
【良い人間関係を築きたいと思ってる人へ】研修先へのお礼状の書き方
研修後にお礼状を送ると良い人間関係を築くことができるのでオススメです。実習後のお礼状の書き方やお礼状をハガキで送るのはアリなのか、インターンシップのお礼状は出すべきなのか、ビジネスシーンでのお礼状の意味について徹底的に解説していきます。
研修後のお礼状は良い人間関係を築ける
社内外問わず研修に参加して学びを得たなら、教えてくれた講師に対してできるだけお礼状を出すようにしましょう。
良い人間関係を築くためのお礼状の出し方について解説します。
研修のお礼状は下の立場から書く
研修のお礼状を書くときは、大切な知識を教えてもらったという感謝を込めて、こちらの立場を下にして書きましょう。
つまり、目上の人に宛てて書く文章にします。
社内の研修では自分より立場が上の人が研修をすることが多いですし、社外の講師に研修してもらった場合もこちらを下の立場として書きましょう。
正しい敬語の使い方の詳細は下記リンクからご覧ください。
数日以内に迅速に出すのがマナー
研修のお礼状は研修が終わって数日以内に出すのがマナーです。
お礼状を出すのは早ければ早いほど良いため、研修が終わった当日に書くか、翌日には書くようにしましょう。
研修を受けることが決まったら、事前にお礼状のための便箋や封筒を用意しておくとよいでしょう。
研修後のお礼状の例文
先日は●●研修におきまして、ご多忙の中ご指導をいただき誠にありがとうございました。
今回の研修でご指導いただいた貴重な知識をもとに、これまで以上に責任と自覚を持ちつつ日々精進してまいりたいと思います。
今後とも、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
末筆ではございますが、●●様のより一層のご活躍を心よりお祈り申し上げます。
略儀ながら、まずは書中をもちまして御礼申し上げます。
インターンのお礼状を本社と支社どちらに送ればいいでしょうか?
インターンのお礼状について。先日インターンに行かせていただきました。
本社の人事課の方に連れて行って頂いたのですが、実際にインターンでは新宿支店に配属されお世話になりました。
この場合、本社に手紙を送るべきか、それとも新宿支店に送るべきか、それとも両方に送るかどちらなのでしょうか?
お礼状は本社の人事部の方に送り、お礼状の中で・・・続きを見る
実習後のお礼状の書き方
実習の後に指導を受けたことに対して感謝する気持ちを込めたお礼状の書き方を解説します。
お礼状の基本を押さえよう
お礼状の基本として、書き始めは頭語、文末は結語を使います。
お礼状に適しているのは、「拝啓」と「敬具」です。
お礼状の本文には、実習で教わったことに対して感謝の気持ちを伝えつつ、学んだことを今後どのように活かしていくか今後の抱負を盛り込みます。
実習のお礼状の書き方の例文
拝啓
先日は営業研修におきまして、お忙しい中にもかかわらず丁寧な御指導を賜り、誠にありがとうございました。
この度の研修により顧客満足について知識が一層深まり、実践的な学びを得ることができました。
このような貴重な経験をさせていただきましたことに心より感謝申し上げます。
これからは、この度の研修で学んだことを最大限に活かし、より一層精進して参る所存でございます。
今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
末筆ながら、貴社の益々のご発展を、心よりお祈り申し上げます。
敬具
封筒の書き方例
お礼状を送るときの封筒は、白色の無地の封筒を使いましょう。
一般的な茶封筒は事務で使う封筒のため、お礼状には適しません。
できればコンビニではなく専門店で質の良い封筒や便箋を購入するようにしましょう。
コンビニで購入したものは同じ封筒を受け取る人がコンビニで見かけたりすると印象があまりよくありません。
封筒の宛名は黒のボールペンか万年筆で手書きで書きます。
宛名は実習で教えてくれた講師宛にして、部署名や住所は省略せずしっかり記入するようにしてください。
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研修後のお礼状をハガキで送るのはアリ?
