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ガクチカ 部活

部活動をガクチカのテーマとして書く場合の例文を紹介!書き方や注意点についても解説

部活の経験を就活でのガクチカとして使用しようと思っている学生は多いでしょう。本記事では、部活をガクチカとして用いる場合のポイントや注意点などを解説しています。また、部活を使ったガクチカの例文もご紹介しています。ぜひご覧ください。

そもそもガクチカとはなに?

ガクチカとは、「学生時代に頑張ったこと、力を入れたこと」の略称です。

ガクチカは、面接で必ずと言っていいほど質問されます。

では、なぜ面接でガクチカを聞くのでしょうか。

JobQにガクチカを質問する理由についてのQ&Aが寄せられていたのでご紹介します。

どうして面接では「学生時代に頑張ったこと」を聞かれるのでしょうか?

現在大学3年生で就職活動をしています。

どうして面接では「学生時代に頑張ったこと」を聞かれるのでしょうか?

これまでに頑張ったことを一つに絞ることも厳しいし、そもそも、頑張ったことを知ったところでなんなの?と思ってしまいます。

自分としては、その時その時の過去の場面で打ち込んできたことがあるので選べないし、全部かんばったと言えるので、適したエピソードの選びにも悩んでいます。

回答よろしくお願いします。

何かを頑張った経験のある人は、未経験の仕事という分野でも応用が効くんですよね。

引きこもりのネットゲーマーで社会人経験はないけれど世界ランク1位でした!という人なら、個人的には採用したいです。

学生の場合はおおよそ人生の大半が「学生時代」なので、....続きを見る

Q&Aからもわかるように、採用担当者はガクチカを聞くことで、その学生がどのような人物なのか、どんな学生生活を送っていたのかなどを把握します。

また、実際の選考では、ガクチカは以下のように質問されます。

  • 学生時代に最も力を入れたことは何ですか?
  • 学生時代に最も打ち込んだことは何ですか?
  • 学生時代に最も熱中したことは何ですか?
  • 学生時代に最も時間を使ったことは何ですか?
  • 学生時代に挑戦したことは何ですか?

ガクチカについて理解したところで、続いては部活を用いたガクチカの構成、ポイント、注意点を解説します。

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部活をガクチカとして書く際の構成

ここでは、部活をガクチカとして書く際の構成について解説します。

採用担当者にガクチカを効果的に伝えるにいは、話す順番が非常に重要となります。

ガクチカを話す順番の構成は、「結論→理由→エピソード(問題・行動・結果)→結論」のようにしましょう。
 

結論

まず初めに、「私が学生時代に力を入れたことは〇〇の部活動です。」といいましょう。

最初に何を頑張ったのかを伝えることで、採用担当者はその後のイメージがしやすくなります。

何に力を入れたのかを最初に言わないままエピソードを話すと、採用担当者に何の話をしているのか疑問を持たれてしまいます。

そのため、まずは、何に力を入れたのかという結論から話すようにしましょう。
 

理由

結論のあとに、「なぜならば、〇〇だからです。」という理由を話しましょう。

学生時代は、自分の自由時間がたくさんあります。

多大な自由時間の中で、なぜ部活に一番力を入れたのかという理由を採用担当者は知りたがっています。

理由は結論のすぐ後に話すと、採用担当者はどのような話が展開されるのかがイメージしやすくなります。
 

エピソード

理由のあとに、「私は〇〇で〇〇をしていました」というエピソードを話しましょう。

エピソードを話す際は、以下の構成がおすすめです。

1.問題 〇〇の際に、〇〇という問題(困難)に直面しました。
2.行動 私は〇〇と考え、〇〇を行いました。
3.結果 その結果、〇〇となり、〇〇に大きく貢献できました。

直面した問題に対して、どのように考え、どんな行動をしたのか、そして結果はどうなったのかを伝えることで、具体性や説得力が出てきます。

採用担当者は、結果よりもどのような体験を通してどんな結果を出したのか、という過程に注視していることを理解しておきましょう。
 

結論

エピソードのあとに、「その経験を活かして御社では〇〇に貢献していきたいと考えております。」という結論を話しましょう。

また、面接で話す際はその企業のことを御社、ESで書く際は貴社と書くことに注意しましょう。

ガクチカは、エピソードを話して終わりではなく、そのエピソードから学んだことを活かして、どのように貢献していくかを伝えることで、採用担当者に効果的なアピールをすることができます。

関連記事
▶︎ガクチカの例文5選|書き方や作り方の構成をわかりやすく解説!

