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Z世代は仕事ができない?価値観や育て方のコツを紹介

部下や後輩にZ世代が入ってきている人も多いのではないでしょうか。しかしせっかく入社してきたZ世代がすぐに辞めてしまったり、仕事ができなかったり、困っている人もいるでしょう。この記事では、Z世代の仕事への価値観や、Z世代の育て方を紹介します。Z世代への関わり方に迷っている方や、Z世代が辞めがちで悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

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そもそもZ世代とは

まずは、Z世代がどのような世代なのかを確認していきましょう。なんとなく文字を聞いたことがあっても、実際のところ詳しくわかっていない人も多いのではないでしょうか。

Z世代が一体どのような世代なのかを深掘りしていきます。

Z世代にはっきりとした定義はない

Z(ゼット)世代は、一般的に1990年代後半から2012年頃に生まれた世代を指します。しかし、Z世代にはっきりとした定義はありません。

また具体的に2023年現在から見ると、15歳〜28歳あたりがZ世代と呼ばれています。

Z世代はデジタルネイティブ・SNSネイティブであり、インターネットの存在が当たり前の世代です。他にも、SDGsなどの社会問題への関心も高いのが、Z世代の特徴でしょう。

なぜZ世代と呼ばれるのか

「Z」の由来は諸説ありますが、アルファベット順でZ世代と呼ばれていると考えられます。

Z世代の前の世代が、「X世代」「Y世代」のため順番通りで行くと「Z世代」になるでしょう。なおZ世代よりあとの世代は、「α世代」と呼ばれています。

Z世代の特徴

Z世代は、多様性や自分らしさを大事にしているのが特徴の一つです。

Z世代は常にインターネットと近い関係にあることから、人それぞれの考え方や、自分と異なる価値観を持つ人と多く関わってきています。そのため、その人自身の考え方を尊重しており、否定をすることは少ないでしょう。

また、オープンコミュニケーションを好み、SDGsや社会問題への関心が高いのも特徴です。他にも、他人と争うことも苦手としている人が多く、競争よりも共に力を合わせる連帯感を大事にしています。

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Z世代は仕事ができない?扱いにくいと思う瞬間

Z世代が扱いにくい、と感じる経験をした方も多いのではないでしょうか。ここでは、Z世代の特徴と合わせて紹介します。

言われたことしかやってくれない

Z世代は指示した仕事しかやらず、自分の考えを伝えてくれない場合があります。仕事をこなしてくれるのはありがたいですが上司としては、意欲を感じないと思ってしまう瞬間もあるでしょう。。

また向上心がないように見えてしまうことから、どのようにアドバイスをしたら良いか迷ってしまい、扱いにくいと思ってしまうかもしれません。

すぐにハラスメント扱いされる

Z世代より前の世代では、お互い問題視されていなかったことでもZ世代にとってはハラスメントと感じてしまう可能性があります。

少しやり方を注意しただけでもパワハラと言われ、扱い方に困ってしまう経験もあるのではないでしょうか。Z世代は個人の価値観を重要とする世代であることを忘れないようにしましょう。

またJob総研によると、部下をもつ171人中6割以上が叱った経験がないと回答しています。理由として「時代や価値観が違う」、「ハラスメントを気にしてしまう」などが挙げられていました。

そのため注意する際はまず、相手の意見や考えを聞いてから寄り添ったアドバイスをする必要があるかもしれません。

参照:Job総研 「2023年 上司と部下の意識調査」を実施

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やる気がない訳ではない!Z世代の価値観とは

Z世代は本当に仕事ができないのでしょうか。もしかしたら仕事ができないのではなく、自分との価値観の違いが原因で仕事の振り方などに問題があるのかもしれません。

ここでは、Z世代の仕事への価値観を紹介します。

仕事もプライベートも大事にしたい

Z世代は、ワークライフバランスを重要視する人が多くいます。仕事もプライベートも両方充実した生活を、Z世代は求めているのです。

そのためプライベートを楽しみたいのに、仕事に邪魔をされてしまうと仕事に対してのモチベーションが下がってしまうでしょう。また仕事とプライベートをしっかりと分けて働きたいと考えているため、メリハリのある働き方が好まれると言えます。

JobQにこのようなQ&Aがありました。

新入社員との距離を縮める方法は何がありますか?

私の職場に数年ぶりに新卒の社員が配属になりました。

私の部署は1番年下が26歳で大体が30代以上なので好みがわかりません。

何をすればいいのでしょうか。

私はちょうど2年前に新入社員でした。

最初はあまりプライベートな部分に干渉しすぎず、仕事に関することはしっかりサポートして差し上げるのが良いかと思います。

その新入社員の方が質問者様を含め周囲の方々とどういう関係を望むのか、それを汲み取らず距離を詰めようとすると、後々あまり望ましい関係にはならないかと思います。

見極めるのは難しいですが、仕事の話の中に少しプライベートな話題を盛り込んでみて、あまり話したがらない様子や、すぐに会話を終わらせようという様子が伺えたらその場合は切り上げましょう。

