jobq1596532
回答6件
このサイトで多くの回答をしていますが、今まで見た質問の中で一番、質問の品質が良いと思います。前提条件と質問事項が明確なので、回答し易いです。私は学術系は知らないので民間企業の方を回答させて頂きます。(情報の信頼性は友人知人関係、ネットの情報収集、有名雑誌の記事、有価証券報告書、転職活動で得た情報をベースにしています。) 日系企業は給料は業界でほぼ決まります。外資は職種と学位も関係してきます。 【新卒(学部)を基準】 32歳くらいで1,000万円以上がほぼ確定(もっと早く到達する場合もある) ・総合商社上位5社 ・外資戦略コンサルティング会社上位3社(順当に昇格できれば) ・外資Big4コンサルティング会社(順当に昇格できれば) 35~38歳くらいで順当に課長クラスに昇格すれば,1000万円以上 ・総合化学(化学は博士採用の初任給が28~30万円企業の会社も多いです。他の製造業より博士の獲得を経営的に重要視しています。) 40歳以上で順当に部長クラスに昇格すれば1,000万円以上 ・医療機器メーカー ・日用品・化粧品とかの製造業 ■職種の観点 ・IT系ヘルスケア研究職は、主たる事業がITでヘルスケア研究職がある企業が思いつかず・・・。 ・製薬系研究職は、他職種と給与テーブルは基本的には同じなので、大手だと年功序列で37~40歳課長クラスで1,000万円は到達すると思います。場合によっては独自の専門職の契約形態があるかもしれません。 ・職種がデータサイエンティストの場合でも、製造業は他職種と給与テーブルは同じです。博士だと年齢が上なので、その年齢での給与テーブルになりますが、学部卒の30歳の人と大して変わらないです。日系企業は職種で差を付けません。 ・VCは成功報酬に近いので、ボラティリティが大きいです。 大手外資はMBAや博士で専門性のある人材は、30代中盤でも1,000万円以上で採用されるケースも多いです。 ようやく、日系企業も横一律の給料体型だと、優秀人材が獲得できないという危機感を認識し始めたので、NTTなども給与体系を見直し始めているところです。(日経新聞とかで記事に) 私の意見としては、新卒博士でヘルスケア×データ分析職種×英語力×給与の総合満足度が高そうなのは総合化学、医療機器メーカー等かなと思います。 コンサルは分析もしますが、あくまで顧客に向いて「コンサル」することが仕事ですので、分析専門家の職種は一部の会社しか無さそうです。 非常に優秀な方だと思うので、能力を搾取して安く雇う企業には入らないように、正当な評価と処遇をしてくれる会社に就職できるといいですね。(やりがいもあって)
総合商社はいかがですが?スペック的にいいかと思います。 今まさしくヘルスケアに関する事業投資を活発化してきていて、ダイナミックな仕事もできますし、サラリーマンで最強の年収が得られますよ。 製薬メーカーは昨年から今年にかけて強烈な規制がかけられて、もはや儲かりづらく、リスクのある業界です。 医療機器にしても今後国内は厳しくなる一方です。
私は学部卒(情報専攻)で30代前半、転職3回で今4社目、ITコンサル、一部上場テレビ局IT企画職種、Big4ITアドバイザリー、一部上場製造業IT企画という流れです。今は年収1,000万円は無いですが、残業が月10時間以下のホワイト企業で、あと3,4年で1,000万円は到達できそうなので、ITコンサルで上を目指すより自分に合っているところに落ち着きました。 エクセルに整理するところが私と全く同じでビックリしました(笑) GAFA、IBMは情報サービスと他領域の掛け合わせなので、ヘルスケアが本流では無いので、ご認識の通りかと思います。 マッキンゼー、BCG等は、医師、弁護士等の採用も行っているので専門家の採用には積極的です。ただし、日系企業の経営企画職に転職する前提であれば、戦略コンサルから給料は大幅ダウンです(前述の通り、年功序列給料テーブルに差し込まれる)。外資コンサルの経歴・実績を評価してくれるのは、外資企業です。 NTT以外では、トヨタはアメリカや日本橋に別会社を設立し、MaaSなどの先端技術研究をする会社で、トヨタ本社とは異なる給与テーブルで世界から優秀人材を集めようとしています。この流れは他大手企業にも広がると私は予想します。 また、中途採用を行うのは企業都合で、自分の好きな時期に行きたい会社に応募できるわけではないため、キャリアプランのコントロールは難しいです(運要素が大きい)。 博士採用は、他の院卒以下の採用とは別で、人事部門に直接連絡してくれと企業採用HPに掲載しているところも多いため、興味がある企業には、アポを取っておくと良いと思います。所属大学に推薦枠があれば、教授へ相談するのも良いと思います。
外資製薬は良さそうですね。私と同学年の友人は海外MBA(有名な格付け評価機関の世界ランキングTOP10入り)を修了した後、外資製薬企業(売上高ランキング世界TOP10入り)の日本法人に30代前半でファイナンシャルマネジャーで採用されていましたので、スキルベースでの評価が貰えると思います。それでは、頑張ってください!
それぞれのポイントについてお返事いただきありがとうございます! 中途のキャリアコントロールの難しさはそこまで心配していませんでしたが、現在の活発な転職が続くわけではないので、気に留めておくべきですね。ご指摘ありがとうございました。外資志向が強いので、外コンから転職するとしても外資の製薬を目指しています。 おっしゃる通りアポを取ってみるのがよいかもしれないですね。それこそオープンにはしないで一本釣り的に博士卒を探しているケースもあると聞きますし、専門性がしっかりはまれば待遇とやりがいのバランスも良さそうです。色々とご意見いただきありがとうございました!
>バックグラウンド:生物学・神経科学 とのことですが、製薬系でデータサイエンティストというと ・RWDとかの疫学系 ・臨床開発における統計解析職 ・研究職に近いバイオインフォマティクス ・マーケティング あたりがあると思いますが、どちら方面をお考えでしょうか? それとも上記以外でも候補がある感じでしょうか? プログラミングスキルはSASですか? それともRやPythonでしょうか?