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営業職であれば、異業種への転職は十分に可能性があると思います。 スポーツメーカーの営業といっても種類がいろいろあろうかと思いますが、入社4年目ということであれば20代半ば、第二新卒のように「未経験業界・異職種(たとえば経理とか)」への挑戦はかなり狭き門かもしれませんが、売り方の近い商材を扱っている(toCなのかtoBなのか、店舗向けなのかオフィス向けなのか、とか)異業界での営業職なら十分に可能性はあると思います。 人事やエージェントが求職者のレジュメと求人票のマッチングを見るときは、「経験業界」「企業規模」「経験職種」「求めるレベル(経験年数)」などの外形的なスペックのほかに、(特に若手であればあるほど)「ポテンシャル」の要素を加味します。 平たく言えば、「活躍できる可能性がありそうかどうか」ということです。 これは、「仕事の進め方が近い」「頭の使い方が近い」「考え方が企業風土に合っている」などの要素を考慮して判断するわけですが、異業界への挑戦ということであれば、営業として仕事の進め方が近いとか、商材の特性が近いとか、業績の積み上げ方が近いとか、そういったアピールポイントを一つでも多く探してみると、道が広がるかと思います。 メーカーから異業種への転職がむずかしくなる理由の一つはジョブローテーションかと思います。全てではありませんが、人事一筋とか経理一筋、企画一筋、みたいな人が欲しいというような求人も多く、メーカーのジョブローテーションによって数年ごとに違う職種を経験し、企業内熟練度が高まっている場合、「求める経験は社会人経験5年で経理5年なのに、調達2年と経理3年で5年だから、経験不足」みたいなことが起こるわけです(多少極端な例ですが)。 もちろん、それだけで決まるわけではありませんし全ての企業がそのような求人を出すわけでもありませんので、極端に心配しすぎることはないと思いますが、企業によっては全く関係のない部署にもローテーションで回すことがあるので、レアリティが高まっていく反面汎用性は下がっていくでしょう。 35歳限界説というのも、たとえば「35だけど経理の経験は最近4年間だけ、それまでは営業と生産管理をやっていました」みたいな人だと、転職市場においては経理10年プレーヤーと戦わなければいけなかったりします。ちょっと厳しそうですよね。 それでも転職できる人はできるし求められる人は求められるというのはある意味残酷ではありますが、世の常という気もします。 いずれにせよ、現在ご経験4年ほどで営業職とのことですし、もし転職が必要だということであれば、十分に異業界への転職も可能性があると思います。