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下部構造が上部構造を規定する・・のだとするなら、比較的裕福だったバブル世代が親の時代から、がくんと収入が減る氷河期世代が大学生の親になるようになり、経済的な理由で親のお金では大学にいけない人が出て来るのではないでしょうか。特に地方から首都圏の大学に進むのは経済的に難しくなるかと思います。 一方で少子化で、一人の労働者に求める要求は高度になるので、大卒への需要は増えるかと思います。 すると親のお金はアテにならないわけでして、奨学金(≒教育ローン)の利用が今まで以上に増えるでしょうし、派遣など時間の制約の少ないお仕事でお金を稼ぎつつ大学に行く人も増えるかと思います。 就職する企業から学費を借りて、企業は大卒の人材を確保し、学生は返すアテのある状態で学費を借りられるのは経済的に合理的なので制度として定着するのではないでしょうか。大学3年4年で就活するのではなく、入学する前から就活が始まることになります。 労働者の供給が減り、労働市場は流動化する(イヤなら辞めればいいわけですから)ため、中途での採用はどこへでも行きやすくなるのではないでしょうか。