
「第17回ふるさと回帰フェア2021」を取材!大盛況の地方移住イベントに密着
「第17回ふるさと回帰フェア2021」にJobQ編集部が潜入取材!国内最大級の移住マッチングフェアの様子を写真と共にご紹介します。移住(Uターン・Iターン)や地方暮らしを検討中の方、必見です。
待望のふるさと回帰フェア!2年ぶりにリアルイベントを開催
今回取材した「第17回ふるさと回帰フェア2021」は、全国約47都道府県の自治体・団体が集う国内最大級の移住マッチングフェアです。
気になる地域での住まいや仕事、移住支援制度などについて担当者と直接相談できるので、移住を考える方々に人気のイベントなんです。
今回、2年ぶりのオフライン開催とあって、来場者は8,000人を超えの大盛況!
活気あふれる当日の様子をレポートしていきます。
田舎への移住について直接相談ができる!
今回、出展した自治体・団体は総勢・約400組!
地域ごとにの移住担当者と直接相談できるブースが設置されています。
(参加自治体リストはこちら)
当日はあいにくの雨でしたが、来場者は8,000人超えと、どのブースも大盛況でした。
地域の移住担当者、移住を検討している方の双方が真剣に、そして楽しそうにお話していたのが印象的です。
こちらは宮城県「みやぎ移住サポートセンター」のブース。
仙台・宮城観光PRキャラクター「むすび丸くん」と一緒に、担当者が丁寧に宮城の良さを伝えます。
こちらは神奈川県のブース。
時間帯によって市区町村の担当者が交代制で窓口に立つのだそう。
この時間は大磯町の担当でした。
地図や資料を使って丁寧に説明していました。
サーフィンで有名な静岡県「牧之原市」のブースは、装飾もサーファー仕様。
担当者も移住経験者で、移住希望者に寄り添ったお話をされていました。
大阪府「大阪ふるさと暮らし情報センター」のブース。
軽快なテンポかつ明るい雰囲気で対応してくれました。
大阪といえば飴ちゃん!
相談者にパイン飴のお土産を配っていましたよ。
「ええとこやんか」というのぼりが印象的な三重県のブース。
お忙しい中にも関わらず、優しく笑顔でご対応されていました。
滋賀県「滋賀移住・交流促進協議会」のブース。
滋賀県彦根市のキャラクター「ひこにゃん」も一緒にお出迎え。
優しい物腰でじっくりヒアリングしてくれます。
名産の玄米茶をいただき大変おいしかったです。
山形県「ふるさと山形移住・定住推進センター」のブース。
突然の取材にも暖かく対応してくれました。
ポスターに映っている山形名産のさくらんぼと山形牛、日本酒がとても美味しそうです!
こちらは高知県のブース。
方向音痴の編集部が会場を彷徨っていたところ、優しくお声がけしてくれました。
高知が舞台となった話題のアニメ「竜とそばかすの姫」のポスターにも注目です。
写真は、佐賀県と佐賀県「玄海町」のブース。
佐賀県では、玄海町・唐津市・佐賀県嬉野(うれしの)市・伊万里市という4つの地域が出展していました。
強い意気込みが伺えますね。
こちらは奈良県「橿原市」のブース。
とても明るく橿原市の魅力を紹介してくれました。
ブースには、カッコいい飛鳥のナンバープレートが!
「飛鳥川流域」に位置する、5つの市町村(奈良県橿原市・高取町・明日香村・田原本町・三宅町)のナンバープレートなのだそう。
移住に関するセミナーも同時開催!
今回のフェアでは、移住初心者向けのミニセミナーも同時開催されていました。
移住後の暮らしやお金、仕事の話など、さまざまテーマのセミナーが開かれ、参加者のみなさんは熱心にメモを取っていました。
またセミナー会場の隣には、移住に関する地方自治体・団体の資料が集められたブースも!
気になる地域のパンフレットを持ち帰って、自宅でゆっくり検討できますね。
「日本全国ふるさとマルシェ」は地元民おすすめの特産品が盛りだくさん!
「日本全国ふるさとマルシェ」では各地の特産品を販売!
野菜や果物、飲料から加工食品まで幅広いラインナップに編集部も心が踊ります。
地元の方がおすすめする品物なだけあって、思わず財布の紐が緩んでしまうほど、どれも魅力的なものばかり。
特産品を安く美味しく手に入れられるのは、地方に住むメリットですね。
こちらは編集部の購入品。
右は、有名ドラマに登場し話題となった「瓦そば」。
左は、山口県の売り子さんイチオシの「しそわかめ」。
井上商店さんのしそわかめは地元民からの人気が高く、どの家庭の食卓にも常備されているとのこと。
こういった地元情報が聞けるのもうれしいですね。
主催団体の「ふるさと回帰支援センター」稲垣さんにお話を伺いました!