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部活をガクチカの題材とする場合の例文3選

ここでは、部活をガクチカの題材とする場合の例文を3選ご紹介します。
 

①主将のガクチカ例文

まずは、主将の役割におけるガクチカの例文をご紹介します。

例文

私が大学時代に最も力を入れたことは、バスケットボール部での主将経験です。

リーダー経験のない私には主将なんて務まらないと思っていたのですが、チーム内の要望もあり、思い切って引き受け、今となってはかけがえのない素敵な経験ができたと思っています。

私が所属しているバスケットボール部は、正直大きな戦績を上げておらず、創部以来ずっと初戦敗退の戦績でした。

そこで、私は主将就任に伴い、まずは1勝することを目標にしました。

当初は基礎的な能力の向上を目指し、フィジカルトレーニングや走り込み、シュート練習の質を向上させるところから始めました。

しかし、思ったような結果には繋がりませんでした。

原因を色々と模索した中で見えてきたのが「チーム内の士気を高める」ということの大切さです。

当初の部活内では全力を出すことが恥ずかしいという雰囲気があり、「勝ちたい」という気持ちが見えない状況でした。

そこで、不注意でのミスや諦める姿があれば注意するようにしました。

その結果、全力を出すことが当たり前のチームになり、創部以来の最高成績である地方予選3回戦出場という結果を残しました。

チーム内の士気が高まったことにより、練習の質が上がり、個々のレベルも向上しました。

私はこの経験から、チーム内の士気の大切さを学びました。

企業ではチームプレーが重要となる場面も多いと思いますが、私はこの経験を活かし、他の社員とのコミュニケーションや情報共有を積極的に行い、チームの士気の向上に貢献したいと考えております。

