客室乗務員が多いため、女性の働き方に対してはほどほどに充実していると思われる。産休育休復帰後も取得前も、身体やワークライフバランスのことも踏まえ、就きたい部署を考慮してくれる。女性管理職については、整備では子持ちがなっている例を見たことがない。男性と対等に渡り合っていくとなると、自分の時間は投げうって子供などに自分以外にかけていては不可能と見てとれる。
公共交通事業という飛行機を用いた事業以外での強みがない。マイル事業やESG戦略等生み出そうとしているものの、航空業界というフィールドにいる以上かなり難しい状況。
体力的にも責務的にもきつい勤務体系にも関わらず、あの給料は見合わないのではないかと感じる。特にここ最近は業績が悪く、ボーナスはほぼない。 評価制度は基本的に上司に気に入られているかどうかに寄って左右するような、ぼんやりとした制度である。基本給の昇給はほとんどない。フライト手当やステイ手当等は比重が大きく、飛べば飛ぶだけ給料がもらえる。逆にコロナの様な飛行機が飛ばせない状況になれば、給料は雀の涙ほどしか貰えず生活に困窮する。
スケジュールか゛確定した後も、頻繁にスケジュールチェンジが発生し、一月のスケジュールが読みづらく、ストレスに感じる。土日休みの友人と会う事も厳しく、また仕事内容もハードで時差ぼけ等あるので、休みの日は身体を休める為に必死である。また友人の結婚式や、本人の結婚式ですら有給も取りづらい状況が続いており、プライベートの充実を図る事は簡単ではないと感じる。
変動給によるものが極めて大きい。パイロットはかなりの額を貰える反面、CAの変動給はかなり少ない。国際線の乗務があふとフライトタイムが伸びるので変動給は多めになる。またステイ先一泊に対しての手当もあるのでそれが収入源になるが、円安の影響を受けないためその手当の範囲内で食事やスーパーに買い出しなど行ったとしてもマイナスになってしまう。
働く環境に関しては、休憩場所が少なく居場所に困る。もう少し休憩スペースが欲しい。また建物としては清掃が行き届いていない場所が多くある。 習熟や成長のタイミングにばらつきがある。具体的な評価体制としては、毎年成長目標と振り返りを行うシートがありその内容にそって上司と面談を行う。また所属グループの上司やマネージャーと同乗フライトをして現場で評価される機会がある。
客室部門の女性管理職は多い。しかしながら監視されている環境にあるのでみんなミスを恐れ報告しずらい環境である。長期休暇はとりやすい傾向にある。