会社説明会は何分前に到着すべき？｜参加する際の注意点などご紹介

就職活動中の学生さんに企業から会社説明会を予約すると日時が伝えられます。説明会の何分前に会場に到着するのが良いのかを説明します。

社会人の基本的なマナーは時間厳守です。企業による会社説明会開催は、企業にとって社内イベントですので当然時間厳守です。

開催時刻の10分前には受付を終えて会場に入場しておくことが重要です。学生時代の習慣でギリギリになること5分くらい遅れても良いなど甘ったれた姿勢は厳禁です。

5分から10分前に到着するのが正しいマナー

会社説明会会場には開始時刻の5分前～10分前に到着していることがマナーです。5分前に会場に到着すると受付コーナーなどで混雑しているケースが多くあります。

一般的な常識では開始時刻の10分前に到着しておくことが基本になります。｢10分前の到着｣は面接でも基本マナーとされているので、会社説明会も採用面接と同様に10分前に到着することを基本にしましょう。

20分以上前に到着してしまうのはマナー違反！

会社説明会会場に20分前に到着するケースが多くあります。

大手企業の場合は、社内に大会議室や講堂などがありますので20分前に到着しても、受付をしているケースがあります。受付をしていればマナー違反にはなりません。

会社説明会を開催する企業は会場を借りて実施するケースがあります。20分前に到着すると企業の担当者が準備をしているときがあるので、早すぎる到着は迷惑になる可能性があります。

相手先様への気遣いに欠けていると悪いイメージを与えることがあるようです。

会社説明会会場に早く到着したときの時間の使い方を紹介します。社会人の基本マナーは時間厳守です。開催時刻の10分前～15分前に会場に到着すれば良いのですが、遅れてはいけない気持ちで30分前～1時間前に到着するときがあります。

早く到着する心意気は良いことですが、会場入りは遠慮して他の方法で時間を使いましょう。

本当は早く着きすぎるのは良くない

会社説明会会場へは30分以上前に到着すると失礼にあたるケースがあります。企業の担当者様が会場の準備をしているときや、担当者様が休憩中であるときが見受けられます。

一般的に会社説明会の開始時刻の10分前～15分前程度に到着するようにしましょう。30分前～1時間前に到着したら会場に行かずに時間調整することが大切です。

会社の周りを歩いてみて面接対策をする

会社説明会の会場に早く到着したときは、前章で説明しましたが時間調整をすることが大切になります。その時間調整方法は2通りあります。

第1に会社説明会会場が該当企業の施設で実施されるケースです。企業の施設なので周囲を散策して、周囲の雰囲気を肌で感じましょう。後日の採用面接などで役に立つケースがあります。

第2に会社説明会会場が該当企業の施設ではなく会場を借りているケースです。該当企業がその施設の近所にあれば、周囲を散策して雰囲気を肌で感じることができます。しかし、借りた会場が該当企業の所在地と関係がないときは、説明会案内書を再確認してください。

企業が開催する会社説明会の会場に開始時刻の10分前に到着できないときは、どのようにすれば良いのでしょうか？一般的な常識では開始10分前にとされていますが、交通事情によっては5分前着になるケースがあります。そのときの対応方法を紹介します。

受付を素早く済ませる工夫をする

交通事情で会社説明会の会場到着が5分前になるようでしたら、会社説明会会場の受付で手間取らない工夫をしましょう。会社説明会の受付で提出する書類などがあれば、受付到着時に、手早く提出できる準備をしておきましょう。

また、受付で提出する書類を準備しておかないと、後続の来場者に迷惑を掛けることになります。開始時刻の5分前と厳しい状況でモタモタすることは避けましょう。

遅刻しそうならお詫びの連絡をする

会社説明会の開催時刻に遅れることは問題外です。予約の必要がない会社説明会のときは遅刻しても入場できることがあるかも知れません。しかし、予約制の会社説明会のときは電話をして遅刻のお詫びをしましょう。

但し、お詫びの電話をしても許容される状況は、交通事情で遅延するケースです。他の理由は許容されません。また、虚偽の交通事情により遅延としてもバレます。さらに電話をしても説明会会場にいる説明担当者様に取り次ぎされないことがあるので注意しましょう。

会社説明会への参加は社会人としてのビジネスマナーを試されていると認識して下さい。交通事情でトラブルになるのである可能性があれば、回避策を考慮すべきです。

また、交通事情がトラブルになっても時間配分を考慮すれば遅刻することはありません。どんなトラブルが生じても回避して、時間厳守できることが求められます。

大切な会社説明会に当日に体調の悪化で欠席するケースがあります。企業の採用担当者は会社説明会の参加キャンセルがあることも計算に入れています。体調の変化･怪我などの理由があれば、深刻に考えすぎないことです。

就職したい企業であれば体調を万全にして会社説明会に臨むことが大切です。しかし、高熱であるときや咳込みが激しいときに会社説明会に参加しても、第三者に迷惑を掛けることになります。

事前に採用担当者様へ電話で理由を話してキャンセルをしましょう。そのときに別日程の説明会に参加可能か確認して、諦めない姿勢をアピールしましょう。

必ず前日までに連絡するべき

体調不良以外の理由で会社説明会に参加できないときは、前日までに採用担当者様へ欠席の連絡をしましょう。

体調不良や交通事情以外の当日キャンセルは厳禁です。明確な欠席理由がないと信頼性がなくなることもあるようです。

会社説明会に参加するときの注意事項を紹介します。学生時代の常識は社会人では非常識に該当することが多くあります。これから会社説明会に参加するときの注意点を紹介していきます。

建物に入る前にコートやマフラーは脱いでおく

防寒具が必要な季節はコート･マフラー･手袋を着用します。会社説明会に会場の建物入場したときにコート･マフラー･手袋を脱いでおきましょう。

特に建物全体が会社説明会会場になっているときは、入場前にコート･マフラー･手袋を脱いでから建物に入場します。

受付で自己紹介と用件を簡潔に伝える

会社説明会の受付では、ハッキリと｢おはようございます｣｢失礼します｣｢本日はお世話になります｣のように挨拶して、｢本日会社説明会に申し込みをいたしました、○△大学の東京翔太と申します｣と聞き取りやすく伝えることが大切でアピールポイントになります。

服装や態度に十分注意する

服装の基本は男女ともにスーツです。会社説明会への参加は｢服装自由｣｢平服でお越し下さい｣｢気軽な服装でお越し下さい｣と記載しているケースがありますが、スーツ着用が基本マナーです。

また、スーツの中に着用するシャツやブラウスはアイロンがかかっていることです。男性は黒い靴下を着用します。女性は生足厳禁で肌色に近いストッキングを着用します。またミニスカートもNGです。髪の毛は清潔感があるようにセットして参加しましょう。

企業が開催する会社説明会には開催時刻の10分前～15分前には入場して受付を済ませましょう。数分までも遅刻ではありませんが良い印象を与えないようです。

さらに、開始時刻を過ぎてしまう遅刻は厳禁です。はっきり言ってその会社は諦めましょう。