派遣したい女性必見｜おすすめの職種と選び方のポイントを解説

残業が少なく、ワークライフバランスが安定する

派遣は残業が少ないため、ワークライフバランスを安定させやすいです。派遣はあらかじめ就業時間を決めて働くため、仕事を定時で切り上げることができます。

プライベートの時間をしっかり確保できるため、仕事と育児や家事、資格勉強などの両立が可能です。

なお、派遣会社と派遣先との間では、サービス残業を認めない取り決めが事前になされています。

そのため、残業がある場合でも残業代は確実に支払われます。

時給が高い

派遣はアルバイトやパートと比べると時給が高いです。

契約内容や労働時間によっては、正社員と同レベルで稼ぐことも可能です。

また、派遣は派遣会社の福利厚生を利用できるため、アルバイトやパートよりも安心して働けます。

近年は、賞与や退職金制度もある派遣会社もあります。

期間を決めて働く場合は、正社員よりも派遣社員の方が効率的に稼げるでしょう。

ライフイベントに合わせられる

自分のライフイベントに合わせて働けるのも、派遣のメリットの一つです。

派遣の仕事は数ヶ月や半年など雇用期間が決められており、一日の勤務時間をあらかじめ設定できます。

契約期間終了とともに仕事を辞められるため、契約終了後に留学や進学などの大きなチャレンジや、興味のある別の職種への挑戦が可能です。

女性は、結婚や出産などのライフイベントがある方が多いでしょう。

派遣で働くことで、ライフイベントを大切にしながら働くことができます。

交通費・賞与が基本的にない

派遣社員の場合、交通費や賞与は基本的に受け取れません。

賞与や福利厚生が充実している派遣会社もありますが、すべての派遣会社で充実しているわけではありません。

派遣はアルバイトやパートよりも時給は高いですが、給料から交通費が引かれる分、自由に使えるお金は減るため注意しましょう。

なお、自宅から近い勤務地を選べば交通費を抑えられるため、派遣先を選ぶ場合は自宅と職場の距離に注目することをおすすめします。

キャリアアップの望みが薄い

派遣社員は正社員と比べて、キャリアアップを図るのが困難な傾向にあります。

派遣は非正規かつ契約期間が定められているため、派遣先企業の経営が傾くと契約終了になる可能性が高いです。

また派遣社員の仕事内容は、高度なスキルを必要としない単純なものが多いため、派遣社員の経験を活かしたキャリアアップは難しいでしょう。

派遣先の単純な仕事をこなすだけでは、仕事のやりがいを感じられない恐れもあります。

最長3年までしか働けない

2015年9月の派遣法改正によって、派遣社員は一つの職場で3年以上働けなくなりました。

そのため、派遣先を3年でやめた後は新しい勤務先を探さなければなりません。

派遣先企業で3年以上働きたい場合は、正社員になる必要があります。

派遣社員から正社員を目指したいなら、紹介予定派遣の利用をおすすめします。

紹介予定派遣を利用すると、最長6ヶ月の勤務後に本人と派遣先の合意があれば、派遣先の正社員として入社可能です。

一般事務

派遣女子におすすめの職種の一つとして、一般事務があげられます。

一般事務の主な仕事内容は、以下のとおりです。

• データ入力
• 伝票処理・整理
• 備品管理
• 資料作成、ファイリング
• 来客・電話・メール対応

一般事務は、無資格や未経験でも雇ってもらえる可能性が高く求人数も多いため、就業しやすい職種です。

また一般事務は、イレギュラーな業務が発生しにくい職種でもあるため、残業もほとんどありません。

コールセンター

コールセンターも派遣女子におすすめな職種です。

コールセンターの主な仕事内容は、以下のとおりです。

• 新商品・サービスの案内
• アンケート調査
• お客様からの注文・問い合わせ対応

コールセンターの仕事は、お客様からの電話を受信する仕事と、コールセンターからお客様に情報発信する仕事の2つに分けられます。

どちらの業務も未経験から勤務可能で、シフト調整も行いやすいため、派遣社員に人気の高い職種です。

金融事務

銀行や証券会社などの金融機関の事務を担う、金融事務も派遣女子におすすめな職種です。

金融事務の主な仕事内容は、以下のとおりです。

• データ集計・入力業務
• 書類チェック
• 各種申請作業の補助
• 窓口業務

金融事務はExcelなどの計算ソフトを多用する職種であるため、パソコンスキルに自信のある方におすすめな職種です。

また、金融事務は紹介予定派遣が多い傾向にあるため、派遣社員から正社員にステップアップしたい方にもおすすめします。

求人数を見る

派遣会社は求人数の多さで選ぶことをおすすめします。

求人数が多いほど職種や働き方の幅も広いため、希望条件に合う求人が見つかる可能性が高いです。

ただし、求人数が多いと悪質な求人の数も多い場合があります。

そのため、希望条件に合う派遣先が優良企業かどうかを事前に確認するようにしましょう。

条件に合う優良企業を見つけるために、複数の派遣会社に登録し、派遣先の選択肢を増やすのも良いでしょう。

サポート・フォローに注目する

派遣会社を選ぶ際、サポートやフォロー体制を確認するのも重要です。

派遣先との契約内容に対する疑問や、働き始めてからの職場での悩みなど、派遣社員には特有の悩みや心配事が生じやすいです。

そのため、悩みや不安をいつでも相談できる環境が整えられている、フォロー体制の手厚い派遣会社を選ぶことをおすすめします。

特に派遣会社を初めて利用する方や、仕事をこなすことに不安を感じる方は、サポートやフォロー体制を入念にチェックして派遣会社を選びましょう。

優良派遣事業者に認定されているか確認

派遣会社を選ぶ際は、優良派遣事業所に認定されているかどうかをチェックしましょう。

優良派遣事業者とは、派遣社員の労働環境確保やトラブル対応などの項目に対し、一定の基準を満たした派遣事業者です。

厚生労働省から委託を受けた認定機関により指定された審査機関が、認定基準に沿った取組状況を審査し、優良派遣事業者の認定の可否を判断します。

そのため、優良派遣事業者に認定された派遣会社は、派遣社員と派遣先の双方により良いサービスを提供しているといえます。 

派遣の職種は、未経験でも挑戦できるものが多く、女性が働きやすい環境の場合もあります。

求人数や、サポート内容を比較して、自分に合った派遣会社を選ぶようにしましょう。

なお派遣で働く際は、同じ会社で最長3年までしか働けないため注意してください。