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Python とは

【Pythonの意味とは】演算子や使い慣れない構文の意味などをご紹介

皆さんは「Python」の意味についてご存知ですか?この記事では、検索される頻度が高いPythonのキーワードや関数、構文などの意味や使用例をまとめています。今回の記事においてはPython3の内容のみを扱っていますので、ご注意ください。ぜひ一度ご覧になっていただければと思います。

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検索頻度が高いPython(パイソン)の構文などを解説

本記事内で示している例文は、以下のオンライン実行環境において動作確認済みです。


オンライン実行環境「paiza.IO」
https://paiza.io

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予約語・キーワード関連

ここでは予約語やキーワードに関連する、検索頻度の多い用語を解説します。

def

defとは、関数定義の先頭に記述するキーワードで、英語で「定義」を意味する「Define」の略語です。
def の後に半角スペースを空けて、その後に定義したい関数名や引数などを定義します。


以下の例は、関数「function(引数なし)」を定義するコードです。


def function():
    print("関数functionが呼び出されました")

return

returnとは、関数から関数の呼び出し元に戻るためのキーワードで、語源は英語で「戻る」を意味する「Return」です。

returnの直後に変数や値を指定することで、その値を関数の返り値として呼び出し元に返すことができます。


以下は、returnを用いて呼び出し元に数値の0(ゼロ)を返すコードです。


def function():
    print("関数functionが呼び出されました")
    return 0

self

selfとは、クラス内における自クラスのインスタンスを指すキーワードで、英語で「自身」を意味する「Self」が語源となっています。

主な用途は、メソッド(インスタンスメソッド)の第1引数としての使用や、インスタンス変数に対して明示的にアクセスする場合などがあります。


以下は、クラス「Game」におけるselfの使用例です。


class Game:
    def __init__(self, ownerName):
        self.ownerName = ownerName
        self.playCount = 0

関数関連

ここでは関数に関連する、検索頻度の多い用語を解説します。

len

lenとは、文字列などオブジェクトの長さや、リストやコレクションの要素数を返す組み込み関数で、英語で「長さ」を意味する単語「Length」が語源です。


以下は、文字列nameの文字数と、リストの要素数を取得する例です。


name = "サンプルマン太郎"


strlen = len(name)
listlen = len([1, 2, 3, 4, 5, 6])


print("name の長さは " + str(strlen) + "、リストの要素数は " + str(listlen) + " です。")


# 出力結果:name の長さは 8、リストの要素数は 6 です。

range

rangeとは、指定した数のシーケンス(range型のオブジェクト)を生成する関数です(正確にはrangeクラスのコンストラクタです)。
以下の構文に従って引数を指定することで、さまざまなシーケンスを生成することができます。


range(start, stop[, step])


以下は、rangeを用いてシーケンスを生成する例です。


# 0~3のシーケンスを作成します
r1 = range(4)


# 2~4のシーケンスを作成します
r2 = range(2, 5)


# 1から2ずつ増加する、9以下までのシーケンスを作成します
r3 = range(1, 10, 2)


一般的にrangeは、list型オブジェクトを作成する際に利用されることや、for文に組み合わせて利用されることが多いです。

以下はrangeを利用して、0~3の値を持ったリストを作成する例です。


list(range(4))


以下は、rangeを利用してprintを5回実行するfor文の例です。


for i in range(5):
    print("ループ" + str(i + 1) + "回目")

end=

end=とは、print関数のオプション引数の1つで、出力する値の末尾に指定文字を付加して出力するためのものです。

以下は、文字列「今日は晴れ」の末尾に「かもしれない。」を付加して出力する例です。


print("今日は晴れ", end="かもしれない。")


# 出力結果:今日は晴れかもしれない。

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エラーメッセージ

ここではエラーメッセージに関連する、検索頻度の多い用語を解説します。

invalid syntax

「invalid syntax」とは、構文エラーを意味するエラーメッセージです。
例えば以下のように、そもそもの書き方が間違っている場合に出力されます。


def function()
    print("def文の末尾にコロンがないため、シンタックスエラーが発生します。")


# 実行結果:SyntaxError: invalid syntax

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その他構文

ここでは今まで挙げた分類には属さない、検索頻度の多い用語を解説します。

コロン( : )

コロン( : )とは、Pythonにおいてヘッダー行(if文やfor文、クラス、関数の定義などの複合文の先頭行)の末尾に必ず付けなければならないものです。

付け忘れてしまった場合、実行時に構文エラーが発生します。

ドット( . )

ドット( . )とは、Pythonにおいてオブジェクトのメソッドや変数(インスタンス変数、クラス変数)へのアクセス時や、別の名前空間の変数にアクセスする際に用いられる記号です。


例えば、オブジェクトg1のメソッドplayを呼び出す場合であれば、「g1.play()」のようにドットを用いて記述します。

u

uとは、ユニコード文字列を表現する際に使用するものですが、Python3では文字列のデフォルトがユニコードとなったため、必要なくなっています。

iterable

iterable(イテラブル)とは、Pythonの概念を表す用語です。


そもそもの英語の意味が「繰り返し可能な」であるように、Pythonにおける繰り返し可能な構造を指す言葉で、リストやタプルなどが「iterableなオブジェクト」と表現されます。

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▶︎【Pythonおすすめの学習法方】初心者にもおすすめの教材は?

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まとめ

Pythonは比較的新しい言語であるため、シンプルな構文が採用されていて初心者にも覚えやすいという特徴がありますが、それでも理解が難しい概念や決まりごとなどは存在しています。

今回取り上げた中では、特に「self」に関する概念は、オブジェクト指向の知識がないと分かりにくいのではないかと思います。


しかしそれらは一度理解してしまえば、プログラミング中に考えることや迷うことがなくなり、作業効率が上がります。

一気にすべてを理解することは難しいので、まずは1つずつ、確実に理解できるようにすると良いでしょう。

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