最後に今回の主催団体である「ふるさと回帰支援センター」副事務局長・稲垣さんにお話をお伺いしました。
編集部
各ブースが活気に溢れ、朝から大盛況ですね!
稲垣さん
昨年はオンラインでの開催だったので、2年ぶりの対面での開催とあって、多くの方にご来場いただきました。
編集部
コロナ禍でテレワークなど自宅で過ごすことが増えたいま、移住を検討する方も増えているかと思います。
移住者の変化はありましたか?
稲垣さん
すでにお住まいの県内で、もう少し都心部から離れた地域に移住したいという相談は増えましたね。
また、もともとUターンや移住を考えていたけれど、具体的な時期をイメージされる相談者も多いです。
例えば、生まれたばかりのお子さんがいる家庭で、小学校に上がるタイミングで移住をしたいという方です。
編集部
今回のフェアでもご家族で参加されている方を多くお見かけしました!
気になる地域のブースで、担当者と直接相談ができるのは、移住相談者にとって嬉しいポイントだと思います。
稲垣さん
ネットでも情報を得ることはできますが、その方に合った移住とは経験豊富な相談員に話してみるのがおすすめですね。
今回のようなフェアのほか、「ふるさと回帰支援センター」でも常時、移住相談が可能です。
編集部
「ふるさと回帰支援センター」について詳しく教えてください。
稲田さん
「ふるさと回帰支援センター」は、全国各地の移住についてワンストップで相談ができる場です。
全国8つのエリアに分け、各地域の相談員が常駐しています。
編集部
移住に興味があるけれども、具体的なイメージが定まらない方も多いと思います。
漠然としかイメージできていない場合でも、センターに足を運んで良いのでしょうか?
稲田さん
大歓迎です。
むしろセンターに相談に来る方は、そういった方が多いですね。
ここでは全国各地の移住に関する情報を得られます。
「何も決まっていないから」といって遠慮なさらず、まずは情報収集のためにお越しいただければと思います。
編集部
移住を考える際に、大事にすべきポイントはありますか?
稲田さん
移住はあくまで手段であり、移住する目的というものを考えることが大事だと思います。
そのためセンターでは、移住の提案というよりも、お越しいただいた方との対話を大事にしています。
「この先の人生、誰とどう過ごしたいのか」「何をしたいのか」といったことをヒアリングするので、人生相談に近いかもしれませんね。
対話を通じて、今後の人生の軸について一緒に考え、整理することが大事だと考えています。
編集部
移住を考えている方はどういった方が多いですか。
稲田さん
大きく3つあります。
1つ目が「ワークライフバランス」の重視です。
家族との時間を確保したいといった方が多いですね。
2つ目が「地域貢献」意欲です。
出身者はもちろん、出身以外でも地域に貢献したいと考える方が多いです。
地域を通じて、人との繋がりを大事にしたいといった気持ちですね。
3つ目が「農ある暮らし」への興味です。
農業などが盛んな地方での、自分の手で何かを作り出すことへの興味関心です。
これら3つとさまざまな要素がかみ合って、移住を考えている方が多い傾向です。
編集部
最後に、移住に興味がある方へメッセージをお願いします!
稲田さん
移住を考えることは、今後の人生や生き方の軸を考えることでもあります。
移住者と地域の両者が幸せになれる手助けをしたいと考えています。
移住相談窓口のある「ふるさと回帰センター」は、JR有楽町駅から徒歩1分の東京交通センターにあります。
相談はもちろん、ショッピングの途中に立ち寄って移住資料を受け取ることも可能です。
まずはお気軽に「ふるさと回帰センター」へお越しいただければと思います!
大盛況に終わった今回の「第17回ふるさと回帰フェア2021」。
田舎への移住が特別なことではなく一般的なものになりつつあると、イベント参加を通して強く感じました。
移住に興味のある方は、ぜひ一度 「ふるさと回帰支援センター」に足を運んでみてはいかがでしょうか。
JobQではSDGsを背景に、移住支援に取り組む自治体・団体を取材しています。
詳しくはJobQのSDGs特設ページをご覧ください。
▼JobQのSDGs特設ページはこちら!
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約90%の質問に回答が寄せられています。
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