上記の例文ように、部活の主将経験を用いるガクチカでは、チームをまとめる力やメンバーの士気を高める力などをアピールすることができます。
 

②マネージャーのガクチカ例文

次に、マネージャーの役割におけるガクチカの例文をご紹介します。

例文

私は女子野球部のマネージャーをしていました。

友人からの紹介で流されるように始めたことですが、今では素敵な経験ができたと思っています。

マネージャーを始める前は、サポートする仕事に興味を持てませんでした。

しかし、チームの選手から直接感謝の言葉をもらううちに、サポートする楽しさに気付かされました。

県大会優勝を成し遂げた際には、選手と一緒に喜びを分かち合いました。

この経験から、サポートする楽しさを学びたからこそ、コンサルティングという仕事を目指しています。

クライアントの要望に最大限応え、利益につながるようなサポートができればと考えています。

上記の例文のように、部活のマネージャー経験を用いるガクチカでは、サポート力をアピールすることができます。

どのような問題に対して、どのようなサポートをしたのかを具体的にしておきましょう。
 

③役職なしのガクチカ例文

最後に、役職なしの場合のガクチカの例文をご紹介します。

例文

私が学生時代に最も力を入れたことは、バレー部での活動です。

小学校から高校までバレー部に所属していたため、大学でもバレー部に所属しましたが、レギュラーとして大会に出ることはできませんでした。

推薦メンバーとの実力の差を見せつけられ、退部したいと思ったこともあります。

しかし、バレーが好きで続けたいという思いから、何かチームのためになれないかと考え、練習しやすい環境づくりに注力するようにしました。

具体的には、練習中での声出しや用具の片付けなどを積極的に行いました。

練習しやすい環境づくりに注力しているうちに、チームをサポートすることも楽しさにも気が付きました。

そして、サポートを続けた結果、チームは全国大会出場の切符を手にすることができました。

この経験から身につけたサポート力活かし、御社(貴社)でも活躍できたらと考えています。

上記の例文のように、部活の役職なしの場合のガクチカでは、チームの脇役としてどのように貢献したのかをアピールしていきましょう。

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部活をガクチカとして書く際の3つのポイント

ポイント
  • ・自己分析を十分に行う
  • ・学んだことが伝わるように書く
  • ・企業が求めている人物像を理解する

部活をガクチカとして書く際のポイントは上記の3つです。

ポイントを意識することで、完成度の高いガクチカを作ることができるでしょう。

以下でガクチカを書く際のポイントをそれぞれ詳しく解説します。
 

自己分析を十分に行う

部活をガクチカとして書く際の1つ目のポイントは、「自己分析を十分に行う」ことです。

ガクチカでは、過去の経験を伝えるだけではなく、自分はどのような性格の人間なのか、どんな考え方を持っているのかなどを伝えることが大切です。

そのため、自己分析を通して、自分の性格や考え方を理解しておく必要があります。

また、自分のどのような特徴が応募先の企業とマッチしているのかを考えるためにも自己分析は必須となるでしょう。

以下の関連記事で自己分析の効率的なやり方を解説しています。ぜひご覧ください。

関連記事
▶︎自己分析とは?就活で重要な理由や効率的な方法をわかりやすく解説

学んだことが伝わるように書く

部活をガクチカとして書く際の2つ目のポイントは、「学んだことが伝わるように書く」ことです。

部活での問題や困難を乗り換えた経験や大きな成果を出した経験を伝えるだけではなく、その経験を通してどのようなことを学んだかという点に企業側は興味を持っています。

そして、その学んだことが企業に貢献できるものや企業が求めているものであれば、さらにgoodです。

もちろん、周りと大きく差別化できるように成績や成果の場合、大きなアピールポイントになります。

しかし、ただの自慢話になってしまうと、逆に悪い印象を与えてしまうので注意しましょう。
 

企業が求めている人物像を理解する

部活をガクチカとして書く際の3つ目のポイントは、「企業が求めている人物像を理解する」ことです。

企業は適性検査や面接、ESなどを通して、自社の特徴とマッチしそうな人材を探しています。

そのため、自分が志望する企業がどのような人物像を求めているのかを理解したうえで、自分をアピールすることが大切です。

企業が求めている人物像に関しては、ホームページや求人サイトから確認してみましょう。

以下の関連記事で、企業研究や業界研究について詳しく解説しています。ぜひご覧ください。

関連記事
▶︎企業研究の正しいやり方とは?具体的な方法やポイントをわかりやすく解説
▶︎業界研究とは|目的や効果的なやり方、押さえておきたいポイントを研究例65選と共に解説

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部活をガクチカとして書く際の3つの注意点

ポイント
  • ・正確な情報を記載する
  • ・分かりやすい文章で書く
  • ・過剰にエピソードを盛り込まない

部活をガクチカとして書く際の注意点は、上記の3つです。

企業の採用担当者は、何百人という学生を見てきているため、嘘や違和感を見抜くプロです。

嘘がバレたり、違和感を感じ取られてしまうと、選考に受かる可能性は確実に下がります。

そのため、以下の3つの注意点を意識しておきましょう。
 

正確な情報を記載する

部活をガクチカとして書く際の注意点の1つ目は、「正確な情報を記載する」ことです。

就活では、内定を取るために少しでも自分をよく見せたいと思うのは当たり前です。

しかし、嘘をつくことは大きなリスクでもあるため避けるべきです。

嘘がバレてしまうと、選考で受かる可能性はゼロに近いでしょう。

また、内定後に嘘がバレると、内定取り消しになることもあります。

さらに、二度と応募できなくなる可能性もあるため注意しましょう。
 

分かりやすい文章で書く

部活をガクチカとして書く際の注意点の2つ目は、「分かりやすい文章で書く」ことです。

専門用語や難しい言葉を使ったガクチカでは、内容を理解するのも苦労します。

採用担当者にガクチカの内容を十分にを伝えるには、理解しやすい表現や読みやすい文章を意識することが大切です。
 

過剰にエピソードを盛り込まない

部活をガクチカとして書く際の注意点の3つ目は、「過剰にエピソードを盛り込まない」ことです。

複数のエピソードを盛り込んでしまうと、結局何を伝えたいのかが分からなくなってしまいます。

また、ガクチカは文字数が決められていることがほとんどなので、複数のエピソードを用いると内容が薄いものになってしまいます。

そのため、伝えたいことを軸に、1つのエピソードでガクチカを仕上げるようにしましょう。

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部活動での活躍をガクチカへ記載しよう

本記事では、部活をガクチカとして扱う際のポイントや注意点、例文などを解説しました。

ガクチカは、就活で必ずと言っていいほど質問される項目の1つです。

部活の経験をガクチカにする際は、本記事を通して、より良いガクチカを仕上げて見ましょう。

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