もちろん会社においても上司や先輩社員の方々とフランクな関係を求める方もいるので、…続きを読む

回答にもあるように、プライベートと仕事は分けてあまり干渉しすぎない方が良いかもしれません。

コミュニケーションを取る方法はいくらでもあります。プライベートに干渉しすぎない方法で、Z世代とコミュニケーションをとってみましょう。

効率よく働きたい

Z世代は、コストパフォーマンス、タイムパフォーマンスを意識しています。また常にインターネットや、デジタル機器と近い環境で過ごしてきたため、効率よく進める方法があればすぐに実践するのも特徴です。

そのため無駄な時間が発生することを苦手としているでしょう。

社内の雰囲気を重要視している

Z世代は、他人と争うことを得意としていません。連帯感を大事にしており、平等に全員と協力して何かを成し遂げたいと考えているでしょう。

そのため共に働く仲間との関係や、意見を言いやすい雰囲気を大事にしています。

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▶︎Z世代の特徴や仕事の価値観は?働きやすい環境についても解説

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Z世代が退職せず活躍・育つ方法

ではZ世代が育つには、どのような環境を用意すべきでしょうか。ここでは、Z世代が活躍して育つコツを見ていきましょう。

働き方を選べるようにする

Z世代は多様性を重視しているため、働き方もさまざまな選択があると良いでしょう。一つの会社だけで働くのではなく、異なる複数の会社で働き、スキルアップを目指す人もいます。

そのため、副業や、リモートワーク・フレックスなどがあると、Z世代にとっては働きやすいと言えるのではないでしょうか。また仕事とプライベートを両立させたいと思っている世代のため、多様な働き方の選択を求めています。

無駄な時間を作らない

Z世代は、効率を重視します。情報収集に長けており、無駄な時間を消費することは好まないでしょう。

例えば、同じ内容の繰り返しになる無駄な会議や、自宅でできる仕事なのに出社を強要されることによる通勤時間の発生など、本当は仕事に充てられる時間なのに無駄になってしまうと、Z世代はモチベーションが下がってしまうかもしれません。

Z世代はデジタルに強いことから、自分なりの効率の良い方法を知っている場合があります。もしZ世代から仕事の進め方の提案が合ったときは、最初から否定せず、まず話を聞いてみましょう。

多様性の価値観を尊重するZ世代にとって、意見を聞いてもらうことは重要です。さらにJobQにこのようなQ&Aが投稿されていました。

最近の若者はなぜ仕事のやる気がないのですか?

私の職場は会社の重要な役割をになっている部署です。

今の職場がうまく機能しないと会社の業務全体の業務にかかる職場で、それを新入社員もわかっているのですが真剣に取り組んでくれません。

いつも時間ばかりを気にしていたり、丁寧に業務をやってくれません。

最初だから仕方ないのかなと思っているのですが、仕事中だけでもちゃんとやってもらいたいと思っています。

どのようにすればわかってもらえますか?時間が解決してくれるものでしょうか。

まず新人は本当に真剣に取り組んでいないのですか?

貴殿の価値観だけで見ていないでしょうか。本人は本人なりに頑張っているのに、評価されずむしろ不真面目だと思われていればモチベーションも落ちるでしょう。

一度困っていることはないか、1ヶ月ほど働いてどう感じているか話されてはいかがでしょうか。

また、「最近の若者は」とひとくくりにするのもやめられた方がいいと思います。

若者たちは個性を発揮するよう教育を受けてきています。だからこそ、彼らは若者とひとくくりにされることを極度に嫌う傾向にあると思います。

そしてその教育を施したのは紛れもなく、上の世代なのです。

新入社員と向き合って、…続きを読む

回答にもあるように、まずは価値観を理解することが重要と言えます。多様性な考えを持っているZ世代であることを忘れないようにしましょう。

オープンコミュニケーションを行う

Z世代はインターネットと身近な存在にあるため、SNSの利用が得意です。そのため会社でもオープンコミュニケーションを使うと、Z世代は働きやすい可能性があります。

いつでも質問ができる環境や、自分の考えを発信できる場所などを提供すると良いでしょう。

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Z世代の強み

ここまで、Z世代を育てる方法やZ世代の価値観について確認してきました。

よりZ世代とコミュニケーションが取りやすくなるよう、最後にZ世代の大きな強みを確認していきます。

SNSを使った情報収集・発信

デジタルネイティブであるZ世代は、インターネットを利用しSNSから情報を収集するのが得意です。また情報を集めるだけでなく、どのような発信をしたら多くの人に共感してもらえるか、自分の考えをしっかりと伝えられるかを理解しています。

特に情報発信に関しては、日頃から行なっているパターンが多いため、スムーズに仕事をこなせる可能性があります。

自分らしさを持っている

Z世代はそれぞれの意見を否定することを苦手とし、多様性を重視しています。そのため自分らしさを持っており、他者の意見を受け入れることができます。

多くの意見を受け入れた上で、より良い意見を抜粋しまとめることができるのもZ世代の強みと言えるでしょう。

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Z世代は多様性を重視!価値観を理解して仕事を振ろう!

Z世代は、多様性を重視しており、仕事に対してもそれぞれの価値観で働きたいと考えていることが多いです。

Z世代の特徴や強みを理解することで、Z世代に合った仕事の振り方や接し方ができるのではないでしょうか。

Z世代だからといって、諦めるのではなくまずはZ世代を知ることから始めてみてください。

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