どんな企業にもあるかと思いますが、半期に一度の評価面談がありますが、形式ばった儀式になっているだけで、機能しているとは思えませんでした。 節目節目で会社指定の資格(高度情報処理の資格など)を持っていないと昇格出来ない制度があり、これで苦しむ方も一定数おられます。 どんなに仕事能力がないひとでも、資格さえ持っていれば昇格出来ます。 教育面はどんな年代になっても研修が充実しており、希望すれば(一部はしなくても)受けられます。
本部間の異動のハードルが高すぎるのは特徴でしょう。 一度、どこかの本部に配属されると、その後は、よっぽどのことがない限り、その本部で一生を終えることになります。(ある意味村文化)。若手の閉塞感はこういったところから発生しているものと思います。 異動希望の人事面談も希望すれば可能ですが、結局は「異動を希望している」という事実が本部長へ伝達されるだけで、その後異動できない場合は、その本部(村)で白い目で見られます。
経営層は一般社員から観ると 大企業すぎて遠すぎる存在。 一緒にこの会社を動かしていこう!などの一枚岩な感覚にはなれません。
給与制度の特徴:金融機関の様な家族手当などは無く、個人の職位・等級で給与が決まる。住宅手当は賞与に含まれているため、結果、年収に占める賞与の割合が高い。残業代は裁量労働制をとっており、ほとんどの人は残業代はつかない。職位が低い人には残業代は支給される。
・プロジェクトにもよるが、噂で聞いていたよりもワークバランスは守られている方だとは思う。残業も想像していたよりも多くはない。
・仕事は選ばないと薄い経験ばかりさせられ思う様にキャリアを積めない場合がある。自分の中で軸をしっかり持っている人ならば、様々な経験を積め良いと思う。ただ、これは大企業なので仕方がないとは思うが、全ての仕事においてスピード感がなく、レガシーな技術も多い。次のキャリアを考えた時に不安にはなる。
・プロパーが強い会社ではあるが、中途採用でも差別等される事はなく、概ね公平な評価があり中途採用でも昇進はできる。教育制度も研修等もあり充実している。
若くしてリーダー経験を積むことになるので、プロジェクトマネジメントの面で同年代より大きく成長する。技術面では直接コーディングをする経験は多くないとはいえ、協力会社に具体的に作業依頼をしなければならないため、必然的に技術を理解することになり成長できる。結局のところは個人次第のため、自己研鑽をして意識的に能力を伸ばすなど、努力をしているかも重要である。どうのようなキャリアを歩むかは、個人次第で、能力が身についておりかつそれをアピールできれば、希望する業務にアサインされることになる。
野村證券調査部がルーツの経営コンサルティング部門と、野村證券電子計算部がルーツのITソリューション部門があり、それぞれルーツが異なることから独自にビジネスをしている。ITソリューション部門もさらに本部ごとの縦割りとなっており、本部を超えたコラボレーションは多くない。しばらく前までは金融系の業績が好調であったが、近年産業系の業績が大きく伸びている。
年収はIT業界にかなり高く、30代前半ぐらいで1000万がもらえる 副主任までに月6万円住宅手当があります。