お礼状は便箋に書いて封筒で送るのが一般的ですが、ハガキで送るのは問題ないかどうか解説します。
絶対NGではないが基本は便箋で
ビジネスにおいてお礼状を出すときは、便箋に手書きで書いて、封筒に入れて送るのが一般的なマナーです。
お礼状をハガキやメールで送るのは絶対にNGという訳ではありませんが、可能な限り便箋で送りましょう。
ハガキやメールでのお礼状は略式の手段で、便箋で送るのが正式なやり方となります。
ただし、出張などで便箋で出せないようなときは、取り急ぎハガキやメールで送るというのは問題ありません。
ハガキで書く際のお礼状の例文
ハガキでお礼状を出すときは、便箋と比べて裏面のスペースに限りがあります。
必要なことを簡潔にまとめて分かりやすく書くようにしましょう。
例文としては以下のようになります。
拝啓
この度はお忙しい中ご訪問いただき誠にありがとうございました。
貴社の従業員の皆さまには熱心な対応をしていただき感謝しております。
今後とも変わらぬご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
まずは略儀ながら、書中にてお礼申し上げます。
敬具
インターンシップのお礼状は出した方がいい?
インターンシップに参加したときの、インターンを受け入れてくれた企業の担当者へのお礼状について解説します。
お礼状を出すメリット
インターンシップでお礼状を出すメリットは、インターン先の企業担当者によい印象を与えることができる点です。
インターン先の企業に就職するとは限りませんが、同じ業界に就職する可能性は十分ありますので、就職してからも繋がりがあるかもしれません。
それでは次に、JobQに寄せられたQAを見ていきましょう。
インターンのお礼状を本社と支社どちらに送ればいいでしょうか?
インターンのお礼状について。先日インターンに行かせていただきました。 本社の人事課の方に連れて行って頂いたのですが、実際にインターンでは新宿支店に配属されお世話になりました。 この場合、本社に手紙を送るべきか、それとも新宿支店に送るべきか、それとも両方に送るかどちらなのでしょうか?
お礼状は本社の人事部の方に送り、お礼状の中で新宿支店の方々にお世話になった旨を...続きを読む
就活生のときからビジネスパーソンのマナーを実践していれば、よい印象を持ってもらうことができて将来につながります。
また、就活生のときからお礼状を送る練習ができますので、社会人になってからも役立つはずです。
お礼状で書くべき「内容」
お礼状で書くべき内容は、感謝の気持ちと今後の抱負の2つです。
まずインターンシップに参加させてもらい貴重な体験ができたことに対する感謝の気持ちを伝えます。
どのようなことが心に残ったか具体的に書くと伝わりやすくなります。
そして、その体験を今後どのように活かしていくか、今後の抱負や決意などを書きましょう。
インターンシップのお礼状の書き方
インターンシップのお礼状を書くときは、まずインターンシップに参加している期間中に学んだことや気づいたこと、印象に残ったことを日記のようにメモしておきましょう。
インターンシップ期間が終わったら、特に心に残ったことを盛り込んだお礼状を作成して送りましょう。
インターンのお礼状も終わり次第すぐに発送することが大切です。
インターンシップの終了間際からお礼状の準備をはじめて、最終日の翌日にはポストに出すようにしましょう。
インターンシップのお礼状の書き方の詳細は下記リンクをご覧ください。
ビジネスシーンでのお礼状
ビジネスシーン全般でのお礼状について解説します。
自分という人間を印象づけたい
研修やインターンなどだけでなく、ビジネスシーンで何かをしてもらったときはお礼状を書いて感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。
心を込めたお礼状を出すことによって自分という人間を印象づけることにもつながります。
仕事のお礼やお詫びに最適
ビジネスシーンでのお礼状は、商品を納品してもらったりサービスを受けたり、メンテナンスで訪問してもらったりなど、色々なシーンで出すことができます。
仕事でお世話になったときのお礼の気持ちを伝えたり、失敗があったときのお詫びに最適です。
ビジネスシーンでのお礼状の例文
この度は当社に対して過分なお心遣いをいただき、心より御礼申し上げます。
お送りいただいた品物につきましては、早速有り難く拝受いたしました。
今後も変わらぬご指導ご鞭撻のほど、宜しくお願い申し上げます。
略儀ではございますが、取り急ぎ書中にてお礼申し上げます。
研修のお礼状まとめ
今回は研修のお礼状について紹介しました。
研修に参加したときは、講師に対してできるだけ早くお礼状を出しましょう。
その際は定型文を並べただけの文章にならないよう気をつけましょう。
研修の内容や自分が感じたことを具体的に盛り込むことで伝わりやすいお礼状となります。
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