
社員登用される志望動機の作り方!面接対策や履歴書の書き方のコツ
社員登用を目指す方にとって、志望動機の作成は必須と言えます。この記事では社員登用の志望動機の書き方や、面接対策を紹介。正社員と契約社員の違いについても解説します。
社員登用を目指す志望動機の書き方のポイント3選
まずは、社員登用を目指す志望動機の書き方のポイントを紹介します。
- 正社員として戦力になることを書く
- なぜ正社員になりたいのかを書く
- 会社に尽力できることを書く
志望動機作成で悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
正社員として戦力になることを書く
自分が正社員になった際、会社にとって戦力になることを志望動機に盛り込んでみましょう。
現在の仕事や、過去行った仕事で得たノウハウ・経験にもとづいて、入社を希望する会社でどれだけ貢献できるかをアピールします。もし具体的な資格を持っているなら、その資格の内容も含めて志望動機を作成するのがおすすめです。
もちろん、今までのパート・アルバイトで得た経験も志望動機に書いて問題ありません。正社員として戦力になる経験・ノウハウを得たときの雇用形態は関係ないため、アピールできる内容であれば志望動機に盛り込んでみてください。
なぜ正社員になりたいのかを書く
今まで契約社員やフリーターで働いていた人が、今回は正社員を目指している状況です。そのため、なぜ今回正社員になりたいのかを志望動機に書きます。
どうしてこの会社が良いのか、なぜこの会社で正社員になりたいと思ったのか、理由はそれぞれあるはずです。
例えば、「現在の会社ではキャリアアップが望めないため正社員として転職したい」、「希望する会社でやってみたい仕事がある」、「現在の会社ではできない仕事が希望する会社ではできる環境である」などです。正社員にならないとできない点をピックアップして、志望動機を作成してみましょう。
会社に尽力できることを書く
自分が会社に正社員として働くことで、その会社にとって何のメリットがあるのかを書いてみてください。入社後のキャリアプラン含めて、どのように尽力・貢献できるかを書きます。
企業側は、自社で大きく貢献およびやる気のある人を求めているパターンが多くあります。正社員として働きたい意欲を志望動機で伝えられるように考えてみましょう。
社員登用を目指すときの面接対策・例文
実際に面接で使える例文を紹介します。一例となるため、自分なりにアレンジして使ってみてください。
【工場の場合】面接で志望動機を聞かれた時の例文
工場の社員登用を目指す際に使える例文は以下です。
私はこれまで3年間契約社員として、製造に関わる仕事をしてきました。しかし仕事を続けていくうちに、今とは違う新たな内容の仕事にも取り組んでみたい、と思うようになりました。
そこで昔から興味のあった〇〇業界の御社を見つけ、自分が今まで培ってきたスキルが活かせるのではないかと思い、応募しました。
また、学生時代に行っていた引越しのアルバイトでは一度も欠勤したことがなく、体力にも自信があります。
今までの経験を活かして、即戦力として御社に貢献したいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
【郵便局の場合】面接で志望動機を聞かれた時の例文
次に、郵便局での社員登用を目指す場合の志望動機の例文です。
私はこれまで契約社員として2年間、データ集計をメインとする事務で働いてきました。その際、郵便局にお世話になることが多数あり、迅速丁寧な対応にいつも感動していました。
現在の会社で働いていくうちに、企業に対してではなく、個人のお客様をメインとした業務に興味を持つようになりました。そこで今まで何度もお世話になっている郵便局で働きたいと思い、応募しました。
郵便局は地域に密着した仕事で、やりがいのある内容だと思っています。事務で経験したスキルを活かして、地域貢献を行いたいです。
【事務職】面接で志望動機を聞かれた時の例文
続いて、事務職の正社員を目指す志望動機の例文です。
私はこれまで派遣社員として、事務職で働いてきました。しかし、より幅広い業務に携わりたいと思い、御社への転職を決意しました。
パソコンスキルは、○○の資格を取得しており、PowerPointやグラフ作成などにも自信があります。
御社ならでは経営理念にも共感し、ぜひ共に働きたいと思いました。即戦力として貢献できるよう努めますので、何卒よろしくお願いいたします。
