
履歴書の志望動機の文字数は?何割記載した方が良いかや手書きで書く時のポイントをご紹介
履歴書の志望動機欄を書く時に「どのくらいの文字数で書くとちょうど良い文章になるの?」「手書きで履歴書を書く時のポイントは?」と思う方もいることでしょう。そのような方のために適切な文字数で志望動機を書くポイントや、書く時の注意点を解説します。また文字数別の志望動機の例文をご紹介するので、ぜひご参考ください。
志望動機の文字数は300文字程度が目安
志望動機の文字数は、300文字程度が目安です。
なぜなら300文字あれば、履歴書の志望動機欄に見やすい文字の大きさで綺麗に収まるからです。
また長さも300文字であればだらだらと同じ言葉の繰り返しになることはないため、自分の伝えたいことを記入できるでしょう。
指定文字数があれば従う
志望動機の文字数は300文字程度が目安ですが、指定の文字数がある場合は従いましょう。
仮に指定の文字数があるにも関わらず従わなかった場合、あなたは採用担当者から「指示を守れない人」と判断される可能性があります。
その結果、選考に進めない可能性もあるため注意が必要です。
記入欄の8割以上記載する
履歴書の志望動機欄は、8割以上記載しましょう。
なぜなら記入欄に空白が多いと、採用担当者は応募者に対して「志望動機欄がスカスカ」というマイナスな印象を持ってしまう可能性があるからです。
そのため、最低でも記入欄の8割以上は埋めるようにしましょう。
適切な文字数で書くポイント
適切な文字数で書くポイントは、以下の2パターンです。
- パソコンで作成する場合
- 手書きで作成する場合
それぞれ詳しく解説します。
パソコンで作成する場合
パソコンで履歴書を作成する場合のポイントは、以下の2つです。
- 10.5ptの文字サイズにする
- フォントは明朝体を使う
それぞれ詳しく解説します。
10.5ptの文字サイズにする
志望動機欄に記入する時は、10.5ptの文字サイズで書くことをおすすめします。
採用担当者が普段から目にしている文書の文字サイズも、およそ10.5~11ptのため適したサイズだと言えるでしょう。
フォントは明朝体を使う
パソコンで履歴書を作成する時のフォントは、明朝体を使いましょう。
明朝体にはいくつか種類がありますが、「MS明朝体」や「ヒラギノ明朝体」を使えば問題ないでしょう。
手書きで作成する場合
履歴書を手書きで作成する時のポイントは、以下の2つです。
- 文字は丁寧に書く
- 0.5~0.7mmの黒ボールペンを使う
それぞれ詳しく解説します。
文字は丁寧に書く
文字を書くのが苦手な方もいると思いますが、丁寧に書けば問題ありません。
採用担当者に向けて丁寧に書かれた文字であれば、悪い評価になることはないと考えられるため、自信を持って記入しましょう。
0.5~0.7mmの黒ボールペンを使う
履歴書を手書きで作成する時は、0.5~0.7mmの黒ボールペンを使いましょう。
なぜならペン先が細いボールペンで書くと、文字が読みづらかったり、弱々しい印象を与えてしまうからです。
またボールペンのインクは、書きやすくにじみにくいゲルインクがおすすめです。
履歴書の志望動機を書く時の5つの注意点
履歴書の志望動機を書く時の注意点は、以下の5つです。
- 適度に余白を作る
- 話の変わり目で段落を分ける
- 1文は60文字程度にする
- 句読点を使う
- 1行の文字数は25文字前後にする
それぞれ詳しく解説します。
適度に余白を作る
履歴書の志望動機を書く時の注意点に、適度に余白を作ることも挙げられます。
なぜなら余白がないと、採用担当者は読みにくいと感じてしまうからです。
そのため、適度に余白を作ることを意識しましょう。
話の変わり目で段落を分ける
履歴書の志望動機を書く時は、話の変わり目で段落を分けましょう。
志望動機欄に入りきらないからといって段落を分けないと、余白がなくなり見にくくなってしまうため注意が必要です。
1文は60文字程度にする
1文を60文字程度にすると、読みやすい文章になります。
しかし、60文字を大幅に超えてしまうと読みにくい文章になるため、採用担当者に伝えたいことが多くあった場合でも要約して見やすさを重視して記入しましょう。
句読点を使う
文章を書く上で、句読点を使うことも大切です。
句読点は多すぎても少なすぎても読みにくくなってしまうため、適度に使用しましょう。
1行の文字数は25文字前後にする
履歴書の志望動機を書く時の1行の文字数は、25文字前後にしましょう。
1行に30文字書くこともできますが読みやすくするために余白を考慮して、1行あたり25文字前後にすると良いでしょう。
【例文】文字数別の志望動機
文字数別の志望動機の例文は、以下の3つです。
- 100文字の場合
- 300文字の場合
- 500文字の場合
それぞれ詳しく解説します。
100文字の場合
100文字の場合の志望動機は、以下の通りです。
様々な分野のweb媒体を運営している貴社に魅力を感じ、応募いたしました。
現職のカーディーラーでは、お客様との丁寧な関係構築に取り組んでいます。
現職で培ったコミュニケーション能力を活かし、貴社に貢献していきます。
300文字の場合
300文字の志望動機の例文は、以下の通りです。
これまでの経験を活かしてweb業界でもお客様の課題を解決できると感じ、貴社に応募しました。
現職では、カーディーラーとして販売を5年間担当しています。
貴社の顧客となる経営層の方と頻繁にお取り引きさせていただいており、その際に得た様々な業界の知識は入社後に活かせると思っています。
また貴社は社内外で勉強会や戦略会議などを行い、様々な方とコミュニケーションを取る場が設けられていることに魅力を感じています。
そのような場で、さらにコミュニケーション能力高めていき、仲間とアイデアを出し合いながらより良いweb媒体の運用をしていきたいと思っています。
そして強みであるお客様のニーズをくみ取る力をさらに高め、貴社に還元していく所存です。
500文字の場合
500文字の志望動機の例文は、以下の通りです。
これまでの経験を活かしてweb業界でもお客様の課題を解決できると思い、今回貴社を志望しました。
現職のカーディーラーでは、5年間販売に携わっています。
お客様が求める自動車の提案をし、購入してくださることが私のやりがいです。
貴社の顧客となる経営層の方とも、頻繁にお取り引きさせていただいております。
しかし一方で、私自身がweb媒体の記事に勇気づけられた経験から、より多くの人の役に立つ仕事がしたいと思うようになりました。
そして幅広いweb媒体を運営している貴社に貢献したいと思うようになり、応募いたしました。
貴社は社内外で勉強会や戦略会議、異業種交流などを行い、様々な方とコミュニケーションを取る場が設けられていることに魅力を感じております。
またwebマーケティング会社として、市場調査や顧客データ分析、潜在層・顕在層へのコミュニケーション施策まで、幅広い業務に携われる環境が強みだと思っております。
そのような貴社で新たな経験を積むだけでなく、チームワークを大切にして仲間と協力してより良いweb媒体の運営方法を模索していきたいと考えています。
そして強みであるお客様のニーズをくみ取る力をさらに高め、貴社に還元していく所存です。
読みやすさを意識して志望動機を書こう
本記事では、以下についてご紹介しました。
- 志望動機の文字数は300文字程度が目安
- 適切な文字数で書くポイント
- 履歴書の志望動機を書く時の5つの注意点
- 【例文】文字数別の志望動機
文字の丁寧さやフォントの大きさなどの読みやすさを意識して、志望動機を書きましょう。
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約90%の質問に回答が寄せられています。
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