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銀行員 年収

銀行員の平均年収は?地銀・メガバンクの違いやキャリアなどを解説

銀行員の年収は、勤務先や職種・年齢・経験によって大きく異なります。メガバンクと地方銀行の違いやキャリアパスによる収入の変化、年収アップのポイントなどを知っておきましょう。

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銀行員の年収や月収・ボーナスは?

銀行員の収入は安定しているといわれますが、実際は職種や勤務先によって変わってきます。これから銀行業界に就職・転職を目指す人にとっては、平均的な収入やボーナスの水準を知っておくことも重要です。


銀行員の平均年収・ボーナス

銀行員の平均年収は、約631万円と推定できます。

総務省による「令和6年賃金構造基本統計調査」によると、銀行員に該当する「金融営業職業従事者」の「きまって支給する現金給与額」は、40万1,900円です。さらに、ボーナス(年間賞与その他特別給与額)は148万8,400円となっているため、平均年収は631万円程度と推定できます。

銀行業界は他の業界に比べて年収が高い水準にあります。とはいえ、勤務先の業績によって大きく変動するので、就職・転職の際には、志望先の銀行の給与事情をよく調べておきましょう。また、年功序列が残っている業界のため、勤続年数が長くなるほど安定して収入が増えていく傾向があります。

参照:賃金構造基本統計調査 令和6年賃金構造基本統計調査 

男女別の平均年収・ボーナス

令和6年賃金構造基本統計調査によると、男性の銀行員(金融営業職業従事者)の「きまって支給する現金給与額」は、43万6,700円です。さらに「年間賞与その他特別給与額」は162万5,200円であるため、男性の平均年収は686万円程度と考えられます。

一方、女性の金融営業職業従事者の「きまって支給する現金給与額」は、34万7,400円です。また「年間賞与その他特別給与額」は127万4,100円であるため、女性の平均年収は約544万円と推定できます。男性と100万円以上の差がありますが、これは管理職への登用率や担当業務の違いによる影響が大きいと考えられます。

参照:賃金構造基本統計調査 令和6年賃金構造基本統計調査 
 

年齢別の平均年収・ボーナス

賃金構造基本統計調査によれば、金融営業職業従事者の年齢別の「きまって支給する現金給与額」および「年間賞与その他特別給与額」と、両者から推定される平均年収は次の通りです。

40代になるまでは、基本的に年齢が高くなるほど、年収も高くなる傾向にあります。最も平均年収が高いと考えられるのは40~44歳の銀行員で、その後は定年退職に向けて、徐々に収入が下がる傾向にあるようです。
 

年齢区分 きまって支給する現金給与額 年間賞与その他特別給与額 平均年収(推定)
~19歳 18万8,100円 12万500円 約237万円
20~24歳 27万6,800円 48万3,100円 約380万円
25~29歳 33万9,100円 119万600円 約525万円
30~34歳 40万5,200円 158万3,400円 約644万円
35~39歳 46万4,200円 189万3,700円 約746万円
40~44歳 49万600円 213万7,400円 約802万円
45~49歳 46万4,500円 183万円 約740万円
50~54歳 47万2,200円 186万7,000円 約753万円
55~59歳 45万5,100円 170万9,100円 約717万円
60~64歳 33万4,100円 109万7,600円 約510万円
65~69歳 33万6,700円 100万9,200円 約504万円
70歳~ 26万8,400円 35万1,900円 約357万円


とはいえ、昨今の銀行業界では成果主義の導入も進んでいます。単純な年功序列ではなく、個人の成果や能力による評価が、年収に反映されるケースが珍しくありません。

参照:賃金構造基本統計調査 令和6年賃金構造基本統計調査 

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