【理事長とは】仕事内容や社長との違いについてご紹介

理事長とは株式会社などで言う、「取締役」、「社長」と同じ位置づけになります。学校法人や医療法人では、理事長を決めないといけない決まりがあります。

学校などでは、校長兼理事長として、校長先生が理事長として活動している事も多いです。
 

理事長の仕事内容は？

理事長とは学校法人や医療法人などのトップです。

主な業務内容は法人の種類で異なります。

• 各コミュニティーの作り方や在り方
• 資金を集めの方法
• 講師や事務局の育成

上記以外にも業務内容は多岐に渡ります。

すべてを一人で行うわけではありませんが、理事会などで、様々な事を決定する必要があり、決定内容次第で運営方法が変わることもあります。
 

理事長の役割とは

理事長は、理事会などの議事録の保管、報告書に目を通すなど、運営に関わる重要なものを管理する必要があります。

その他には、理事会で議長を務める事も多い立場になります。

• 理事長の位置づけ
• 部長と理事長はどちらが上か
• どちらもトップの立場ですが、全体の立場で言うと、理事長の方が立場上になります。

部長とは、学校や企業など組織の中にある「部」のトップになります。理事長は、民間企業でいう「社長」と同じ立場になるので、立場は理事長が上です。

理事長と社長はよく間違われる役職のひとつともいえます。

ここでは、理事長と社長の違いについて詳しく紹介していきます。

理事長と社長の業務に違いは？ 

そもそも理事長と社長には大きな違いがあります。

多くの場合では社長は、会社での役職である「代表取締役社長」のことを指します。

一方で、理事長は、医療法人や学校法人・一般社団法人などの組織での代表取締役にあたる立場を指しています。

それぞれの業務は、社長は企業の経営を、理事長は医療法人など自分が所属する法人の管理、という違いがあります。

理事長＝会長・学長？ 

理事長と間違えやすい役職に会長や学長などがありますが、会長や学長は理事長と同じ立場の役職ではありません。

企業において、「会長」は代表取締役社長より立場が高いことが多いです。会長と理事長は、同じ立場の役職とは一概に言えません。

一方で「学長」は、学校法人などで多く使われている役職です。学長は理事長より立場が高くありません。学校法人の責任者が理事長であり、学長は学校法人が設置する学校施設の責任者です。

副理事と副理事長とは

副理事とは、理事を補佐する立場です。また、理事が管理する業務の一部を経営面で管理する立場でもあります。

理事長を目指すにはどうすれば良いのかについて紹介します。

理事長になるために必要なこと

理事長になる為には、知識や経験以外にも財産が必要になります。理事長とは「社長」と同じ立ち位置です。

「社長になる為に必要な事」という風にイメージしてもらえると分かりやすいと思います。理事長（社長）になる為には学校法人（会社）を作るのが一番現実的ですが、
財産や人材確保など様々な要因も絡んでくるので、非常に険しい道です。

他に考えられる方法ですが、破産した学校を救済するという方法です。ですが、こちらもかなりの財産を必要とするので、非常に難しい方法になります。

理事長を目指すなら、知識や経験以前にまとまった多額の財産が必要です。

理事長の役割などについて紹介しました。理事長の仕事は、実際に行うと文字で伝える以上に難しい業務になります。

また、深い知識や経験も必要になるので、簡単に勤まるような仕事ではありません。教育に関心がある人は、理事長の肩書きを狙うのもアリではないでしょうか。

最後に、JobQに投稿された質問を見てみましょう。

民間と公務員はどっちがいいでしょうか

現在大学生なのですが、進路で決めかねいます。

公務員であれば職を失うことはないかもしれないですが、仕事を頑張るのであれば相応に評価される給料に反映される民間の方がいいのかなとも思っています。

両親には将来のことを考えると安定している公務員の方がいいんじゃないの？と言われています。

私自身がやりたいこともないので、とても進路に困っています。

民間と公務員のメリットとデメリットを教えていただけないでしょうか。

長文すみません。前途有望な大学生の方のお役に立てれば幸いです。

メリット・デメリットは、民間企業の規模・年収水準で大きく変わるので、公務員（国家公務員総合職[旧国家１種以外]）と有名大企業（公務員より給料が高い企業）との比較とします。

安定性[倒産可能性]）、給料、労働時間の点では、中小企業は公務員より不利な場合が多いため。

■公務員のメリット…続きを見る