。

音楽のどのような点に惹かれ、没頭していったのかを説明できる納得のいく理由を用意する必要があります。

好きになった具体的なエピソード

先述した「音楽鑑賞が趣味である納得のいく理由」を作るためには、好きになった具体的なエピソードがヒントになることが多いです。

また、採用担当もこの具体的なエピソードはかなり重要視しています。

履歴書では、なんらかの音楽に関する経験をしたことによって、音楽が好きになったという構成にすることが一般的です。

よくあるエピソードとしては、以下があります。

• コンサートに行った
• 実際にライブで演奏したことがある
• 音楽関係の習い事をしていた
• アーティストに会い刺激を受けた

音楽鑑賞の趣味を印象付けたいのであれば、自分しか経験していない具体的なエピソードが求められます。

履歴書の趣味として音楽鑑賞を書く際の例文を確認していきましょう。
 

私の趣味は音楽鑑賞です。

音楽を好きになったきっかけは、中学生のときにクラシック音楽のコンサートに行ったことです。アコースティック楽器の豊かな響き、音楽の膨らみ、残響感など、生で聴きに行くことで、クラシックの真価を味わうことができました。

音楽には多様なジャンルがあり、そのどれもが曲調や演奏者・アーティストによって醸し出すイメージが変わってきます。

そこに音楽の面白さが詰まっていると思います。私は音楽鑑賞の趣味で培った、その感受性と共感性を活かし、御社でも活躍したいと考えています。

上記はあくまで参考ですが、ここで重要なのは、音楽鑑賞の趣味をどのように活かせるかを考えることです。

例文の「感受性」や「共感性」は音楽鑑賞で得たスキルとしてよく用いられますが、このスキルがその会社に響くかどうかは会社によって異なります。

その点は、「企業がどのような人材を求めているのか」などの特性を事前に調べておく必要があるでしょう。

履歴書 趣味 何を書く？

趣味の内容で、採用・不採用が決まることはないため、履歴書の趣味ではそれほど悩む必要はありません。

履歴書でよく書かれる趣味としては、以下があります。

• スポーツ観戦
• 音楽・映画鑑賞
• 読書
• ゲーム
• アニメ

上記のように、履歴書の趣味は何でも構いません。

しかし、「この人のことを知りたいな」と採用担当者に思ってもらえるような独自性のあるエピソードを持っている趣味を優先して書くことで、面接で有利になる可能性があります。

今回の記事では、 履歴書の趣味として音楽鑑賞を書く際のポイントや例文をご紹介してきました。

音楽鑑賞に限らず、どんな趣味でも「理由」と「エピソード」を具体的に作れて相手を納得させることができれば問題ありません。

趣味の違いで減点されることはほとんどありませんので、自分だけの理由とエピソードを作るようにしましょう。

今後就職を控えている方は、ぜひ参考にしてみてください。