
【インターンシップのレポート】上手に書くためにコツを徹底解説
インターンに参加した後は、企業や学校からレポートの提出を求められることがあります。今やインターンは就職の前哨戦とも言われているので、最後まで気を抜かずにレポートを作成したいところでしょう。そこで、インターン参加後のレポートの書き方のコツを紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
インターンのレポートの書き方のコツをご紹介
抽象的な内容にならないよう注意する
まず、学生の多くが失敗する傾向が強いのが、『楽しかった』『勉強になった』などのざっくりとした内容になってしまうことです。
これでは内容が抽象的すぎて、実際に参加した人でなくても書けてしまうでしょう。
もっと実体験に基づいた生の声が伝わるように、具体的な内容にするように心がけることが大切です。
なぜその企業のインターンシップ参加を選んだのかを書く
レポートの提出先が企業であっても学校であっても、そのインターンを選んだ理由については必ず書くようにしましょう。
これを書く事で、その先の部分が活きてくるのです。
経験できたこと・何を感じて身につけたかを書く
就活のためにインターンに参加する人も増えていますが、インターンの真の目的は、学校ではできない体験をして、そこから学び成長することです。
そのため、インターンでの経験やそれを通して得たことを書かなければ、インターンに参加した意味がありません。
公務員のインターンのレポートの書き方
インターンの受け入れ先は、一般企業だけでなく公務員にまで広がっています。
では公務員のインターンに参加した場合、レポートの書き方は一般企業と違ってくるのでしょうか。
こまめにメモを取る
公務員という仕事は、どんな職種であっても共通して、誠実さと正確性が求められます。
そのため、インターンのレポートを書く際にはできるだけ、事実に忠実に書く事が大切です。
インターンの参加中は、こまめにメモを取っておくことを心掛けましょう。
提出先が誰なのかを意識しておく
インターンのレポートは、参加先に提出するのか、または学校に提出するのかで書く内容が変わってきます。
それは、提出先によってレポートの提出を求める意図が変わってくるからです。
参加先に提出するのであれば、参加したプログラムについての感想や、職場の印象を中心に、できるだけポジティブに書くと良いでしょう。
一方で学校に提出する際は、そのインターンのプログラムが有益だったかどうかを、素直な目線で書いて問題ありません。
公務員のインターンのレポートの例文
長年住んでいる○○市の役に立つ仕事をしたいと思っており、その仕事に触れることが出来るこのインターンに参加しました。
私は、2日間シニア向けのキャリア相談を体験し、市役所職員の仕事が幅広いことに驚きました。
この経験を通して、自分の目指す職員の具体像が描けるようになり、これから採用試験に向けて頑張りたいと思います。
お忙しい中、貴重な機会を作っていただき、本当にありがとうございました。
インターンシップの感想文の書き方・大学生編
今度は、企業からインターンの感想文の提出を求められた場合について紹介したいと思います。
大学生の場合、この感想文は就活にも影響がある場合があるので、注意が必要です。
人事担当者の心を掴む感想文を作るコツ
レポートや感想文を書く際には、読み手である人事担当者がどう受け取るかを、考えて書かなければなりません。
人事担当者に限らず、誰しも指摘を受けるより褒められる方が嬉しいものです。
そこでネガティブなことには触れず、ポジティブにインターンに参加して良かった点を集中的にレポートや感想文に書くようにしましょう。
アンケートや感想文でさらにアピールする
レポートだけでなくアンケートや感想文も、就活外で自分をアピールする、貴重なチャンスでもあります。
そこで、その企業への志望度の高さや、インターンで得た経験を仕事にどう活かせるかを書いて、自分をさらにアピールするようにしましょう。
インターンシップの感想例文
自分の選考である○○の研究を活かせる○○業界について、詳しく業界像を知りたいと思いこのインターンに参加しました。
そして貴社のインターンでは、社長から○○業界の海外進出の展望についてのとても貴重な話を聞けたのが、一番の収穫です。
そして業界の最先端で常にチャレンジしていく貴社の姿勢に強く共感し、ぜひ自分も一員として一緒に頑張りたいという思いが、さらに強くなりました。
インターンシップの感想文の書き方・高校生編
職業観の早期育成を目的として、高校でインターンシップを奨励するケースも増えています。
高校生の場合は、インターンがすぐに就職につながることも少ないです。
そこで、高校生の場合のインターンの感想文の書き方についてまとめました。
序論・本論・結論という順番で構成を意識しよう
高校生の場合は、大学生のレポートとは違い、内容よりも基本的な構成を注意することが大切です。
序論としてインターンの参加の動機、本論でインターンの内容、そしてインターンで学んだ事を結論として書くと良いでしょう。
具体的な経験やエピソードを整理して記述しよう
レポートや感想文には、できるだけいろいろな経験やエピソードをたくさん盛り込みたくなるものです。
しかし、エピソードが満載のレポートは結論がぼやけてしまうので注意しなければなりません。
まずは、経験やエピソードを整理して、特に心に残ったものを絞り込んで具体的に書くようにしましょう。
他の学生との交流についても記述しよう
インターンの感想文は、インターンのプログラムの内容だけになりがちですが、他の学生との交流もインターンの醍醐味です。
そこで、他の学生と協力したことや、刺激になったことについて、感想文に盛り込みましょう。
インターンシップの報告書に企業側は何を見ているか?
大学ではレポートと言えば、テーマに沿って調べたことをまとめる課題だというイメージが強いと思います。
しかしレポートとは本来、報告書のことで、社会に出たらどんな職場でも作成する機会のあるものです。
そこで、インターンのレポートを書く際は、社会人としての報告書のルールにのっとって書く必要があります。
報告書の意味は?
企業がインターンの報告書を求める意味は、社内的にインターンの評価をする際に役立てるためです。
ビジネスでは何かのプロジェクトを実行したら、必ずそれが成功なのか、失敗なのかを評価し、改善するのが基本サイクルになります。
そこでインターン参加者からの報告書を読んで、計画通りに実行できたのか、そしてどこが良くて、どの点は改善すべきかを見極めるのです。
インターンシップの報告書を書く時のポイント
報告書とは本来、与えられた任務について、状況や結果を第三者に告げるための書類を指します。
つまり報告書は、読む人がいることが前提なので、読み手が、その時の状況を想像できるように、具体的に書く事が大切です。
自分がどう感じたかの主観は大切ですが、主観に偏り過ぎないように注意するようにしましょう。
インターン参加中にどんなことを意識しておくべきか
インターンの参加中は、レポートや報告書を書く時になって困らないようwに気をつけなければなりません。
後でインターンの内容が思い出せるように、まずは常にメモをするように心がけましょう。
そして、自分がどんな目的で参加したかを、参加中は常に意識しておくことが大切です。
まとめ
インターンの参加後に提出を求められることがある文書は、レポートや感想文、報告書などです。
それぞれ少しずつ意味合いが違うので、相手がどんな意図で提出を求めているのかを意識して書かなければなりません。
いずれの場合も、読み手を意識して、内容は分かりやすく具体的に書くことがポイントです。
後回しにすると、どんどん書くのが難しくなるので、参加中からメモをとり、終わったらすぐに着手するようにしましょう。
あらゆる疑問を匿名で質問できます
約90%の質問に回答が寄せられています。
あらゆる疑問を匿名で質問できます
約90%の質問に回答が寄せられています。