損害保険業界の中ではそれなりの地位を占めており、安定的な基盤を築いてはいるものの、今後、損害保険自体がどうなるかは正直疑問。実際売上の半分以上は自動車保険が占めてあり、今後自動運転により事故が激減すれば当然売り上げは下がることが見込まれる。また、自動車自体が都市部では衰退産業となっており、今後については、徐々に衰退していくと思われる。
強みは事業の多様性、新しいことに挑戦する積極性であり、時代の変化が激しい現在に適している。
代理店を全国に持つかつ、あらゆるチャネルと取引があるため、やり方次第ではさらなる拡販が見込める。しかし、損害保険全体の市場が伸びるわけではないので、他社から奪ってくる動きが加速していくだろう。また、トヨタとの取引強化が今後の課題である。
システムが使いにくいことが弱み。代理店からも苦言を呈されることも多い。
財務基盤は安泰。国内損害保険事業は緩やかに減少しており、海外や他業種に広げていっている。 強みは営業力、職員の人間力。弱みはシステム。
メガバンク同様に合併を繰り返した結果として、3ホールディングスに集約されている。 保護産業ではありつつも、マーケットシェア、トップライン偏重。当時は営業協力や政策株式なども重要視され、人間力勝負の割合が強かった。本業そのものよりも、いかに価格競争力があるかが求められ、泥臭い営業。 正直、各社に独自の強みは無く、将来性も不透明。ただ、多くは会社よりも業界そのものが抱えている課題だと思う。