正社員と契約社員の違い
では、正社員と契約社員にはどのような違いがあるのでしょうか。
- 契約期間が異なる
- 給与の差
- 転勤が発生する可能性あり
具体的に解説します。
契約期間が異なる
まず、正社員と契約社員では終了の時期が異なります。
正社員の場合、自分から退職願や退職したい旨を伝えない限り、会社を辞めることは基本的にありません。定年まで雇用されるのが正社員の特徴です。
なお会社から退職をお願いされるパターンとしては、業績の悪化による人件費の削減や働いている人の不祥事によるクビなどが挙げられます。そのため、相当なことがない限り正社員は会社側から退職して欲しいと言われる可能性は低いです。
しかし契約社員は、業務契約終了の時期が明確になっています。ある一定の期間だけ雇用して働くのが契約社員です。
雇用期間が終了および継続なしとなると、また別の会社にて雇用契約を結び働くことが一般的です。
給与の差
正社員になるとボーナスが発生する企業も多くなります。昇給のチャンスがあるのもポイントで、今よりも多く給与をもらえる可能性があります。
契約社員にボーナスはありません。雇用契約時に給与が決まっているため、契約期間中の昇給の望みは薄いでしょう。そのため当然ですが、給料に大きく差が出てきます。
転勤が発生する可能性あり
これは正社員特有ですが、転勤が発生する可能性があります。転勤指示を出された場合、断るのは基本的に不可能と思ってください。
正社員は勤務地が限定されないため、転勤が発生します。
社員登用の志望動機に関するQ&A
正社員登用される確率を契約社員の面接で聞くべきでしょうか?
契約社員というのが怖くて、正社員がいいですが
明日面接する会社がちゃんと見たら契約社員の募集だと気付きました…
仕事内容などドンピシャで契約社員のみが嫌なのですが、面接とかで正社員になれる確率はどのくらいなど聞いた方がいいですか??
一応、正社員登用ありと記載ありました。
どんなこと聞くのがベストでしょか。また皆さんならもし採用となった場合、契約社員でも務めちゃいますか?
契約社員は3年以上働いたら正社員にする法律があったような?
それまでに契約解除になるかならないかですね。上司や、…続きを見る
TOTOのショールームアドバイザーが社員登用される確率は?
TOTOのショールームアドバイザーの社員登用はどの位の確率ですか。
営業事務に契約社員で働いていましたが、TOTOの場合は年数で自動的に社員登用されるわけではありません。
事務もショールームアドバイザーも、等級があり等級を上げるための試験のようなものが毎回あります。
それを確か3段階ほど上がると地域限定正社員へ登用となります。
大体5年程で地域社員登用まで進む方が多いようですが、5年で登用できなくとも契約社員としては更新が続くので、6年以降も随時チャレンジはできます。
なので確率で言うのは…続きを見る
社員登用される人の特徴
ここでは社員登用される人の特徴を確認していきます。どのような人が社員登用されるのかチェックしていきましょう。
経験や実績がある
今まで働いてきた会社での実績は、評価の基準となります。特に具体的な実績はわかりやすくアピールになるため、おすすめです。
どのような経験をしてきたのかを簡潔にまとめて、会社にどれだけ貢献できるかを伝えてください。
コミュニケーションが取れる
空気が読める、コミュニケーションが取れる人は会社にとって必要な人材です。質疑応答含め、しっかりと受け答えができる人は、採用する側にとって入社後にもスムーズにやりとりができるメリットがあります。
またしっかりコミュニケーションができる人は、会社でも職場の人とすぐに馴染めると判断できます。
マナーが守れている
面接時にマナーは見られがちです。しっかりとした姿勢で挑むようにしてください。
例えば、身だしなみは清潔感を意識して面接に向かいましょう。具体的にはシワのない服や、髪が長い場合には一つにまとめるなど、誰が見ても不快感のない身だしなみで面接へ挑んでください。
身だしなみもマナーの一つのため、事前に準備しておくのがおすすめです。
志望動機をしっかりと作れば社員登用も可能!実績や経験を混ぜ込もう
社員登用の志望動機は、自分の今までの経験を入れながら作成するのがおすすめです。
また自分が会社に入社することで、どのように貢献できるのか、どのような力になれるのかも考えてみてください。
あらゆる疑問を匿名で質問できます
約90%の質問に回答が寄せられています。